ウォーリーの世界展/モデル・マケットと、一般商品の溝2009年01月20日 16:27

ウォーリーの世界展/モデル・マケット
「ウォーリーの世界展」の「コンピューターグラフィックスによる製作過程」で展示されていたマケット。

これぞ本物なんだと、マジマジと魅入る。
CGアニメーションなのだから、玩具やフィギュアなどの立体物はデータから削りだせそうなのに実際にはそうなっていません。商品によって顔が全て違うのが面白いといえば面白い。(逆に言うと、なかなか決定版に出会えないのが痛し痒し)

黒目がやたら小さく感じるDSのスタチューや、目が中央にあるせいで記憶を失った状態に見えてしまうDXアクションフィギュアのキューブ・アンド・スタック ウォーリー、やたらと評判だけが高いアルティメットウォーリーだって後頭部ケーブルが間違った場所(首のクランクの中央)に接続されていたり、痛いことになっています。

ジェントル・ジャイアントから発売された高額ディスプレイ彫像(約2マンエン)はマケットの名前から現場で使用されたものの複製と思いきや、別物。同じに見えるほど似せようとしてるようにも見えないし、レンズ部分の表現に無理があって人相(ロボット相?)がまるきり違う。

縮尺や塗装によって印象が変わってしまうのは重々加味した上でも、展示されたマケットの美しさは映像作品から得る印象に一番(あたり前!)美しいフォルムです。

ウォーリーの体のゆがみ、凹みも“これだよ、これ!”って微妙なディテール。

イヴも同じ感想を持ててしかるべき存在なんですが、目の電飾の印象が強すぎるのか、ウォーリーほどの“本物感”を感じ取れなかったのが残念。
いや、よく見れば体のカーブと首の切れ目とかのつながりがすごいんだけど、イヴの無機質さ、パーツの少なさは“動き”が加わらないとよく見えてこない。
マケット/WALL-E (サイド)

ウォーリーのキャタピラの仲のディテールがこれだけ確認できる状態も嬉しい!

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