ハチ公前広場にアオガエル、東急「5000系」車両2006年11月07日 16:31

ハチ公前広場に東急「5000系」車両
昨日、タワレコにCD買いに行ったら”休館日”となってました。 休みは不定期で年間4日のみ
もう、こういうズッコケには驚かないよ。

無駄足のまま帰途へ付こうかと駅へ向かったら、渋谷の駅前が見慣れない風景になってました。ニュースで報じられていたハチ公の前にモニターの案内というハイテクっぽいものが出来たのは知っていましたが、実物を見るのは初めて。そして、もっと目立つこの古めかしい車両!

車両の中に時代によって変わった駅の風景の写真が飾ってあるようだったので”東急の×周年記念”か何かだと思いシャッターを切りましたが、ネットで見て何モノか分かりました。

ハチ公前広場に東急「5000系」車両、青少年育成拠点へ http://www.shibukei.com/headline/3782/index.html

渋谷はいろいろありすぎて新しい名所が出来ても呑まれてしまう印象があるのですがこのスケールなら充分存在感アリですね。自分以外にも携帯で写真を撮ってる人がチラホラいました。
しかし、後部の穴ふさぎはアクリル板というのもすごい大味。車輪部分が外されているので、なんとも不思議な風貌。
自分は勝手に期間限定のイベント的な展示かと思っていたのですが、短期的な試みではなく常設のようです。設置までには紆余曲折あったようです。(※リンク先の記事のTBの中から拾い読みした内容に拠ります。手放しで喜べる内容が少ないことが分かります。)

一番混雑する場所に巨大モニュメント。民間交番のコンセプトで始まったものの駅前交番からは視界をさえぎる邪魔者として応諾を得られず、結果「青少年の文化歴史教育の一環」で設置されているとのこと。
車両も、博物館で保存していた状態の良かった車両を切断、加工。
知れば知るほど脱力してしまう情報がズラーリ。

アオガエルが向かっている先はどこなんだ?

コメント

_ 紅矢 ― 2006年11月08日 01:37

鉄道に少し愛着のある者として、このモニュメントは非常に残念に思います。
今のところは珍しがられているようですけれど、問題は2年、3年経った時ですね。一体どうなる事やら…。
ましてや渋谷と言う街は、治安や客層がどうもいただけない…と個人的には思いますので、しっかりと警備をしておかないと、大変な事になりそうな予感です。当面は警備会社がしっかり守ってくれるようで、大丈夫みたいですけれどね…。
保存車両やモニュメントで寄贈された車両って言うのは、おしなべて整備が行き届かないのが原因で、そのうち放置プレイ、廃墟同然になり、その後解体処分される…と言うのが多いので、過去に貴重な車両もひっそりと消えていってしまってます。この東急5000系もどうなる事やら…と言う感じです。
鉄道会社としても、スペースの問題やその他諸経費などで、保存したい車両は限界があるので、何とも難しいと聞いてます。ですから1両単位で残す会社はわりと多いのですが、編成単位となると、本当に難しいです。
鉄道会社として一番積極的に車両を保存している小田急も、ロマンスカーNSE車を11両では保存出来なくて、6両に短縮して保存してます。

_ しらいしろう ― 2006年11月09日 02:41

どもども、毎度です。
やはり、鉄道ファンの大多数は問題を感じているようですね。ナマヌルの自分でさえ「なんで?」と感じるのですから先々が不安です。
既に写真の通り、工事現場のついたてが付け焼刃のように添えられて裏面への進入を阻止する景観で、臨時展示のような空気が充満しまくってます。

……正直、そんなに長い間、あそこに置かれないと思ってるのですが、どうなんでしょう。
内部が開放されている時間に訪問してないので、いずれ落ち着いて観察して見ようと思ってます。

短縮保存は場所がない日本では避けられない問題なのではないかと……。我が家の荷物も短縮保存したいくだらいですし。(脱線)

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