東芝の看板からこんにちは2007年04月28日 05:57

東芝電気店の看板から下地のルーニー・テューンズが浮かび上がっている
近所の電気屋さんの看板。
まるで自分にアピールするかのようにワイリー・コヨーテの部分だけが破けて見えている。そういえば以前はTOSHIBAのキャンペーンに使われていましたっけ。
コヨーテらしく、しぶとく現れている姿がおもしろかったので撮影。

映画『ナイト・ミュージアム』鑑賞2007年04月28日 23:51

映画『ナイト・ミュージアム』チラシ
GW映画との入れ替えで春休み映画の終了、規模縮小に追いかけられて『ナイト・ミュージアム』を観てきました。博物館を舞台に夜になると展示品が生きて動き出すというファンタジック・コメディ映画。原作は絵本『夜の博物館』。

正直、そんなに話題になっていることを知らないで予備知識なしに見ましたがファミリーピクチャー的なヌルさを含めて大好きな作品でした。老警備員のディック・ヴァン・ダイクとミッキー・ルーニーの配役に驚き、エンドクレジットの後日談は嬉しくてたまらない映像でした。

博物館の展示品が動き出すという設定はどことなく人工的な動物の大行進や事件が次々起こる『ジュマンジ』を思い出す所があって、話が転がる方向にとっても不安のある序盤でした。なにしろ主人公は離婚して子どもとの関係が不安定で就職も難しいという設定を淡々と見せて、王道の展開だと新鮮味がなくなってしまいそうな“よくあるアメリカ映画”パーツがいっぱい。もしかしてハズしたかなと思っていたのだけど、中盤以降は愉快痛快。そして意外に深い。

もうひとつ思い出した作品に映画ドラえもんの『のび太の創世日記』がありました。一本の映画の中で地球全体の歴史を見せていこうとするねらいは、この映画にも共通する挑戦ですが、この手のチャレンジは風呂敷が大きすぎて集約させるのが難しいテーマです。
ところがこの『ナイト・ミュージアム』の場合は誰もがイメージできる“博物館”と言うパッケージに最初から納まっています。そして、厳密には本当の歴史とはずれてもかまわない展示品と言うパラレルワールドで構成されているのがミソです。どんな悪ふざけも嫌味が無いし、時に歴史を大きく見下ろした辛らつな一言も言えてしまう。この舞台設定はコロンブスの卵的、素晴らしい舞台設定でした。
NYセントラルパークの自然史博物館は実在する博物館ですが、どの程度現実にそった設定なのかは残念ながら分かりません。でも、アメリカにある昔から親しまれている博物館と言うだけで、そのバックグラウンドは推して知れるものがあります。
自分の場合は子供の頃親しんだ上野の科学技術博物館を重ねていました。人それぞれの思い出の博物館と重ねて楽しめるのも魅力の一つに思えます。映画は誰しも同じ感想を抱くものではなく、観客のバックグラウンドによって違う感想を持てることが素晴らしいと思うのですが、この場合郷土自慢のように話が展開できるのも嬉しい“後味”でした。