ピクサー展~『トイ・ストーリー』から最新作『カーズ』まで~ へかけこんだ2006年08月25日 23:59

ピクサー展(東京会場)チラシ
行かなければ、と思っていたのに一緒に行きたい人の都合がつかなかったり、財政がもうにっちもさっちも行かない状況だったりして先延ばしにしまくっていた『ピクサー展』。気がついたら、東京はあと3日しかやっていない状態だったので無理くり行きました。
(いや、正確には昨日もチャレンジしたのですが六本木で迷子になって、時間内に到着できなかったのですが……。)

噂にたがわぬすばらしい展示内容、昨年ジブリ美術館で行われた展示とはまったく様相が変わっていて隅から隅まで目が放せない内容でした。
まずは入ってみてしょっぱな、4つのプロジェクターを繋げて投影される12分の映像「アートスケープ」、これが圧巻でした。
視野を埋め尽くす横長の巨大スクリーンのせいで映像に飲み込まれ、時に酔ってしまうかもと思うほどの映像。異世界への旅が楽しい作品です。
作品……、と言っても新作の短編映画ではなくこれまでの映画のために書かれたコンセプトアートを使用した環境ビデオのようなもの。ストーリーのないものなのですが、これがあなどれません。
カメラは壁に貼られたコンセプトアートの中に次々入っていくというだけのものなのですが、平面であるはずの絵を素材ごとに切り取り、昔で言うマルチプレーンカメラ、画像処理ソフト的に言えばレイアー処理にして空間に奥行きを与える加工が施されています。ひたすらこれまでの映画で描いた異空間をただようだけなのですがそれが気持ちイイ。 これだけのスクリーンサイズなのに粒子を感じさせない高画質という所もすばらしかったです。
未確認ですがこれ、いつ作ったのでしょう。NYの近代美術館の展示の時かな。追跡調査しようと思います。


長編作品のコンセプトアートはこれまでの書籍や展示でも一部を見る機会がありましたが短編作品のアート類がこれだけ多く会するのは初体験。特に作品が好きな『ニックナック』のアートは嬉しかったです。
逆に驚いたのが最新作『カーズ』の展示比重です。プロモーションイベントだと思って大量展示を期待していたら、思ったよりも控えめな展示数でした。 でも、展示数控えめでも押さえるポイントが適材適所だったので過不足ない印象です。特に平面では味わえない立体物の展示が気持ちよく、『カーズ』においては「こんなに湾曲させたポージング!?」と言うマケット(彫像)が展示されていました。これらは完成映像よりも大胆なポージングに見えてディズニー短編「青い自動車」を思い出させるやわらかさ、そのまま持ち帰りたくなるような作品でした。目録に未掲載なのが残念! 

何はともあれ、念願の目録(\2000)を入手できたので至福、と思ったら物販に意外なオリジナル商品が出ていて、その一部は涙を呑みました。
オリジナルポストカードは17種(数え間違いがなければ。各\100)。
オリジナルTシャツのデザインが素晴らしくて、ピクサーロゴのルクソーjrがウッディ、バズ、エイリアン、などに置き換えられたもの数種。ルクソーjrもありました(各\2000、ポスターのおまけつき)。
軽い覚悟はしてきたつもりでしたが、ぜんぜん財布の中身足りませんでした。  orz
これからの人は要注意!



■六本木ヒルズ 森アーツギャラリー ~8/27
http://roppongihills.com/jp/macg/
■郡山市立美術館9/2~10/9
http://fukushima-tv.co.jp/event/each-event/pixar/index77.htm
■兵庫県立美術館12/2~2007年1/14
http://www.artm.pref.hyogo.jp/

◇毎日新聞-記事
http://www.mainichi.co.jp/event/art/news/20060523-131248.html