トラックバックの承認について2007年08月01日 05:54

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映画「河童のクゥと夏休み」~“超・原恵一”2007年08月01日 23:12

映画『河童のクゥウと夏休み』劇場前売り券
作品を鑑賞する前はポスターを見るにつけ、楽しみしていた映画ではあるけれどキャラクターデザインは何か図書館でかかる教育映画のように華のない泥臭い画風だなぁ、戦争アニメーションが似合いそうな画風だと思っていました。

アニメーションは作品を見てみなければ分からないと重々承知だったのですが動いてる画面で改めて納得しました。
描かれる世界の存在感の強さといったらなく、背景含む描写の細やかさが、本当にリアル。“そこで起こっている”と感じさせる重量感のあるものでした。その画風の華のなさも等身大で、身近さを感じさせるものとして機能しているなぁと改めて感心してしまったりしてます。

僕ら、昔からの藤子ファンにとって原恵一監督といえばTVシリーズ「ドラえもん」の数多い名演出が印象的で、以降TV、映画の「エスパー魔美」や「ドラミちゃん」「21エモン」など藤子作品での活躍がしっかりと刷り込まれてしまっています。そのせいで見るようになった映画「クレヨンしんちゃん」のお仕事。「クゥ」に期待を抱かずにいられるはずもありません。

自らを“最後の叙情派”とおっしゃる言葉通り、「クゥ」で見せる季節の移り変わり。湿気を含んだ空気の中に降る雨、夏の日差し、夕暮れの風、冷たい水、そして暑さのピークを過ぎ秋を感じる空気、……五感的な空気は、いつ見ても心地よく手腕の見事さに感じ入るばかりです。

まだ見ぬ人たちとの話題の中で、中身を説明せずに「クゥ」の素晴らしさをする段になり、困り出た言葉が「今までのが“原恵一”なら、今回のは“超・原恵一”なんですよ!」と言う説明。
今までの活躍を知らない人にはサッパリだが、オタク相手ならば伝わる、伝わる(苦笑)。

映画を観ながら、「尺がけっこうあるな」と感じたのも確かなのですが物語が収束していく瞬間、この幸せの時間が終わってしまうことがこんなにももったいないと感じるなんて、久しぶりだなぁとも思いました。クゥとスクリーン上で過ごす夏休みがどんなに輝いて、幸せか。

やっぱり、映画館で多くの人に観てもらいたいの一言です。

---<ネタバレ雑談>
前のエントリーの中で情報遮断を訴えかけた自分ですが、何を見せたくなかったのか、答えようと思います。 まず友人に聞いたのがTVCMで竜のシーンが流れていると聞き、そりゃぁ、見せちゃダメでしょと思ったのが発端で改めてサイトで予告を確認すると、ラスト近辺まで見せまくりじゃないですか。やっぱり、展開には驚いて欲しいです。

自分がチラシで目を通してしまったのはボイスキャストに有名人が並ぶ欄。有名人起用は嫌いなコンセプトなので知っても弊害なしと判断したのですが、キャラクター名に“キジムナー”の名前を発見。とっさに、「あぁ、他にも妖怪が出るんだ。キジムナーといえば沖縄だから、沖縄にも行くのかな。」と先を読んでしまったのが大失敗。遠野で座敷童が出て、次は沖縄でキジムナーか、と。
こんな先読みしちゃったから、ちょっと残念。と、ゆーか、ラスト近辺はキャラ名も伏せて欲しかったという数少ない観客の一人なのです。

切り抜けた。2007年08月02日 18:21

月末までの仕事は「ぜってぇぇ、間にあわねぇぇ」と思って助っ人欲しい宣言をしたら、思いのほか順調に終了。
書き手の殆どに言える事だけど、もう少し巻きが早ければスケジュールとクオリティの両面が満足できんのに、って今月もまた思った。きっと今月も月末に思う。

仕事優先で待ってもらった無償仕事もやっとアップ。
惜しむらくは、別件同人誌までは手が回ら無かったこと。
ブログ休めば間に合うんじゃないかと言う下手な計算はしない。
だって、「下手な考え休むに似たり」だもん。

さて、今月の仕事の出始めが少し遅れている件は、まだ気がつかないでおこう。

■別件
仕事のこと、少しぐらいブログで話そうという反省が生かされないので、最近触ってる仕事関連。でも、少しでも過去の仕事は反省点が多くて内容にはノーコメント。
・「熱血!!コロコロ伝説」…(セレクト、ライター、時々イラスト)
・「ぴっかぴかコミックススペシャル シルバニアファミリー(フィルムコミックス)」(絵コンテ構成)
・ほか、ぱらぱらとイラスト仕事。全貌は本人も把握してない。学年誌とか、パンフレットとか。

『STUDIO』 no.30 P・ノワレ特集号(1989)2007年08月02日 21:14

French Movie Magazine STUDIO MAGAZINE no.30 1989 / PHILIPPE NOIRET mes 100 films
1月にフランスから空輸した古映画雑誌『STUDIO』 no.30ノワレ特集号です。それこそ、ニューシネマパラダイスに熱狂していた当時から探し続けていた本で、バックナンバーとして購入可能だったころ、国外への発送は可能か問い合わそうと辞書片手で調べたこともあります。それが今ではインターネットで簡単に買えるのだから、もう信じられません。さながら映画が魔法なら、PCは黒魔術の箱です。

『ニューシネマパラダイス』と同時期、P・ノワレは出演作100本目『素顔の貴婦人』が公開され、節目として取り上げられ雑誌では特集が組まれ記念本も発刊されました。ちなみにニューシネマパラダイスは出演98本目にあたる作品。

