ノック!ノック!ようこそベアー山 ― 2007年10月17日 02:53
同じ趣味で話が盛り上がっただけなら軽いけれど今回は珍しく、自分が説教される側(笑)。
ジムヘンソン・プロダクションがディズニーチャンネルの為に制作した「ベアー・イン・ザ・ビッグ・ブルー・ハウス/Bear in the Big Blue House」は1997年スタート。いわゆる“マペット”番組なんですが、これがまた、既成観念がハズれるくらい彼らの動きが自由自在。そして個性的なキャラクター配置、デザインもカラーもビビットでキュート。たまらない。
自分が最初に「ベア」に出会ったのは、輸入雑貨店。たくさんの商品を見て、これイイな、と気になるところからスタート。1999年にフロリダのショーで実物の彼らに出会って更に惹かれました。浪々とカントリーソングを歌うベアーの歌唱力もすばらしかったですが、それより何より彼らの動きたるや。
■IMDb「Bear in the Big Blue House」:http://www.imdb.com/title/tt0173664/index.html
■Wikipedia(英語)「Bear in the Big Blue House」:http://en.wikipedia.org/wiki/Bear_in_the_Big_Blue_House
(ああ、よく出来ていたオフィシャルHPがなくなっている……。しょうがないのでデータを↑。)
マペットのファンなら当たり前の話ですが、彼らの顔には左手が入り“パペット”し表情が作られます。小さいキャラクターならば残りの腕で手を“マリオネット”しながら動かします。双方を使うから“マペット”と呼び、“マペット”は創始者ジム・ヘンソンの造語です。(だから、芸人“パペットマペット”の名前はずっと理解に苦しんでいます。あれは“パペットパペット”だろ。それ以前にジム・ヘンソンから許諾とってんの?)
ビッグバードみたいな大きなキャラクターは左手を上にして、左手の中身は空っぽ。空の左手は釣り糸で右手に連動していて、片手で両手の演技をしています。 この基礎知識があるだけで「セサミストリート」はじめ、マペット番組を見ると本当に驚きの連続です。
ベアーの驚きたるや、グニングニンと首回りも動くし、動きの自由さはかつて見たことのない柔らかさ。大きさの違うキャラクターとの掛け合いも見事。そのキャラクター性に惚れて、キャラクターグッズもわらわらと購入して帰国するに至りました。
日本での放送を心待ちにしていたのですが、最近ケーブルでやってるのを知りつつ、契約もしてないし放っていました。そして、怒られたのです。
知らないうちに地上波、テレビ愛知で放送され、開始してから既に数年が経過していたのです。
邦題は「ノック!ノック!ようこそベアーハウス」!
■テレビ愛知「ノック!ノック!ようこそベアーハウス」HP:http://www.tv-aichi.co.jp/bear/index.html
うわっ……。
……センスない邦題だな。原語タイトルは「B…B…B」になってるからカッコいいのに。いや、地上波でやってくれた功績だけで歓迎しましょう。
「ファンなのに、知らなかったの?」
「見なきゃダメ! DVD買わなきゃ!」
「声やってる人は……。」
「CDは持ってる? 貸してあげる!」
もう、いつもと立場逆です(笑)。タジタジ。
モノズキ山の濃い人種は、時と場所を選ばないと改めて思った事件でした。
つーか、DVDはリージョン1やんか!(笑)
※冒頭画像の“ブルーハウス”はファーストフードの玩具。フィルムビューワー。手前のベア・ブリックはカスタム品。カルピスのオマケを自分で塗りました。2枚目画像は99年に見たライブショーの模様。
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