窮鼠ペッツを噛む ― 2009年03月22日 12:36
フィギュアだけでも結構な大きさなのに空気ばかりのパッケージで小型ブラウン管TV並みの体積のダンボールになっている「VCDミッキーマウスRunaway Brain 限定版」をトランクルームに一時避難させることにしました。片づけするためのスペース確保からはじめないと……。
トランクルームにつくと、どうも様子がおかしい。何がおかしいのかしばらく気づかなかったのですが足元に落ちている紙くず。はて、こんなゴミ落ちていたかな。
トランクルームの景色が自分のいない間に変わるはずないし……。
そのゴミを拾い上げようとかがんでみたら、大変なことが起こっていました。
ああ、一昨年の元旦にもペッツの大掃除をする羽目になったけれど、まだまだ見逃しがあったとは……。
奥から2番目の一番下のダンボールを引き出すために荷物の大移動 (冒頭画像は移動後)。
とりあえず自宅に持ち帰って整理することにしました。
ちなみにトランクルームは古いビルのオフィスの内装をトランクルームに仕上げた空間。今まで5年間、一度もこんな被害はなかったのに、セキュリティもやけにしっかりしているようだったのに、ネズミに敵なし。
今までは自宅に置くよりもトランクルームの方がネズミ被害の心配をしなくて良かったのに、よもや食われるとは……。
ペッツはペパーミントがそもそもの由来なので、本来ならばネズミ除けになりうるのに……。(※現在の主流はフルーツフレーバー。)
うひゃー、結局、似たような体積の箱を持ち替えて片づけをする羽目になったよ。
上野公園の桜 ― 2009年03月22日 12:54
ソメイヨシノは後方に見える、緑色の中にまばらにつぼみのピンクが混じって見えるもの。
ダンボールをかかえていたので近くまでも寄りませんでしたが、御苑でも見た種類のヨウコウなのかな。
来週末は、にぎわうんでしょうね。
コサキンふれあい会in Sacas に参加す ― 2009年03月22日 18:19
自分は「欽グルスショー」の曜日変更を覚えているので83、4年ごろ聴き始めているようです。そうなると欠けは最初の2年程度。一番熱心だったのは深夜放送にのめり込む中高生時代。カセットに録音し繰り返し聴きました。
実のところ、最終回だと騒いで存続した「欽グルスショー(82~)」→「バホバホ隊(85~)」の印象が強すぎて、今でも心のどこかで“オオカミが来たぞ”的ネタなんじゃないかと信じられないし、27年半も続いてきた番組がそんなに簡単に終わるとは思えず現実感がありません。
終了の告知を聞いてからは、内心「コサキン」の聴取率が低くなり古いリスナーしか聞いていない番組になってしまったのかと思っていました。
イベントはさぞかし“おっさんホイホイ”なのかと思ったら、自分が思う以上に幅広い年齢層! 老いも若きも男も女も! (イベントの終了時アナウンスによれば約1500人もの参加者だったそうです。)
ふれあい会の前には鶴間さんが、
「えー、コサキンリスナーですから将棋倒しって事は無いと
思うんですけど……お時間はたっぷりありますので。」
とおっしゃったり、終了時には
「コサキンリスナーですから、ゴミなどは残さないように……。」
と変わらぬ“コサキン・リスナーの良心”を提示。
適切なタイミングでその一言で助けられてきたことを思い返しました。
(まるで先生の一言のように!)
ふれあい会は参加者が出演者スタッフのみなさんとハイ・タッチするというもの。力強いハイタッチだけの人、感謝の言葉で硬い握手になってしまう人、人によってはネタを振っちゃう人。そんなそれぞれのリスナーを短い時間の中で誠実に対応くださるムックン・ラビーや構成作家の皆様。
自分は「コサキンワールドなんでもねンだよゲベロッチョ」の箱番組「進め!おもしろバホバホ隊」のトレーナーを着ていきました。
ラビーや鶴間さんに「懐かしいね」とイジってもらって嬉しかった反面、面白い返しを考えていなかったので大反省。
言いよどみながら「ずっと聞いてました」くらいしか言えず、ラビー(黒version)に「あ、この人イジっちゃダメなんだ」的な冷たい目で見てもらえたような気がしました。いい思い出になりました。嬉しかったです。
終了予定4時より30分以上も早く、余裕を持って参加者とのハイ・タッチは終了しました。
ムックン・ラビーの挨拶に番組終了時に流れ出すようにかぶる名曲「with」はいつも以上に胸を締め付け、これまでまったく実感のなかった“終わり”が迫ってきました。
終了の雄たけび「パッフォ~ン!」はみんなで大合唱。力強く手を上に上げ、参加者はみんな同じ気持ちのよう。
いったんはみんな舞台から去るも拍手は鳴り止まず、アンコールの手拍子のリズムに変化。
(……って、この場合アンコールって何だよ、という苦笑も漏れる)
おそらく参加者の一定数は「おすまし」や「カンコンキン」の舞台の常連でアンコール慣れしていたのでしょう。
ムックンラビーは“カジモドとE.T.ごっこ”のネタを披露。80年代中盤には見た記憶があるから、おそらく初期の「おすまし」で観たのだと思う。よもやネタで流行歌を聴いたときのように“あのころ”を思い出すとは! 笑いながら懐かしさいっぱいでした。
再度の退場のあとは鶴間さんがピシャリ。
「今のはお二人の優しさです、もう本当におしまいです。これ以上はだめですよ。」
そう、これはラジオ・イベントなのでした。舞台とは違う。
この鶴間さんのバランス感覚があってこそ「コサキン」が成立していたのだと今更ながらに思わされる。
そして鶴間さんからの締めの言葉が、素敵でした。
「これから、土曜日の夜がぽっかりと空いてしまったとさみしく思うのではなく、その穴に何を埋めていくかという事だと思います。
どうぞ、新しい大切なことを見つけてください。
長い間、応援ありがとうございました。
人生の1ページとして、その後の人生にお役に立てば幸いです。」
そこはリスナーも大人。
みな名残惜しさを隠しつつそれぞれの帰路、岐路につきました。
■amazon.co.jpで:「コサキンコント劇場(3) 代々木上原~南砂町」を見る
番組最後のイベントと同時に、今日は番組のコントCD第三弾「代々木上原~南砂町」の発売日。ぜひTBSストアで買ってくださいというアナウンスにTBSストアは入場制限のかかるほどの大混雑。
いつもなら行列嫌いの自分ですが、“ここで買って、TBSに人気のほどを実感してもらいたい”思いで、行列に参加。
自分も20数年前に参加した「コサキン仮面」は、恥ずかしい中学生の自分を見たくない一心で、一まで買っていなかったのですが、ついにDVDを買いました。いよいよ聴くもの、観るものがなくなったら封印を解こうと思ってます。
人生の1ページと言うにはコサキンの歴史は石板のように重たく大きく、分厚いですが、なんとか新しいページに進みたいと思いま す。
穴は、時間的、物質的に何かが埋めるかもしれません。でもコサキンでしか埋められないスペースを空けて、(充実した時間を過ごしつつ、)再会を願っています。
まずは今週末の最終回まで体調管理をしてケレルの姿勢で待ちたいと思います。
[※画像1/“舞台撮影禁止”だったので、会場、混雑風景で現場の雰囲気を。]
[※画像2/赤坂Sacasの階段の上まで続くリスナーの整列。]
[※画像3/TBS前に設置されているメリーゴーラウンド前で撮影した自分のトレーナー(進め!おもしろバホバホ隊)。]
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