カププラD-51~お手軽改造で懐かしいデゴイチに2008年08月13日 10:17

D51(サークルKサンクス版)
6月のサークルKサンクスのキャンペーンは予想通り全種類そろえるまで手を出し、その上にD-51の予備を購入するまで探し回りました。(ああ、ウルトラに比べれば楽だったなぁ。)
 
でもデゴイチ自体は好きでもサークルKサンクス版D-51はイマイチ不満。
何よりも初版時にはあったシリンダ部分の表現が省略されてしまったところ。
金メッキの再販とその後期版ではこだわってロッドまでの表現が足された部分だと言うのに!
カププラD51 金メッキ版 製造時期違い

蒸気の力でロッド(主連棒)を動かす動力の要であるココがなかったらSLは動かない。その意味、今回のカププラD-51は一番ダメな感じのモデルです。それでもSLが出る機会は限られているし、ちょっとした改造がしたかったのでここはガマンの子。
 
自分が子供の頃あったSLブームは玩具にも波及していて、子供の頃はSLの玩具と共に育ちました。どういうわけか子供の頃のD-51は車輪を赤くカラーリングするのが定番で、プラレールもトミカで発売されたD-51もなか車輪は赤でした。

車輪の赤いSLと言うと弁慶とか尖ったものが印象的ですが、D-51も赤い時代や固体があったのでしょうか。
正直、リアルさとは程遠いカラーリングセンスですが、自分の胸にはビビッときます。黒い車体に赤い車輪。玩具としての見栄えを優先したのでしょうが、かっこいいです。
 
あの日のプラレールを再現したくて、「きかんしゃトーマス」のジェームスから赤い車輪を拝借。ちょうど省略されていたロッド(主連棒)がついているので一石二鳥でかっこよくなりました。(逆にジェームスがショボく……。)
D51(車輪赤)
 
単純お手軽な付け替えですが、ビビッとくる色合いになって満足です。
 
現在発売されているプラレールのD-51はリアル志向で車輪も黒いけど、復刻版として赤い車輪のものが出たら、きっと買うだろうなぁ。

汽笛合図おぼえがき2008年08月13日 16:33

汽笛合図
地下鉄の駅ホームから見える駅員室に貼られた「汽笛合図」の覚え書き。
汽笛の“汽”の字が古い表記だったり黄ばみ方からしても駅の真新しい内装とは裏腹に相当古くから貼られている様子。こういうのを見つけて覚えたいと思う欲求は“鉄”的資質充分ということなのかな。(たぶん覚えられない。)
 
あと、非常事態はないに越したことはない!

映画『カンフーパンダ』 ~素直に楽しめた!2008年08月13日 23:43

カンフーパンダ スタンディー
映画『カンフーパンダ』観てきました。

中国オリンピックに当て込んでの中国ネタ、しかも底が透けて見えるような直球で“カンフー”と“パンダ”の融合なんて……。誰もが不安に感じるように自分も疑心悪鬼で警戒していたのですが、キャラクターデザインは悪くないし、灰色の豹“タイ・ラン”のかっこよさに無性に惚れている自分がいる……。やっぱり劇場で見ておこうと腰を上げた次第。

なんだ、オモシレーじゃねーか!
色彩設計もカッコイイ。そしてこれは最近のファンタジー映画につき物なのかと思うハンド・ドローイング・アニメ・シークエンスの挿入。

例:「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」COOL STUDIO製2Dアニメ  「魔法にかけられて」の元ディズニー・アニメーター、ジェームズ・バクスターの手による冒頭アニメ

赤と黒のコントラストの映える手描きアニメ部分は「魔法にかけられて」と同じくジェームズ・バクスターのスタジオ製。これがカッコイイ! 『サムライ・ジャック』的なエッジとカラーにCGとの本編とのマッチングのためにか入れられた水墨画的なマチエールを加えた画面。
こんなところで2Dアニメの新境地にお目にかかれるなんて思っていなかったのでテンションは急上昇。

本編も型にはまることなく、そしてパロディにも溺れないマットウなドラマ作りが胸に響く。くそう、見る前の自分の方が、よっぽど邪心に満ちてましたよ。

スピーディーなアクション満載でいて、エモーショナルな部分も落とさない展開、脱帽です。師弟愛と親子愛の対比もきれいにきまってる。
こんなキャラクターをリアリティーを保ったまま実戦で役に立つところまで展開持っていけないだろうと読んでいたので、ギャグで流すと予想していた自分。キレイに裏切られて超・気持ちいい展開!

気に入ったので購買意欲も沸いたのですが、フィギュア類が輸入ナシ。
ああ、この場合、自分はこれが修行になるんですね……。


※画像のスタンディーは本日の劇場風景ではなく、『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』を見に行った劇場で撮影したもの。