ねこみみ ~お江戸両国亭2008年07月21日 19:51

お江戸両国亭 ~終演後の風景
お江戸両国亭で3日に渡って上演された演劇「ねこみみ」を鑑賞。

これは落語の「猫」を演劇として上演するもの。
あらすじは突如人間の言葉を話し始めた飼い猫と男の物語。猫との約束を毎晩忘れてしまう飼い主。そして口論の末に……。
上演時間約30分。

お江戸両国亭は始めてきました。まるでビルの入り口の広間の一角とも言えるこじんまりした高座。その空間にまずは驚きました。

舞台は枕話も演劇化されていて、近年、電子音で話すようになった家電製品を引き合いに「昔は話さなかったけど、はなすようになったもの」と言うテーマで進みます。
家電を人が演じているのですが、そのシュールな演出がなかなかツボでした。無表情で話しているかと思うとキッと感情を“機械的に”出す間合いが愉快でした。

本編は原典に忠実で、優等生的な固さを感じたのも事実ですが、その試みの趣旨を考えると当然のものだったかもしれません。

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