ヒートンよ、さらば ― 2006年10月28日 13:41

ろぼっ子ビートンの替え歌を口ずさみながらキーホルダー金具を塩ビ人形の頭からクリクリと回して外す。ヒートンって、キーホルダーに固定するためにネジで人形にブチ刺さってる金具のことです。これを外すのは自分の日常風景です。
時折、携帯電話よりも大きい物体になったストラップ・アクセサリーの束を携帯につけている人が居ますが、自分はあの姿にはなりません。キーホルダーやストラップにお気に入りをぶら下げようものなら、一番お気に入りから落とす羽目になるでしょう。自分の携帯にぶら下がっているのはダブリとか無くなっても泣かない程度の二軍選手たちです。
そんな自分にとってキーホルダーの先端についているフィギュアは立てて飾るもの。金具は輸送タグのように購入したら外すのが我が家のローカルルールです。
当初は金具だけ別保存していたのですが金具だけで数キロもあろうカタマリになった時点で処分しました。もとに戻さないし、戻す組み合わせだってもはや分からない。
既出エントリーで、関税をコントロールするため金具がつけられる話を書きました。玩具でなく、実用品とか、アクセサリーとして輸入する、そう解釈しています。税の話だけでなく、安全基準の回避というケースも某店で聞き覚えがあります。
海外では日本とは基準が違い問題のないフィギュアでも、日本に持ち込もうとすると塗られた赤の塗料が口に入ると毒だからと弾かれるケースがあり、結果キーホルダーヘッドをつけアクセサリーとして潜り抜けたなんて例。玩具として輸入できなくても実用品ならばクリアーできる例です。
ヒートンの穴はフィギュアの形状を楽しむとき傷として残り、マイナス要素でしかありません。ですが例を思い出すと、いたしかたない場合もあるし、物流のカラクリに乗って自分の手元に来たのだからしょうがないと諦められるものでもあります。
最近、金具を外す機会も減ったので忘れかけていましたが金具一つにもドラマがあると言うことをヒートンを外しながら思い出したのでした。
クリクリクリクリ、ポコッ!
「ヒートンを引き抜いとんのヨ」
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