紙モノは弱くなった! ~映画の追体験スタイル2007年10月13日 13:43

ディズニー映画パンフレットまとめて11冊、ネットオークション落札品
バブル期に比べて、プレミア物の値段が全体的に落ち着いて、昔からほしかったものは手を出しやすくなった。実感することも多い。

それとは別に、印刷物、紙モノって弱くなったよなぁ、と最近常々思う。 画像はネットオークションで買ったばかりのディズニー映画パンフレット11冊。既に持っていた「わんわん物語」の初公開時パンフレットは、10年くらい前に状態の悪いものを約三千円で買ったのに、今回のこれは……。11冊で二千円。1冊平均181円。涙チョチョ切れ。

(※50年代後半から70年代のディズニー映画のパンフレット。時代によって日本語吹き替えが作り変えられてしまう作品が多く、資料性の意味でもマニアには重宝する冊子。)

SNSの映画好きコミュニティーでは「映画パンフレットを必ず買いますか?」とアンケートが取られていて、ふと自分も昔に比べて買わなくなっていることを自覚した。

欲しい物を安く買えるのだから、これほど嬉しいことはないと言えるけど、“紙”の現場で働く自分にとって、危機とも思える状況だ。
ネットが普及で情報は紙よりネットで摂取する機会が増えたし、世間的にも当たり前になったように思う。でも、情報面だけでなく追体験アイテムとしての価値も暴落しているように感じる。
ビデオ普及以前は映画を追体験できる媒体といえばTVの再放送、パンフレット、そしてサウンドトラック・レコードが基本だった。特に自分の都合で再読できるパンフレットとレコード(=CD)は基本アイテム。気に入った映画を追体験するには必須だった。

いまやビデオどころかLDも廃れ、DVD……いや、さらに次世代、ブルー・レイ・ディスクも普及し始めていることを考えれば“追体験”は単純に“映像再生”が当たり前。いまさら紙媒体や音だけで追体験するなんて旧人類もいい所という話だろう。
映画館から半年そこそこで映画館とほぼ同じ映像が家で再生できるのだから、パンフレットを買わなくて当然とも言えるのかもしれない。
でも、自身の記憶力とイマジネーションを再生するからこそ見えるものが、たくさんあったはずなんだがなぁ。

ボビンヘッド/ワイリー・コヨーテ ―ロケットカー2007年10月13日 16:51

WACKY WOBBLER BOBBLE-CAR / WILE.E.COYOTE Rocket Car
最近元気で存在感を強くしている現在進行形メーカー「ファンコ」。
ファンコHP:http://www.funko.com/

HPへ行くとスターウォーズOPのパロディを真面目にやってて、いい意味「バカだなぁ」と思えるメーカーさんでした。昨今のスターウォーズものをやってるメーカーさんだったんですね。
ソフビ製品ばかりリリースしているあたり、むしろ日本的。好きモノが絡んでいるのではないかと邪推させるセンスを漂わせています。

「ルーニー・テュ-ンズ」だけでなく「トムとジェリー」ほかカートゥーン系もリリースしていて、よく目に留まるのですが大柄な商品が多く自分はスルー気味です。このコヨーテのロケット・カーもセールでなければ買っていなかったであろう品。なかなか開封せずに部屋に積み上げていたのですが、開けてみるとキュートで、存在感もなかなか。ソフビなりの丸みも似合っています。