週刊マイ・ディズニーランド17冊目 ― 2008年01月22日 21:10
小さいながら作り込みもあるし、なんと言ってもパークの顔とも言うべき「メインストリート駅」がやってきたのだから。TDLに慣れてしまっていると、SLは単なる遊覧のみの乗り物と言う感覚になってしまうけれど、本場カリフォルニア(と、フロリダも。他は知らない&忘却)では、SLはきちんと交通手段として生かされています。入り口だけではなく奥にも駅があって、園内の反対側から攻めたいとき、帰り道などに便利です。もともと鉄道ごっこ遊びが発展して出来上がった場所という発端を思い起こしても、鉄道あってのディズニーランド。そんな出発点でもあるメインストリート駅は、やっぱり感慨深い存在でしょう。
いいよね。やっぱ、“汽車ぽっぽ”だよね(ビョーキ)。きっと最後半のラインナップだろうけど、車両本体の到着が待ち遠しい!
実景写真と比較してしまうと、トイ然とした明るいカラーリングが気になるけど、ここだけ汚し塗装しても、他とつりあわなくなっちゃうだろうから、スルー!
そして、「イッツ・ア・スモール・ワールド」の壁紙。名アーティスト、メアリー・ブレアのコンセプト・アートからデータをとってるあたり、地味にいい仕事してます。今度の今度こそすべてパーツがそろって完成! あとは手前の塔と本館の間に通るレール部分が開通すれば……うっ、遠い話。
とりあえずアトラクションとしては完結したので組み立てた記念撮影したいところですが体力がないので、別エントリーにて消化予定。嗚呼、また予告逃げで、未消化しちゃうかも。
本誌17号。お献立は以下。
・アナハイム探訪「オートピア」
・キャラクター図鑑「ジーニー(アラジン)」
・ディズニー・ワークス「リトル・マーメイド」
うん、可もなく不可もなく。“ぬるさ”と“かゆさ”。もう、これは直らないだろうし、こちらも慣れてきました。馴染みの低いアナハイムのパークを扱うページは素材の浸透度が他に比べ低い分、自分にも楽しめます。前回のガジェットの件もそうだけど、見たい画像が揃っていないのが毎回歯がゆい。でも、アニメ記事に比べれば気にならない。歴代オートピアの車両がカタログ的に並んでたら嬉しいけど、ま、前回ほど気になるレベルの話じゃない。
それらの欲求の大部分は洋書で既に持ってたりするし、改めて今回の雑誌に期待しちゃ間違いなんですよね。きっと。
キャラクター図鑑「ジーニー」。今回は「ティモン&プンバァ」の時と逆ベクトルで、本家映画「アラジン」以外は見事無視。なんなんだ、この編集方針の違いは。定まってない編集だなぁ。あと、肖像権に気を遣ってなのかジーニーの変身リストに有名人が意図的に外してあるのが気になった。むしろ欲しいリストはそっちなんだけどな……。“ジャック・ニコルソン?”とか“シュワルツェネッガー風”とかの逃げは駄目ですか。
ディズニー・ワークス「リトルマーメイド」。
キャラクター図鑑が“当たり外れのでかいコーナー”だとするなら、ここは“コンスタントに小さく外してくるコーナー”なイメージが定着し始めてきた。大きくは外れようもない(あらすじ紹介や公開当時の状況解説に大半を費やす)けれど、平均温度がぬるいと言うより寒く思えてきた。だって、ビデオの広告と変わらない温度なんだもん。
毎回ある“Did You Know”なる囲みコラムは、トリビアを扱う部分。正直、創刊以来「へぇ」ボタンが押せない。今回はデンマーク・コペンハーゲンにある人魚像の解説がなされているのですが、見事、銅像解説。オイオイオイオイ。
写真を見て、てっきりこの像へのオマージュで出来上がっているシーンが解説されていると思っていたのだが、スルーかよ!
蛇足ながら解説するなら、劇中「パート・オブ・ユア・ワールド(リプライス)」を歌いながら岩の上で上体を起こすシーンは、この銅像をモチーフにしたオマージュ。なんか、この本はわざとかゆいところを外して、外側をかいてるよなぁ。いっそ、かかないでくれ、と言いたくなる。
さて次号、第18号は『メインストリート駅(階段)』『ウォルトのランプ』『シティホールと消防署』 。今号といい、ウォルト精神の基本部分が続くラインナップに、期待が膨らむ(※ジオラマパーツのみ!)。
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