ダメガチャ・バッド3 ~タバコにウンコにグロ ― 2008年05月08日 19:23
大人も子供もこの商品に魅力を覚える人、いるの?っていう商品。そんな商品群を“ダメガチャ”と呼んでいるのですが、そのC級さの中に更にスゴいのがあります。今回はそのダメな商品で特に印象に残ったベスト3……もとい、バッド3を挙げてみようと思います。
3位は、これ。
『煙のでるタバコ』。
嫌煙社会の間逆を行く商品センス。タバコは大人行為でカッコイイ、もしくは不良への憧れといった方向性なのでしょう。フロント・カードも文字通り絵に書いたようなツッパリですが、前時代的。
これにお金を入れたくなる小学生、いますか???
第2位はこちら!
『生活シリーズ 日本の大便』。
ダメガチャ定番アイテムといえば“ウンコ”の類ですが、普通はファンシーっぽくとぐろを巻いた『Dr.スランプ』的のカワイイうんち。でも、これは近年のリアルフィギュア・ブームの流れを汲んでいるのか、本格派のリアル再現。冠の「生活シリーズ」が泣かせます。
ラインナップに真っ白なバリウム・うんことかね、もうバカすぎて。なんでこんな物体に200円も投入させる魅力があると踏んだのか……。
これって、人気が出たら「世界の大便」にスケールアップさせられますね。オエエエェ。
そして逆ベクトル栄光の第1位はこちら。
『日本の怪奇シリーズ バラバラ死体』。
もう、モラルも欠如しちゃってます。それ以前に、街角に並べて売っていいのか、これ。犯罪の香りがするガチャガチャって、ウンコチンコで笑えるムードを突き抜けて、不快ですらあります。フロントカードの背景が鳥居というのも妙にハマってて不気味。怖いよぉ~。
昔からダメガチャにはドクロも定番だったし、そういうバッド・テイストは王道なはずなんですけど……。血ノリがあるせいか、嫌味満点。
冠「日本の怪奇シリーズ」ってのが微妙にズレてて、現実とは遊離していると言いたげ。そこが救いでしょうか。
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ちなみに同シリーズでは『世界の奇形児・親の因果が子に報い「生まれてすいません」』全4種(シャム双生児、双頭児、単眼児、だるま児)なんて商品もあるらしい。 うーん、個人的な好奇心としては見てみたいですが、危険な香り。
昭和40年代、胎児の人形を『××人形』(※自粛で伏字)として売り出し、そのネーミングが問題なった例もあるので、この流れは心配です。
医学的なものと逃げ切れるコンセプトならまだしも、偏見を謳うキャッチコピー&表題に問題アリアリですが、狙わんとするB級C級感は分かります。願わくば、問題になる前に業者が気づくことを願います。
コメント
_ イソロク ― 2009年01月19日 21:23
_ しらいしろう ― 2009年01月20日 16:45
_ きなこ ― 2009年01月21日 17:11
_ しらいしろう ― 2009年01月22日 00:58
それとも「肝い芯、出前」?
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