トレーディングカード「サンタクロース2007 Holiday set」 by Topps2007年12月09日 21:36

Trading cards / Santa Claus 2007 Holiday set / by Topps
立川まで足を伸ばしたついでに、普段では入らないお店を数軒のぞいてきました。トレーディングカードショップ“ミント”は全国に支店があり、自分の住んでいる町にもあるのですが、場所が変わると品揃えも違うようです。その中で衝動買いした品が画像の品。

トレーディングカードショップ ミントHP:http://mint-web.jp/
TOPPS HP:http://www.topps.com/

メーカーのトップスはスポーツカードの老舗。そこが自社の歴史を振り返るかのように歴代ベースボールカードのデザインを踏襲した、「サンタクロース」のカードセットを作りました。パッケージを見てのとおり2007年、今年の新商品です。

いろんな意味でズレてる感じが、自分にとっては最高に居心地がいい(苦笑)。
たぶん、野球カードを集めている人にとってはサンタ・ネタは範疇外でしょうし、サンタクロースの文化を楽しむ人の中で野球カードのコレクター文化に浸っている人は少数でしょう。特に日本では……。

中で展開されているネタで特にフィーチャーされているのは選手……もとい、サンタクロースの直筆サインカード(画像右)、そして印象的な赤いコートの実物の切れ端が閉じこまれたカード(画像中央)。コートが埋め込まれたカードは靴下の形に窓が開いていて直に布を触ることが出来ます。 ちなみにパッケージでフィーチャーされる残る一枚(画像左)は1952年デザインのルーキーカード。サンタのルーキーって、微妙に若くてひげが短いってこと?

詳しく読み込んでいないのですが、サインしてるのはいったい誰? フィンランド公式のサンタクロースの内の一人なの? そしてコートの布はいったい何処から調達したの? 気になります。

「オズの魔法使い」の作者フランク・ボームが書いた「サンタクロースの冒険」の中では、サンタの不死の理由として魔法のかかった赤いケープが登場するのですが、まさか、そこからじゃないですよね。

蛇足ですが、驚いたもうひとつの要素がパッケージ。中身からっぽです。厚さ5cmもあるパッケージは空箱が入っているだけで、肝心の商品(全18枚)はフロントに見えているカードに数枚重なって入れられているだけ。穏衝材というより、昔のCDの紙ケースと同じ万引き防止なのかとも思う処理です。
折角の夢のある商品に現実を感じてしまった上げ底梱包なのでした。