処分から救え! ~エンサイクロペディア・オブ・ディズニー・ダイアリー2008年01月31日 17:27

ENCYCLOPEDIA of Disney 1996-2006 THE BELLS OF NOTREDAME to THE WILD
お目当ての本を買えず、ヤケ酒をした帰り道に出会ったのが画像。
バラエティショップのワゴンに並ぶ手帳類にちょっと変わったのがあって、ぱらぱらやってみたら即購入する決意が固まりました。
購入してみてから考えるとリンク先さんのブログ記事で紹介されていたような記憶もあるけれど、そこは置いておきます。
2300円が1000円へ割引。あ、どっかの店のストレスを微妙なもので代用して消化しようとしてるな、オイラ。

今年の手帳……と言えば、手帳のようでもあるけど、これは手帳としては役に立たないと思える内容。その豪華な装丁は本にすら見えないキラキラ加工で、本文の裁断面にはホログラムでミッキーのシュルエットが浮かび上がるしかけ。そして内容が最高にズレててイイ。

表紙の表示どおり、『ノートルダムの鐘(1996)』~『ライアンを探せ!(2006)』と言う、“ニュー・低迷期”とも言える作品群だけを扱った、キャラクター図鑑になっているのです。正直、人気作品は何度も反芻されて資料に困らないけれど、これだけハズした作品群こそまとまった資料はなかなかないもの。
ENCYCLOPEDIA of Disney 1996-2006 THE BELLS OF NOTREDAME to THE WILD
『ノートルダムの鐘』はさんざん観た作品だけど、フロローに虐げられる風車小屋の家族が“粉屋とその家族/Miller and His Family”として、キャラクターとして数えられて、本編以外に新たな図版が綺麗に描かれて商品化……。かなりキテます。
暗いイメージの強い作品だけにそのミスマッチ感もすごい。
ENCYCLOPEDIA of Disney 1996-2006 THE BELLS OF NOTREDAME to THE WILD
『ファンタジア2000』の中で飛んでいた図形に名前があるのも衝撃だったけど、爆笑したのがこれ。失業者のオジさんの名前が“ジョブレス・ジョー/Jobless Joe”。悪い冗談みたいな名前!Ha Ha Ha !

『リロ・アンド・スティッチ』に登場するハセガワさんの英語つづりが“Mrs.Hasagawa”なのも、初めて知りました。日本語的な感覚から言えば“ハガワ”さん……。

無駄な知識がたくさんつきそうな、楽しい“眺める”本です。
手帳としては……使いません(宣言)!

ほめられても嬉しくないほめ方だとは重々承知の上で、グッジョブ!stingさん!

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■STING HP :2008年ディズニーデイリースケジュール帳(商品詳細ページ)