PVC/ルーニー・テューンズのくるくる島 (1995)SONRIC'S LANDIA ― 2008年05月09日 05:06
パッケージは集めるとつながったイラストになるようなのですが残念ながら自分は1つしか入手することが出来ませんでした。 おまけは全部で20種。
全てをつなげると、こんなパノラマが広がります。長径が25cm短径12cm程度。てんで勝手な行動をしている“並べただけ”のパノラマではなく、いくつかのキャラクターが絡み合ってドラマを展開しているあたり、かなり凝った設計になっています。
コレクション・ナンバー1は、なぜかバックスバニーではなくて“ワイリー・コヨーテ”。サボテンに身を潜め、ロードランナーを罠にかけるため虎視眈々としています。ロードランナーはいつもどおりのマイペースでエサをついばんでいます。
この2体とダフィ、タズの4種は2年後、アメリカの「サプライズ・ティン」で再販されています。
その再販版ではいまいち状況が分からないことになってしまったタズ。彼はポーキーの荷物をかじり、服を引き出して暴れています。あわてて荷物を引き剥がすポーキー。よく見るとタズの台座部分は歯形がついていて、自分の台座すらも噛みちぎってます。フィギュア部分だけでなく台座部分まで利用したパーソナリティー表現は愉快!
バックスバニーを中心としたブロックは、バックスと対向するライバルが勢ぞろい。ウハギ狩りをせんとするエルマー・ファッド、ウサギ穴を指し示すダフィ・ダック、火星から地球生物を捕獲に来たマービンと、その手下K9(ケイナイン)。
小さな体のヘンリー・ホークはチキン・スープを作ろうとしているのか、フォグフォン・レグフォンを釜茹で準備。マッチを片手に今にも着火する瞬間です。
スカンクのペペ・ラ・ピュウは相変わらずマドンナ“ペネロープ”を追いかけてます。猫のペネロープは迷惑顔でゴミバコにかくれて避難。ペネロープ絶体絶命! (それ、違う。)
人気者トゥイティーは自分のカゴから抜け出し、自分を狙う“わういネコたん”シルベスターを懲らしめるためハンマーで応酬。2匹の飼い主グラニーもシルベスターをカサでひっぱたく寸前!
帽子姿の似たもの同士、スピーディ・ゴンザレスとヨセミテ・サムは自己アピール? それともバッグスを発見して奇声をあげるヨセミテとシルベスターを発見して対決を挑もうとするスピーディーが偶然シンクロしたシチュエーションなのかな。
マークアンソニーとプシーフット……ではなくて、同じく黒ネコですがシルベスターの息子シルベスター・ジュニア。マークアンソニーの骨を隠してしんらんぷり。骨が無いことに気がついたのか不機嫌な顔のマークアンソニー。
このコレクションは藤子コレクターのKさんがアメリカでイベントに参加したときに見つけてきてくれたもの。96年当時20個セットで100ドル。(今振り返ると結構なお値段。)
今でもお気に入りのアイテム、自分にとっては“お宝”のひとつです。
ちなみに冒頭の箱と上掲の配置図(箱の裏面)は、別くちに国内イベントで見つけた品。箱だけで350円と言う入手価格。そのブースでは箱だけを売っていて中身は在庫していませんでした。
地球の裏のお菓子のオマケが箱と中身を別ルートをたどって我が家で集合。なんとも気の長い、不思議なコレクションです。
コメント
_ 太郎 ― 2008年05月20日 21:23
_ しらいしろう ― 2008年05月21日 15:19
これだけ大掛かりな食玩が出るなんて、メキシコでのルーニーの優遇ぶりはうらやましい限りです。
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ポーズもキャラクターのイメージに合っていて漫画の一場面みたいです。
ヘンリーが先住民に扮装していたりペネロープがゴミ箱に隠れている辺りに拘りを感じますw