リバイバル公開中『パンダコパンダ』2008年03月19日 15:12

パンダコパンダ/前売り券
♪パンダ・パパンダ・コパンダ~

ひたすら能天気に歌ってハッピーになれる映画、『パンダコパンダ』が続編『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』とセットでリバイバル公開! いままでのように特集上映のうちの1プログラムとして紹介されるのではなく、本格的リバイバルと言うのが嬉しいです。コンビニに貼りだされていたポスターに目を疑った自分なのでした。
もちろん、行きますよ。なんといっても一番好きな宮崎アニメと言える作品です。なになに、上映館が少ない、はいはいノープロブレム。都心部だと渋谷の1館ですが、関東でも3館“も”やってるんですから、多いほう。

既にビデオ、レーザーディスク時代に飽きるほど見た作品ですが、自分にとってのスクリーンは意外にも初めて。新たなる発見と言うよりも、旧交を深めるような“まったり”した鑑賞でした。

ふと思えば、自分はパンダ・ブームの真っ盛りに幼児期を過ごした世代です。家庭にパンダのぬいぐるみがあるのが普通の風景だったし、仲良しでした。上野動物園にいるランラン・カンカンは他の動物のどれよりも特別なスターでした。スチール星人がパンダのぬいぐるみを欲しがるのも納得してしまう(※ウルトラマンA第40話『パンダを返して!』)世代です。
パンダブーム真っ盛り 1973/4/22
パンダが日本に来た1972年に公開された『パンンダコパンダ』はブームに乗った企画モノであるはずなのですが、その内容の普遍性、クオリティによって後世に残る傑作となりました。
限られた動画枚数の中、目一杯のしぐさ(芝居)を見せてくれて引き込まれます。陳腐な表現ですが、この時代から完成された才能ある人々が創りあげた名作。今見ても色あせることない作品でした。

劇場では新たに作成された紙芝居型パンフレット(800円記憶)、イメージボードをメインビジュアルにした今回の劇場ポスター(600円)、記念スタンプ(無料)、入場記念プレゼントのフィルムしおり(限定数、先着順、柄の指定は不可)が用意されています。鑑賞はお早めに!