中古でも、変わらないものがある2008年12月17日 11:25

リトル・マーメイドⅢはじまりの物語/中古版
作品を楽しむスタンスとして、「楽しめたほうが得」だと思っているので、かなり自分の感性ハードルは低くて、間口が広い、ミーハーちゃんだと思うのです。

でも、ダメや苦手もある。
近年ファンの間では「2」はダメと言われているディズニー作品。劇場作品ではなくビデオ用アニメなんだから、そのつもりで観ればいいじゃん、とアタマでは思う。でも、これだけハズレくじひいたら、普通人間は学習するはずなんだけどなぁ。しかも「2」どころか、「3」だぜ?

その学習の成果が、「中古で買って、コスト削減」という、自分の職業を考えるとかなり志の低い対処法。なんだかんだいっても、好きな作品の関連作って見たくなるんだよぉ(言い訳)。

エンターテイメントの感想は、ポジティブなものを発信したいので、ハズレくじを引いたときは沈黙しようとしているのですが、ついコメントで触れてしまったので、フォロー的エントリーです。

1作目のプラチナエディション、スタッフのコメンタリーで「トリトン王は、若い頃アリエルと同じ赤毛だったらしいし」と言っているんですが、その情報を具現化しているスチールを見て、すごく興味を惹かれてしまいました。
「リトルマーメイドⅢ~はじまりの物語」はパート1より前の物語で、母の居ない家庭環境になった由来や、その弊害で起こった事件を中心にアリエルの親友フランダーとの初めての出会いを描く、プレ・リトルマーメイド。

期待はしてないけれど、そのパンドラの箱の中身は気になってしょうがない。それで中古でDVDを買ったのだけど、発売して間もなくセカンドセールされている時点で、中身は推して知るべし、だよなぁ。

感想は、(アラン・メンケン不在なだけで、)音楽の充実度が低いのを改めて感じる。
話も、パート1へ繋がる前提で(オチも分かりきった上で)、どれだけ途中経過を盛り上げて見せるか……なハズなんだけど。

結論:中古でも高かった。

■amazon.co.jpで:『リトル・マーメイドⅢはじまりの物語』を見る

コメント

_ 蒼牡丹のお久美 ― 2008年12月23日 01:13

あたくしさらに志低いです。…3本セットを友人に借りました(爆 …つい昨夜見たばかり。
2よりは良かった、というのが小2娘の感想です。2は自分がアリエル目線なのでメロディーの暴走がいらいらはらはらするらしい。一方3は結論はわかってるので途中のギャグや音楽シーンが楽しかったらしい。でも「ひとりサンリオキャラ」みたいな顔したあの緑のは何者〜?
あと、日本語キャストがほぼ総入れ替えなのはマイナス要因です。ビデオがのびるほど「1」を見ているので、「似てるけど違う声」が「ちょっとイヤ」で英語版で見てました。

アラジンもそうなんですけど、絵を描くの、手を抜いてる?というシーンが時々あるのがいやですね、ビデオ映画は。ジャスミンはもともときつい顔だけど、ときどきバランスがくずれて「すごくコワイ顔」「すごく変な顔」になりがち。アリエルもそうです。かわいくない顔が多かった…。

_ しらいしろう ― 2008年12月23日 06:54

そういえば自分、「2」は姪っ子に借りて観た記憶が(笑)。
お気持ち、わかりますぅ~(^_^;;

確かに「2」よりはマシかもしれません。「2」って、思い入れの低い主人公の娘が主人公なので、ストーリーを牽引する力が弱い……。
もっとも、正伝「1」を壊さないようにサイドストーリーにしようという意図ならば「2」のやり方も、評価できますが。

日本語のキャストは、気にしてなかったけど、自分は有名人起用(お笑いを起用)が、ちょっとひっかかりました。
1作目から20年経ちますから、いろいろ難しいですね。

アラジンは下請けのスタジオが、アジアだったか、中東だったか……。興味も薄いので忘れましたが、正直、見ていられないくらい粗い仕上がり。LDで見て以来、見返していません。TVシリーズも輪をかけてスゴイ絵ですね。線がぶっとい! どんなサイズで描いているんだか(^^;

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
右「しらいの仕事」表題赤丸の大文字アルファベット。
Next alphabet from "D"

コメント:

トラックバック