究極大怪獣第参集2007年11月01日 03:00

ここんところ、ウルトラ怪獣商品の怒涛のリリースラッシュ。前々回エントリーに引き続き「パノラマファイト」「PVH対決セット」「アルティメットソリッド4」正直、首が回りません。そんなところに神のような助け舟。
「新しいの買った?いらないからあげる」
ダブリをいただけるのかと思ったら、買ってみたら期待はずれだったからとの事。一箱735円のブラインドボックス商品、いっぱい買えるのは大人の財力だけど、それを惜しげもなく人にあげられるのはもっと大人!(驚)
ありがたく頂戴いたしました。
究極大怪獣第参集/アストロモンス
ちなみに、そのAさんが手元に残したのがウルトラマンAタイプとアストロモンス。確かにタロウ怪獣をハイクオリティでまじめに立体化する機会って少ないので、新鮮。このアストロモンスは花びらを層で別パーツにしてはめ込む労作。こうやって見返すと、体色の青味と花の赤のコントラストがきれい。(怪獣としての魅力と言うよりも、玩具的な快感ですが。)タロウ怪獣に多く見られるヒラヒラも立体になって再確認できると、妙に味わいがある印象。
究極大怪獣第参集/ベムスター
王道、ベムスター。カッコイイ! けど、最近リリース続きで食傷気味です。すごく出来はいいんですが……。これは我が家のベムスターだけかもしれませんが頭が外れやすいです。ATBC-PVCは硬質で噛ませる部分を深くする必要があるようですが、形状の都合上、浅くなってしまっているみたいです。
究極大怪獣第参集/カネゴン
おそらく今回の目玉とも言えるラインナップで、自分も一番期待していた怪獣“カネゴン”。予想に反して、「あれ、これくらいか」と思ってしまったのが第一印象。ディテールに関しては文句なく素晴らしく欠点を見つけるほうが難しいくらいの立体なのに、印象は地味かつチープ。最大の理由は成形色をむき出しにした配色でしょう。一応、陰影として褐色を吹いた部分もあるのですが、大半は剥き身カラー。そのせいで完全なフラットにならず、半光沢を持ってしまったのが敗因でしょうか。
2004年にリリースされた「ウルトラ怪獣解剖図鑑」(2004)のカネゴンは525円で、あんなに色数あったのに、と回想できてしまうところも切ない……。
でも、なんだかんだで一番いじくり回してます。だって、何個持っていても好きな怪獣なんだもん。と、部屋を見返すと、エクスプラスのカゴンが目に入ってきました。やっぱり、色も含めて素晴らしい。究極大怪獣版は、やっぱり色が弱点だなぁ。
究極大怪獣第参集/ペスター
そして、シリーズ最大のペスター。繊細な塗装が見事で、カネゴンとの差を見返すと、同じシリーズとは思えない見栄え。 怪獣は重さのある立体になることが多いので、塩ビ(PVC)で成形する場合、硬度を上げることも変形を避ける手段だと思う反面、せっかくの生物感が減ってしまうのも痛いところ。今回の究極大怪獣はどれもかなり固めのPVCで、長く眺めているとプラスチック製の印象に近い部分も受けます。 その、もうひとつの理由が中抜きの技術。
ペスター/パーツ分割
コスト低減と自重による変形を防ぐ効果だと思うのですが、年々その技術が進みペスターのように薄いキャラクターでさえ、これだけの肉抜き成形です。進歩を感じると同時に、何か、塩ビ怪獣としての魅力が低くなってるように思えるのは自分だけでしょうか。ソフビ人形(中空)との対極にムク人形と言う良さがあったように思うのですが……。ゴトっと重ければいいと言うもんでもないですけどね。

スティッチ・ゴーズ・トゥ・イースト2007年11月01日 16:15

やっと公式で情報が出ました。
「リロ・アンド・スティッチ」の日本版情報です。
多角化するビジネスの中でローカライズは、よくある話ですがディズニーでこの例は初。
かつて敵国で戯画化していた日本に、キャラクターを輸出する時代が来ようとは。
ついに日本が舞台のディズニー作品が発信されます。
多々、不安もありますが、まずは生暖かく見守りたいと思います。

沖縄タイムス:2007年10月31日(水) 夕刊 5面「竹富島を舞台に/ディズニー」http://www.okinawatimes.co.jp/day/200710311700_05.html