特集記事では、もちろん本人へのインタビューがあり、『ニューシネマパラダイス』のタイトルも挙がっています。フランス語が分からないまでも、その部分をたどってみると固有名詞の並び方に見覚えがあります。

……『ニューシネマパラダイス』のパンフレットに掲載されているインタビューじゃないか……。

てっきり、パンフレット編集時が独自にとったコメントだと思っていたのですが、転載記事だったとは。出典明記しなかったパンフレット編集部はゴマかせる(誰も気付かないだろう)と思ったのかもしれませんが、17年たってバレました。もっとも、日本語訳で熟読していたから分かることであって、よくぞ訳していてくれてありがとうと言う気持ちも大きいのですが。

現状だとグラフ部分しか楽しめないので、将来的には機械翻訳でもいいので、残りの部分も読めないものかと思う今日この頃です。

DSプルバックカー/レミーのおいしいレストラン(フランスパン・レースカー)2007年08月03日 04:23

pullback car / Remy / by Disney store
フランスパンに乗ったレミーのプルバックカーです。米ディズニーストア商品。今ところ日本のDS(ディズニーストア)で見かけないので、輸入取り扱いは望み薄。

ひたすらルックスに負けました。カワイイし、良く出来てます。映画を観た人ならご存知だと思いますが、本編にはこんなシーンは存在しません。
でも、エンドクレジットで展開されるイラストレーションの中に登場しています。イラストレーションではピクルスのヘッドライト等々、違うアレンジなのですがモデルソースはこの一連のイメージイラストのようです。

そういえば、国内のポスター他商品の多くにチキンの骨にかぶせる紙をレミーの帽子にしているイメージが採用されていますが、こちらも本編では不採用です。製作者によれば帽子つきのレミーを使っている劇場ポスターは日本だけだとか。捨てられたイメージは完成品に比べてマンガチックなイマジネーションが多いようです。

ともあれ、このフランスパンのプルバックカーは一連のレミーグッズの中でも上位ランクのお気に入りです。
レミーのポーズや表情もいいぞ♪
pullback car / Remy / by Disney store

マテル/レミーのおいしいレストラン ムービーモーメント ~出来はいいけど高くなったなぁ2007年08月04日 16:25

Movie Momnents / Escape to The Sewers / by Mattel
▲シーンA エスケープトゥザスワーズ

“シライシロウを殺すには、刃物はいらない、面白い映画のひとつや二つを見せれば良い”と、ばかりに一気に財政難に陥る新作映画の公開シーズン。
今、まさにレミー貧乏。

量販店で一気に全てを購入したマテル社のコレクションPVCフィギュアセット“ムービー・モーメント”シリーズ。人間約10cm高、レミーの身長4.5cm。レネズミと人間のスケールが合わせられないのはどの玩具も同じ悩みですが、人:犬くらいのイメージ対比でも遊べそうです。別売りで背景になるプレイセットも出ていますが、この商品ともども日本正規輸入版の価格設定が高いので見送りました。

だって1セットのカタログ価格が2604円。1セットが平均4体入りだから単純計算で651円。ネズミにいたってはガチャガチャから出てきそうな大きさだから高額感は否めません。同じマテル製品の過去の同系統の商品で計算すると1体200円強(「ヘラクレス」「ムーラン」あたりを基準)だったのだから、相当の値上がりです。もっとも時代なりのクオリティアップも図られているのですが……。
単純に為替レートのせいとも思ったのですが、並行輸入のコレクターズショップよりも高いのを見て考えが変わりました。単純にトミーダイレクトの設定が高いぞ、と。

頬の繊細な赤みやキャラ商品の命ともいえる目の彩色に当たり外れない品質保持。レミー等のネズミキャラクターも単純なエアブラシ塗装だけでなくドライブラシでつけた毛並み表現が生きています。遊びだけでなく鑑賞に堪える商品シリーズです。
Movie Momnents / Meet the Chefs / by Mattel
▲シーンB メット ザ シェフ
人間キャラクターには英語ロゴをあしらった透明台座つき。
Movie Momnents / Working together / by Mattel
▲シーンC ワーキング トゥギャザー
エミールとジャンゴが持つフォークや食材はセパレートで、取り外しが利きます。
Character Cast Gift Pack / by Mattel
▲ギフトセット
メインキャラクターが揃うABCからの美味しいところ取りのギフトセット。
逆に言えばABCを持ってる人には不要のセット。自分も未購入。


■amazon.co.jpで見る:レミーのおいしいレストラン ムービーモーメント

ガジャモジャ2007年08月05日 12:25

ガジャモジャ
ただいま部屋の温度36度を越えるところ。PC付けたら更に悪化するぞぉ。
外のほうが涼しそう。朝もジットリ暑さで起床。寝ても疲れがとれない。
熱中症になりそうな家から外に脱出するぜぃ。

厚い熱い暑い~!!

※1 我が家にはクーラーがない。
※2 表題は『オバケのQ太郎』の暑いと言ったら罰金のエピソードから。暑さの絶叫。うろ覚えなので、違うかも。
[2007/08/08追記]
※3 上記は間違いでした。暑いときにキレて言う言葉として「ガジャモジャ」は存在するのですが同じ藤子F作「キテレツ大百科/水ねん土で子どもビル」(小学館コロコロ文庫1巻収録・他)に登場するコロ助の絶叫でした。「オバQ」の絶叫の正解はコメントにてフォロー。