『ローバー・デンジャーフィールド』PVC2006年02月25日 17:48

”SS EASY LIFE”『ローバー・デンジャーフィールド/Rover Dangerfield 』PVC
▲『バック・トゥー・スクール』のタイヤ浮き輪を思い出すローバーのベッド。
”カウチポテト”の究極系のようなライフスタイルを再現。


この映画と自分の出会いは90年代前半のLD全盛時代。世はまだバブルで輸入の商品にあふれていた。未公開のアニメーションも輸入版のおかげで色々見ることが出来ました。
映画にハマれば当然キャラクターグッズが欲しくなるのが当然の流れ。その後のアメリカン・トイ・フィギュアのブームのおかげで怒涛のごとくアメ・トイが流通していたものの、この手のキッズアニメーションは微妙なポジションでした。『ローバー・デンジャーフィールド』で言えば前エントリーで紹介したぬいぐるみだけが唯一店頭で出会えたキャラクター商品。そもそもの商品化が殆どないものだったのだと諦めていました。

▲左:ローバー最愛の犬ドッグ・ザ・ネクスト・ドアのデイジーと。
 右:ベガスの親友エディとの2ショット。


PVCフィギュア(塩化ビニール人形)の蒐集家である自分は真っ先にフィギュアを探したのですが存在を確認する情報にすら出会うことがなく、一時は自分で粘土こねて作ってやろうかと思うほど飢餓状態。そして10余年、ネットで検索をしているうちに夢の存在に出会うことが出来ました。
最初ネット上で見つけたときは文字だけで、画像なしでしたがかなり興奮、例のハービー熱でイーベイ(海外オークションサイト)デビューしてからやっとこさ手に入れることが出来ました。
ちょっとした感動ですよ、これは。入手から半年たった今もPCの上にケースに入れて飾ってます。

▲左:牧羊犬ラッフルスとローバー。
 右:新しい友達、牧場の男の子ダニー。


さすがに10年以上前の商品なのでクオリティは現在のフィギュアの比ではないですが、平面で慣れ親しんだキャラクターの立体は新鮮で楽しいです。特に曲がって開く口の立体化には激しく納得。まぁ、モデルのロドニーは立体な訳ですけれど。
主要キャラクターとそれぞれ2ショットで、台座にいかにもな台詞が入ってるのもキャラクター性を理解していて心地よいです。

▲”THE THINGS YOU GOTTA DO TO GET A LITTLE RESPECT”
尊敬をちょっとだけ得る行いとはいかに!?
ロドニーファンにはツボなフレーズ。


ずっと日本未公開だと思い続けていたのですが、最近になってカートゥーン・ネットワーク『ローバー・デンジャーフィールド-しあわせ探しの旅』のタイトルで放送されていることを知りました。
きっとこれからも放送があるでしょうから、その際には是非チャンネルを合わせて彼に会ってみてください。意外と面白いですよ!