週刊マイ・ディズニーランド26冊目2008年03月26日 23:10

イテテ、凶器と化した雑誌(^^;
今週も発売日に本屋へ来てサービスカウンターで名前と誌名を告げて本を出してもらいました。取り寄せられた本に付いている伝票には自分の氏名だけでなく、これまでの号数の発売日と引き取り日が手書きで記入されています。よくもまぁ、毎週、発売日に本屋へ来てるなぁと驚きました。加えてブログの感想エントリーも多少ダラけてはいるものの習慣化。

そして購入した本誌を同僚の前で開封し、ボヤくのも習慣化しています。今週はアクシデント! シュリンクの端を破って、人差し指をスキマに入れて開封しようとしたら

つッ!
中に5枚重なって入っていた緩衝材のダンボールは決して鋭利な紙じゃないのに、指をザックリ切りました。鋭利なのも痛いけど、ナマクラなダンボールは輪をかけて痛いっ! 
パッケージには外箱がヘコんでも取り替えないという注意書きはあるけど、開封時に手を切る心配はしてくれないのね。(別に、過剰なPL法表示はいらないけどサ)
そんな訳で、数日は絵仕事もタイピングも不便だなぁ。

さて今週のお献立。

■ジオラマアイテム
・マッド・ティーパーティー
・おとぎの国のカナルボート
・ケーシージュニア・サーカストレイン(駅)

■本誌記事
・アナハイム探訪「ディズニーランド鉄道」
・キャラクター図鑑「サリー&マイク」
・ディズニー・ワークス「わんわん物語」

文字で見る分にはすごく盛りだくさんに見えたジオラマアイテムですが、ある意味予想通りの小型パッケージ。
26号ジオラマアイテム
豆みたいなパーツがいっぱい入ってるのだから数で勝負と言いたいところですが、ティーカップは色換え、おとぎの国のカナルボートも色換えと気がつくと実質、新規造形パーツは3種。
今まで、細い部品に金属を使ったり、素材にはこだわりを感じる商品。今回のマッドパーティーの台部分はいったい……。
かっ、紙!? ∑(@。-;)
……紙…でしたか……(ガクリ)。
ダンボと違って凹みモールドがあった分、回転させられる処理がなされると期待していた自分にとって、回転はしない&紙製はダブル・ショック。ダンボとティーカップを回転させることのできる改造用素材、探そうかな。

今週のジオラマアイテムは……これで1490円と思うと切ないなぁ。丸い紙と粒……。
ちっちぇえし…
一番アイテムらしいサーカストレインの駅も、今週の主役とは言いがたい存在感だし。

全体のローンで均して考えるべきだとは思うけど、小スパンで区切り、この一月で均して考えても割高感はやっぱり消えない。トホホ。

さて、先週褒めた本誌は……。やっぱ問題点アリ。楽観はできないッス。確かに全体的に文字数が増えたし、情報のバランスもできてきたけど突貫工事っぽい粗は消えていない。

今号は満足レベルの記事は「アナハイム探訪」、及第点「キャラクター図鑑」、問題ありの「ディズニーワークス」。

「ディズニーワークス/わんわん物語」は、おそらく先ごろ発売されたDVDのメイキング映像か、それに準じたプレスリリースを基本に引き写した内容でしょう。そこは非難しませんが、この作品の製作スタッフでもないドン・ハーンの言葉を引き“ウォルトが人生を見つめなおした作品”と価値を見出すのは微妙です。いい言葉なので、引くのはいいですがドン・ハーンを“ディズニー・スタジオのプロデューサー”としか紹介しないのは配慮がなさすぎ。知識が無い人が読んだら、この作品のスタッフと読み違えるでしょう。ドン・ハーンは「わんわん物語」映画公開の1955年に生まれた人(「美女と野獣」など90年代活躍プロデューサー)なんだから、リアルタイムのことを語るにも微妙なポジションなのに。

あと、同ページ“Behaind the Seenes(ビハインド・ザ・シーン)~犬の視点で描いても共感を得る理由”。良くわかんないんですけど、自分の頭が悪いのかな。
(前略)レディの耳を髪の毛のように風になびかせたり、目覚めにあくびをしながら背伸びをするトランプの様子を描いたりなど、人間の振る舞いもさりげなく付け加えています。(後略)

ンァ? 犬だって長毛種、耳の長い種類は風に毛や耳を揺らすし、あくびしながら背伸びもします。ごめんなさい、ライターさんの言いたいことカケラも理解できません。“擬人化”ってどういうこと言うか知ってるのかな。
犬でありながら人間らしいパーソナリティを伝えている“芝居”のさせ方を言うなら、ちょっとズレてる場所を指摘していると思われ。

あと、犬キャラクター大集合の画像についたキャプション、間違ってます。
新たに家族が増えたレディとトランプ。もちろん、たくさんの仲間もずーっと一緒です

いわゆるスチール用イラストで本編に無い画像に苦肉で書いたのかもしれませんが、この映画の中では保健所に収容された犬たちの運命は不明。“ずーっと一緒”は超・的外れ。

あと、今更だけど、キャプションの文章はブロック末尾には“。(句点)”ないのね。途中には句点が入るのに、最後だけ無いのが、なんとも奇妙。誰だ、こんなフォーマット組んだの。

前言(先週の発言)撤回。やっぱ、この本ダメだ。進歩はしてるけど、やっぱり妙。

さて来週は「グラウンドベース(おとぎの国)」。やっとケーシー・ジュニアを線路に乗せられるのと、カナルボートを飲み込むモンストロが手に入る。平坦なグラウンドベースはつまらなかったけど、起伏やディテールの込んだグラウンドベースは割りとイケそう。