そうそう、ネズミ年＆80周年を迎える年としてミッキーマウスのフィギュアを整理していたんでしたっけ。もう、すっかり忘れていました。

画像は９０年代中盤から、かなり長きに渡って東京ディズニーランド（TDL）でも販売されたPVCフィギュアです。各350円の裸売りで、証紙直貼り状態。
ラインナップは見ての通り。ミッキーマウスを中心にドナルドダック、デイジー、グーフィー、プルート、チップとデール、人気が出始めたので欠かせなかったプーさんが少し浮いています。

国内だけでなく海外のディズニーランドでも販売されていましたが、ラインナップが各国同じだったかは定かでありません。
98年か99年ごろにはミッキーマウスのみがリニューアルしてリリースされました。（なお、2000年過ぎの嫌PVC風潮でリニューアル版はごく短期間のみ流通。もしかすると日本ではリニューアルの販売なかったかもしれません。）

今見返すと、どっちが新しいか、むしろ判断に迷います。実際には向かって左の眉毛がない方がリニューアル版。80年代に主流だった眉ありの優しい顔つきから、ポップな表情づけ（40年代風への原点回帰）へとパブリックイメージが大きく変化した反映結果のようです。（商品化用のプロパティ変更が要因）

アニメーションに近くはなったのですがディズニーランドにいる等身大ミッキーとは遊離してしまった印象があります。
アニメーションの時代による作画違いの商品化は間口が開かれているのに、等身大ミッキーの変貌はプロパティが用意されていないせいか、旧フィギュアのようなアプローチはなくなってしまったのが残念です。