『映画ドラえもんのび太の恐竜2006公式ファンブック』、映画を反芻するには格好の本です。抜き出し画像の的確さには頭が下がるばかり。
何しろ映画の完成がギリギリだったので画像の抜きは大変だったハズなのです。
はてさて、ネットでは原作とは違う新作映画版のオリジナル展開に賛否が分かれ論議をかもしているようです。そんな中、見かけるのがこの本のマップを引き合いにして実現性を追及しようとする考察。きっと、自分も編集現場を知らなければ同じように思うことでしょう。曰くアニメの設定所に基づいて記事が書かれていると思うだろうと。
でも、ドルマンスタインの基地がいいったいどこなのか、明確な説明や設定資料はありません。位置関係は絵コンテから読み取れる範囲内での推理から形成されている、と。
ぶっちゃけ「これくらいだよね？」の感覚で作られた地図を片手に白熱した論議をされている姿を見て少したじろいでます。
確かに”公式”の本なんですが、情報との付き合い方って難しいですね。う～む。