PEZ/レミーのおいしいレストラン ― 2007年06月19日 08:30
そう、『レミーのおいしいレストラン』も、もう入手できるシーズンです。
“ラット”勢2種と“人間”勢2種の全4種類です。
レミー(赤ステム)、エミール(黄ステム)、リングイニ(オレンジステム)、スキナー(緑ステム)。
日本語では「レミー」は“ネズミ”と表記されることが多いですが、正確に表現するなら彼らはマウスではなく、“ラット(ドブネズミ)”。そんな彼らから出てくる食品と言うミスマッチは悪趣味の極地。いやさ、このミスマッチこそがこの作品の肝だと分かっているのですが、いざ差し出されるとギョッとしますね。
南フランス・プロヴァンス地方の料理で、ズッキーニとトマトが特徴的な煮込み料理「Ratatouille」。映画原題はフランス料理店を舞台にした作品らしい料理からとったタイトルであるのは言うまでもないですが、その綴りの中に“ラット”を入れ込んでいるあたり、ニヤリとさせられるタイトルです。昨年、邦題が発表されたときはガッカリしたのですが、まあ一般的な可愛げも増したし、覚えやすいのかなと再評価しています。
先日の監督&プロデューサーの来日会見の模様を伝えるいくつかのサイトを読みながらふと思いました。人間の影にキーになるネズミの存在があるというコンセプトがディズニー中篇『ben and me/フランクリン物語(1953)』に似ているな、と。あれも名作でした。
今回の作品にあのエッセンスが再見できるのか、そこも注目です。
いまさらですが映画公式サイト。
■映画公式サイト:http://www.disney.co.jp/movies/remy/
▼amazon.co.jpで「ben and me/フランクリン物語」収録DVD
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