究極大怪獣第五集 アルティメットモンスターズ/レッドキング ― 2008年10月15日 07:46
それでも、写りが悪いだけで、実物は良いだろうと思って手を出してみたんですが……。
うわっ、想像以上にダメだ。
左右非対称なスーツの特徴を拾おうとする意図は分かるのだけど、モールドは甘いし、トータルイメージの覇気のなさは、もーグズグズ。
これだったら300円食玩「HDウルトラマンマックス」(2006年発売)の方が満足度がはるかに高い! もちろんモデルになっているスーツが違うのは、分かった上で、表現力の差がこうも出てしまうのは痛い。ディテールのシャープさ、サイズなりのまとまりを優先した若干のディフォルメも効いているHD。成型色むき出しでも、その分モールドを堪能させる粋すら感じるのに、今回の究極大怪獣ときたら……。
牙すら顔に平面状に貼りついているような印象。せっかくの立体なのに、そのモールドを楽しませる要素がまるでない。左右非対称の目を再現したいのだろうけど、その目が死んだように見える。
極端な話、顔だけで言うならディフォルメ・フィギュアの「特撮ヒーローズ」の方が似てるし、ファイトを感じ生きてる感じがする。
嗚呼840円、無駄にしちゃったなぁ。
このレベルのものを、穴埋め(=コンプリート)だけのために買うのはバカらしい。いよいよコレクションマラソンも終了が来たようです。トホホ。
今回のレッドキング、近年のリアルフィギュアでは間違いなくバッド・キング、ワースト・キングだと思います。
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