ディズニーワールド・タウンスクエア キット / RE-LIVE THE DISNEY EXPERIENCE('80-'90s)2008年03月29日 03:34

Disney World Town Square Friend / Snow White and 3 Dwarfs
「週刊マイ・ディズニーランド」を購読する以前から、テーマパークのミニチュアを集めたい願望はあって、その中でもこの「Disney World Town Square / RE-LIVE THE DISNEY EXPERIENCE」は惹かれていた商品です。

これはフロリダのマジックキングダムで販売されていた商品で80年代の末期か90年代の浅い時期にリリースされていました。テーマパーク全体をミニチュアにした商品ではなく、入ってすぐの広場“タウンスクエア”をメインにしています。フィギュアの身長が約6cmですから、全体の大きさが相当であることが伝わると思います。
Disney World Town Square / RE-LIVE THE DISNEY EXPERIENCE
自分はこのシリーズのアクセサリーパックになる個別売りのフィギュアしか持っていません。箱の裏を見るとA~Jまでラインナップが掲載されていて、内容を読むといまだに後ろ髪を引かれる思いもあるのですが……。言い出せばキリがありません。今回ディアゴスティーニのミニチュアを集めることによって、なんとなくこの商品の呪縛からは逃れられそうな予感がしています。(舌先だけの可能性もありますが。)
RE-LIVE THE DISNEY EXPERIENCEシリーズでウォルトのアクション・フィギュアが出ていたら無敵だったんですけど、こびとすら3人止まりのリリース。

ミニチュアに関しては、まぁ、そこまでの思い入れのある建物ばかりでもないのでなんとかなりそうなのですが、フィギュアコレクターとして今も魅力なのはモチーフです。

今更、キャラクターのフィギュアでミッキーマウスや白雪姫なんて珍しくも無いように思われるかもしれませんが、パークにいる“リアル”な存在の彼ら、彼女たちの立体化は珍しいケース。
どうしても絵で描かれた姿がオリジンであるため、たとえテーマパーク商品であっても、イラストモチーフに戻して商品化されることが多いディズニー(パーク)商品。でも、ここでは着ぐるみチックなリアルな存在な彼らの姿をモチーフに立体化。妙に大人びた手足のバランスをしたこびとはアニメとは違うバランスです。白雪姫にいたっては、ちょっと怖いくらいの顔。技術力の問題もあるようですが……。

このアプローチの商品化が残っていると思うのですが現状ではタブーなのか、それとも冷静な判断で商品化に至らないのか。理由は定かではないですが、“この手がまだあったか”と言わせるスタイル、いかがなもんでしょう。
本当ならばディアゴスティーニの本についてくるフィギュアもリアルな存在のパーク版の方がいいと思っていたオタクな自分です。
Disney World Town Square Friend / Snow White and 3 Dwarfs
改めて引っ張り出してみましたが、この路線は相当の技術力がないとキケンだと思い直しました。あはは。

タミヤの改造コンテストでもよくリアル頭身版のミッキーマウスなんて作例を見かけますが、自作って言う、いばらの道がまだ残されているかもしれません。本当に欲しい人は、もうやりつくしているのかな。