ソフビバンク/トムとジェリー(1997)WBSS2006年09月17日 08:30

ソフビバンク/『トムとジェリー』 by WBSS
ワーナー・ブラザース・スタジオ・ストアのオリジナル商品、ソフトビニール製バンク(貯金箱)です。1997年リリース品。
全高約20cm、たしか価格帯は1500円程度だったと記憶。

大きさの違いが魅力であるはずのコンビですがネックになるのは商品化するときのサイズ比。多くはジェリーを大きめに作ってお茶を濁すところなのですがこの商品の場合、トムをバストショットで切るという大胆なトリミング。
そのおかげで迫力ある存在感と2匹のサイズ比が魅力的に再現されています。
トムが読んでいる本は”HOW TO CATCH MICE(ネズミの捕まえ方)”。1コマ漫画のようにオチがついてる部分も傑作です。
まだ日本で未発売の頃、例のホームパーティーで頂き、大喜びした品です。
後に日本のWBSSでも販売されたので、ちょっとガッカリしたのですが友人のトムジェリ・ファンS氏には強く買うことを薦めたような気がします。(おせっかい!)
いや、絶対この立体は良いよ! 名作だと思うなぁ。

キンダーサプライズ「トムとジェリー」03版2006年09月17日 18:29

Kinder Surprize (2003)/Tom and Jerry/Surf
どうも一時的な流行として片付けられてしまったようで日本では定着できないでいる卵型チョコレート菓子の元祖『キンダーサプライズ』。
98年の開始の頃にも吸引力として「トムとジェリー」の組み立てフィギュアが投入されましたが、収束してしまった03版でも「トムとジェリー」がラインナップに投入されていました。良くも悪くもキンダーサプライズにトムとジェリーは切っても切れない近年の状況です。

この数年間の技術革新は目覚しく、プラスチック製のパズルのようだった前シリーズに比べ、この時は立派なフィギュア然としていて驚かされました。 カプセルに詰め込む為、パーツサイズは職人技を感じる商品ですが、この時はトムの分割目が白眉。おなかの色の違うところを橋渡しにしていて、長身を表現すると同時につなぎ目を目立たせない工夫が細やかです。
加えてサーフィーンではクリアパーツを使用して発色の深みも見栄えのするものでした。

ただ、どのフィギュアも特に固定のモチーフ短編があるわけでなく、キャラクター商品としてまとめられたデザイン。その軽さこそが味と言うべきシリーズでしょう。

シリーズはそれぞれペアになるトムとジェリーを4つのシチュエーションで描いた8フィギュア。

100を越えるラインナップに混ぜられた商品ですが、2個入りパッケージには必ず1つはトムとジェリーが出ると告知され、コレクターに優しい販売形態をとっていました。