週刊マイ・ディズニーランド42冊目2008年08月18日 13:45

週刊マイ・ディズニーランド42号 表紙とジオラマアイテム
前後関係メタメタで申し訳ないですが、一ヶ月遅れで42号を振り返ってみます。
 
■ジオラマアイテム  
・マッターホーン・ボブスレー(ベース)
 
■本誌記事
・アナハイム探訪「ザ・ロイヤル・スイート」  
・キャラクター図鑑「ヒューイ&デューイ&ルーイ」
・ディズニー・ワークス「シンデレラⅡ」
 
アナハイム探訪はアトラクションではなく宿泊施設「ザ・ロイヤル・スイート」の紹介。確かにアトラクションだけでは100号続かないので、こういう切り口も必要なのでしょうが予想していなかったので驚きました。(もうひとつ驚いたのは「ディズニー・ギャラリー」がなくなって「ザ・ロイヤル・スイート」になっていた部分。アナハイムにギャラリーが無いってことは、巡回展がなくて当たり前ってこと。ははぁ。)
消防署の上のウォルトの部屋は(マニアには)有名ですが、家族の宿泊施設として用意されていたスイートは知名度イマイチな存在。不勉強ながらスイートをつぶしてギャラリーにして(更にスイートに戻して)いた遍歴をはじめて知りました。勉強になるナァ。(社会的には役に立たないけど。)
 
キャラクター図鑑は「ヒューイ&デューイ&ルーイ」。作品が多岐に渡り、そもそもフィルムだけでなく漫画の活躍も面フィールドだった彼ら。その全貌を知るには難しい存在なので、これこそキャラクター図鑑と言う企画にふさわしいと思えます。(……不備が無ければ。)
最近やっと2見開きの住み分けを理解してきたのですが、前半2ページがキャラクターの出自的なデータをまとめるページで後半2ページが性格を語るページなんですね。今までコンセプトを読み取ろうとしていなかったせいか無駄にしか思っていなかったんですが、やっと何がやりたいか分かりました。
 
でも、これってコンセプトの仕切りが失敗しているように見えるんですけど。
長編映画でしか活躍しないキャラクターは当然データ面で2ページまとめる分量が無いし、前半・後半で映画の引用ばかりになりがち。内容面で住み分けができていない。性格面だけで2ページ語る方もしんどそう。それ以前に読者はたいていのキャラクターがどんな奴か分かってるっつーの。
 
そして気になるのがデータ面での視点の混在。キャラクターの名前や家族構成、エピソードなどは“作品世界内”を語る視点。誰をモデルにしたか、どんなきっかけで(クリエーターから)生まれたか、どんなイベントに登場したか、なんてものは“作品の外(現実)から見た”視点。まるで別の視点のものを管財して扱う前半2ページは微妙。そもそも本文に登場作品タイトルを羅列するのが読み物として成立していない。それらは年表の枠を設けてくれないと……。
 
ま、40号を過ぎてからこんなこと言ってもしょうがないけどサ。
 
ディズニーワークスは逆な意味で待望の「Ⅱ」モノが初登場。
予想していたこととはいえ、絶望的です。
 
42号マッターホーンボブスレー(ベース)

ジオラマアイテムは「マッター・ホルン」の下部分。園内でも最大の存在感を誇る“山”だけに、どんな状態でリリースされるのか興味深々でした。ベース部分のパーツは板状のツマラナイものが定番だっただけに、これだけ変化に富んでいると納得+お得感すらあります。マイナス面は重量のみ……と、心配していたら肉抜きされていました。
肉抜きされたベース

肉抜きされても結構な重量ですが、“重量”(もしくは輸送費、材料費)の面まで気にして製作されていることが分かり、ちょっとした収穫です。 やみくもにレジンで抜いてるだけじゃ無かったんですね。見くびっててすいません。やっぱりジオラマアイテムは本誌とは比べ物にならないくらい心配りがあります。
42号マッターホーンボブスレー(ベース)別成型のロッジ

これまでケーシージュニアのサーカストレインの駅舎などようにベース上の建物は分割してリリースされる設定が多く見られ、そうなるのが妥当に思えるのに今回のマッター・ホーン・ボブスレーのゲートハウスは一括リリースです。ベースと一発成型でできるからかと勘ぐったのですが、良く見ると別成型で製作されたものが接着されています。ここに来て100号で収めるためのスピードアップが図られているのかと、更に勘ぐってみたりして。
 
こちら側(購読者)の都合としては建物が接着されているので屋根のとんがりが折れないか、保存方法に気を使わなければなりません。何しろ、まだ広げて組み立てながらリリースを待つ状態ではありませんから。(※ベース箱は50号で完成、配線もまだまだ先。)
 
ありがたいような、ありがたくないようなゲートハウスの接着……。
42号マッターホーンボブスレー(ベース)支柱差込穴

山の周りにある穴はモノレールの支柱を差し込む穴。レジンでそこまでズレのない成型がされているのか心配は尽きないのですが、まずは期待したくなる存在です。
 
翌号は山頂部分の中身、「マッター・ホーン・ボブスレー(雪男)」
 

重機を見ながらWALL-Eを思う2008年08月18日 16:39

重機を見ながらWALL-Eを思う
『カーズ』にしても、『ウォーリー』にしてもアニミズム的なキャラクター化だから、正に“アニメーション”だよなぁと、つぶやく自分。