岡本太郎美術館「ウルトラマン伝説展」 ― 2006年09月08日 16:30
岡本太郎が参加した特撮映画『宇宙人東京に現わる』を接点に、芸術家と映像作品とのかかわりにスポットを当てた展示内容。
彫刻家である成田亨がデザイン画を起こし、画家である高山良策が着ぐるみを造形する交差したコラボレートを作業工程順に展示。
2001年に練馬美術館であった『高山良策の世界展』ではデザイン画との連係した展示が見られなかっただけに今回の展示は感慨深く嬉しい内容。
人間のシュルエットを配置した着ぐるみの図面は工業的に見えてこれまでの芸術家の手仕事のイメージとギャップを感じて面白い仕事のステップだった。
目録を期待していた自分は迷わず購入したパンフレット1200円。展示物の純粋な目録をイメージしていたのだけど、小学館「ウルトラマンDNA」編集部編集の読みもの系パンフレットでした。もうチョイ展示物の画像に誌面を割いて欲しかったのが正直な感想。内容は良いのですが。
とにかく一日たっぷりウルトラ漬けの一日で、帰りの小田急線のホームにロマンスカーがくれば良いのにと妄想。いや、それじゃ帰れなくなっちゃうか。
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