映画は”一言の感想”でいい ~私は狂人になりたい ― 2006年01月16日 00:00
寝に来ていたかと思えば、ひとたび気に入る作品があれば台詞を暗唱するまで見る男、デートツールにするカップル、ポルノ映画がわりにする思春期の少年、などなど……。
昨日まで散々長文で好きな映画は深く見て欲しいと言ったものの、全ての人にそれを求めるのは間違っているのも分かっています。探求型の鑑賞方法はあくまでも”作り手寄りの見方”だと言えるからです。
何しろこの映画で自分が一番あこがれる観客は”広場の狂人”です。
彼は村人に大絶賛されるメロドラマを見て「気に入らーん!!」と怒り、映画館オーナーにまで「いい映画だが、難しい。」と評される『さすらい』(ミケランジェロ・アントニオーニ監督作品・1957年)を見て「気に入ったぞー!!」と喜ぶヤツだ。
周りの意見に惑わされず、直感的に一言で評するのも映画の見方としては大アリだ。小難しく語る半可通よりもよっぽど好感が持てます。
作り手など気にせず感覚で楽しむもの、それがもうひとつの映画の真の姿でもある。
私は狂人の鑑賞スタイルに憧れてます。
ちなみに、16年前にこの映画を初めてみた感想は「良かった、でもモヤモヤする。」でした。
※「さすらい」登場シーンは「3時間完全オリジナル版」のみ。
画像はLDジャケット。
ブログペットまで…。 ― 2006年01月16日 11:49
おフランス土産 「キッド・パドル」 ― 2006年01月16日 14:33
一方、自分はお留守番。久々に疑似ひとり暮らしとなっていた。
ノンキに映画を見てTVを見てDVDを見て……って、全部似たようなもんだ。
親と姉夫婦がフランスにいるというのにフランス直輸入のキャラクター商品福袋を買いに出かけてる自分は何やってんの。
さて、餞別すら送らなかった自分は貰う権利なんてないのに、お土産をもらえました。中年マニア男が喜びそうなものを選んでくれた親に感謝です。
それがジャジャーン!!『キッド・パドル/kid paddle』PVC(画像参照)です。 日本に入ってきてないであろう好きそうなキャラクターを選んでくれたという意味では、息子の趣味をよくぞここまで熟知しているなぁ、と思いました。小学生の子ども扱いみたいにも見えますが、むしろセンスはマニア・チョイス!
友人いわく”キモ・カワイイ系”がストライクだと簡潔に言い当てられてしまったけれど、親もそんな感じで理解しているようですね……。
自分の好んで描く絵のセンスもどこか似てる。
公式HP■http://kidpaddle.kidcomics.com/
キッド・パドルはゲーム好きの男の子。彼が好むゲームや漫画はモンスターやグロテスクなものがいっぱい。ちょっとバッド・テイストが入ってるみたい。
HPのコンテンツにサンプルの漫画やゲームがあります。
ゲームは這い出てくるカタツムリをひたすら叩き潰す内容(苦笑)。
漫画の全貌が気になるなぁ。
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