ロッテおもしろアニメブック/21エモン ― 2005年11月18日 00:01
でも本当に子供だった頃に夢中にあったものは格別な思いがあるのもまた真実。
80年の夏休みに公開された映画「21エモン 宇宙へいらっしゃい!」は、他の藤子アニメと違って突然スクリーンに新タイトルが現れた印象的な興行だった。
90年代のアニメ版は別として、当時は劇場だけの作品だったせいで、マーチャンダイズはかなり少なく、劇場販売オリジナル品を除くとこのロッテのガムしか思い浮かばない。
ドラ、怪物くん、21エモン、ハットリくんの4作品をラインナップにした藤子アニメの集合企画が楽しいこの商品。各タイトルに各3種のミニブックがあり、全12種類。それぞれにシールが1シート付属している。
ミニブックの楽しさいっぱいだが大人の目で見返すと苦笑してしまう内容もある。
円がいっぱい描かれたページについたキャプション「無重力で回って見える」なんてのは正に子供だまし(笑)。
映画『チャーリーとチョコレート工場』 ~違和感を考える ― 2005年11月18日 04:18
胸がすっぱくなりそうなほどの甘そうな美術に個性的なイマジネーション、相変わらず「かわいそう」を描かせると輝く作家だなぁ、と感じさせる展開とおなかがいっぱいになる映画でした。特にダニー・エルフマンの曲は聞かせどころたっぷりの展開で愉快痛快。気色悪さが気持ちいいと言えるような音楽。
映画の中でひっかかった点が主人公チャーリーが落ちていたお金を拾って、チョコレートに使ってしまう流れ。それで”しっぺ返し”があってもっとカワイそうな展開になるのかと思ったらスルー。
(「この盗人がぁ!このアタリのチケットはワシのもんじゃぁ!」なんて感じのかわいそうな見せ場を期待してました。)
それでいいのか?ティム・バートン!?と思ったのだけど、同行したティムバートンファンに言わせれば「だってティムはそれを悪いと思ってないもん。」
という返答。
『シザーハンズ』の中でも問われる善悪の感覚で、彼にとっては「拾ったお金で大切にプレゼントを買うのはいいこと」と答えるエドワードに通じる考え方らしい。なぁるほど、と言うか……。
落し物は神様の贈り物で見つけた人の物。落とした人は関係ないし、想像の外側、自分には関係ないと切り捨てる考え方はある意味ティム・バートンらしいクールさを感じて少し寒気がした。
確かに交番に届ける正当性を無垢な魂が納得できる説明を考えれば割り切り方としてアリなのかもしれない。
もうひとつ意外だったのがラストのハッピーエンディングのバランス感覚。
理解者は一人だけでも居れば幸せというのがティム的美学だと思っていたのに、今回はもっともっとハッピーな結末で、理解者は”家族”という落としどころに発展していました。ティム・バートンも結婚して家族を持って変わったんだなぁ。
WCCT限定版復刻コカコーラヨーヨー ― 2005年11月18日 09:37
せっかく来たからというわけではないのですが、コカコーラのノベルティでも復刻された世代の人には懐かしい”コカコーラヨーヨー”。WCCT限定版があったので購入してしまいました。落ち着いて考えてみると、しっかり”限定版”と言う言葉にマヤカされて居た自分を発見。
そこまでヨーヨーにこだわり有るわけでも無かろう……。
むしろジターリングならば自分も納得できる、なんて今更思ってみても。ねぇ。
写真画像のの中心が昨年の限定カラー版。2色ありますが、自分は紫×イエローを購入。周りは以前ブログでも書いたクラッシック・コンツァー・ボトルとセットで売られたノベルティ版。ノベルティ版は側面の表示が当時とはあえて変えてあるらしい。
WCCTでは今年も限定カラーのヨーヨー販売の予定があるとか。興味ある方は問い合わせてみては?
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