月曜大工2008年05月19日 17:19

錆だらけのノコギリ
今で自分が座るあたりの畳がブワブワとしていて、座るとシーソーのように反対側の縁が浮かんでしまう状態になりました。それで、修理をすることになりました。
親の話によれば、原因は明白。
クーラーの取り付けに来たお兄さんが、作業を終わったときに飛び降りたらバキンと音がして、それから畳が浮くようになったそう。

そこで、先日の大掃除で移動したタンスの中身を出し、タンスを移動。畳を上げて、床下を覗き込みました。

親も自分も、何かが外れただけで、修理は簡単なものだと踏んでいたのですが、考えが甘かった。まずは、原因を見つけるにも一苦労。そもそも畳を支えていたであろう木がとこにあるのか見つからない。それだけじゃない。自分の家のヤワな構造を目の当たりにして、かなりの冷や汗。自分の積載量は、やっぱり危険だと改めて思ったり……。

とりあえず、その話は置いておいて修理、修理。
もう、何処から手を着けたらいいのか分からない状態で、素人では修理が不可能なんじゃないかと家族はもめる結果に。家を修理してもらっている工務店に見てもらおうと飛び込みで行く母。
しかし、忙しい工務店さんの方々が昼の日中にいる訳がない。留守番の女性に伝言して戻ってくる母と、上げてしまった畳を前に途方にくれる。工務店の棟梁が戻ってくる夕方まで、畳を上げておくか、否か……。

だいぶ時間がたってから、縁の下に落ちている木が折れた残骸なのではないかと言う仮説に到達。その木をパズルのように合わせて、あてがい、試し、話し合い。その木に似た木が工務店にあったと母が言い出し、実費で分けてもらいに出かけることに。幸い、ご好意で分けてもらうことが出来て、その木を使い自分が応急処置をすることに。

もうサビだらけのノコギリを引いて、慣れない作業に四苦八苦。
おかげで、とりあえず畳の下は応急とはいえ、処置できました。

母の話だと、終戦後に畳が無くて板の上に紙を敷いて、そのあたりに座っていたということです。

一件落着といいたいところですが、積載量の不安が増してしまった月曜日の大工仕事でした。

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