我が家に「掃き出し口」発見 ― 2005年10月18日 17:06
昨年の引越し以来どころか10数年サボっていた片づけをいっぺんにやってるような有様。山になった荷物をひっくり返して整頓をしながら突き進む。
今日も目的の品にたどり着けなかったのに「不思議な風景」を見つけて、妙に達成感を感じて続ける意欲を失ってしまっている。
その風景とは「掃き出し口」。
我が家は関東大震災でも焼けずに残ったとんでもなく古い家屋。そもそもは一般住居ではなかったのか収納スペースを後から作っている。
廊下が家の端まで続いているところを途中で棚とフタを作り足し押入れにしている。
今日も目的のものは発掘できなかった。あるのは壁だけ、と思ったらその壁がない。
家の外装は30年くらい前にむき出しを覆うようにトタンを貼り付けているのだけど、押入れの奥にトタンが見えている。トタンを貼る前はどうなっていたのか想像が付かない不思議な光景。廊下の端が四角く開いていて窓がはまっていた形跡がない。まるで通風孔のような。
親に尋ねるとそれは『掃き出し口』だと言う。ほうきで掃いたチリをそこから出すというのだ。え~!?
ダストシュートとでも言えばいいのか、それとも中世ヨーロッパのように窓からオマルの中身を投げ出す無責任さにも通じる。古い日本家屋にそんなものがあったなんて知らなかった。しかも自分の家なのに。
何よりも不思議なのはフタか窓があった形跡がないこと。冬の寒い間はどうしていたのでしょう。親に再び尋ねるが「そんなこと知らない。」との返事。
思い切りネズミが出入りしてる形跡があるので、早いうちに対処をしないと……。
掃き出し口を今でも使ってる家があったら、冬場の謎、教えてください。
最近のコメント