カッコ悪いギャンブラー。 ― 2005年12月04日 03:57
店舗限定でリリースされているガチャガチャ『modern pets friend disney』。60年代資材不足で綿の代わりにおがくずを入れていた「モダン・ペッツ」と言うぬいぐるみシリーズが最近リバイバルされ、そのシリーズ風にデザインされたディズニーキャラクターのミニフィギュア。
本物そっくりの「リアル志向」が大人のファンを増やしたここ10年のガチャガチャ・シーンだったが、キャラクターグッズがあふれた今、流行は「変形・アレンジ」されたキャラクター・グッズだ。元のデザインからセンスよくアレンジできるほど人気があるように見える。
ちょっと前に紹介した「おきあがりこぼし」も同じ流れにある商品群だと思う。
オリジナルが一番とは思うのだけど、オリジナルばかりだと飽きが来るのも事実。別ものとして楽しめば面白い商品が巷にあふれている。
そんなわけで「モダンペッツ・フレンド・ディズニー」も気になっていた商品のひとつ。
一回300円の「高い」と感じる価格帯だったのでおそるおそるガチャガチャハンドルを回した。
全6種類あるラインナップのうち、特に狙ったのはスティッチとパブロ。ミッキー。ミニー、スティッチ、ミス・バニーの4種まではダブることなくストレートに出てきた。
あまりに調子良かったので5個目でダブリが出た所で初日は辞めて帰った。大人買いが嫌いな自分らしく。
今までのパターンからこういう時はあまりダブらず集められるパターンだと思い込んでいた。
だいぶ時間が経ち、限定店舗に再び行った時、この商品が在庫切れになっているのを見たのがイケナかった。
他の限定店舗で見つけた時、この機を逃してはいけないと焦った。残りの2種を出そうとレジに両替に走った。
願掛けも含め千円札一枚、ガチャ回数三回分。
……全部ダブリ。更に両替に行ったとき店員さんの目が怖くて見ることが出来なかった。
追加の3回に小銭入れにあったお金を足して四回。
……全部ダブリ。
1回300円のガチャガチャはダブリの痛さが値段比率以上に痛い。ガンガンに痛い。2100円の無駄。これならば直前にガマンしていたDVDを買ったほうが良かったのではないかと後悔しながらトボトボとその場を後にする。きっとその姿はギャンブルでお金をスッたオヤジと変わらない。
そう、その日は2100円だけではない。「でぃこっと」で1000円、「スバル360」で900円使ったので、総計だと4000円以上をガチャガチャに投入したのでした。
時間節約にいっぺんにしておこう、そんな風にしては絶対いけません。精神衛生上かなりダメです。
お金を出した分、欲しいものが手に入ったならばまだいいのですけど。
このダメ大人、子供より真剣(マジ)にガチャガチャしてるような気がする……。もはや「経済効果は自分が上げている」なんて自己催眠は効かない。
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