集客率高いポスター ― ― 2009年08月09日 13:38
くずれた ― 2009年08月09日 20:55
すり鉢状に荷物が積み上がる部屋では、ちょっとしたショックで表層雪崩。窓辺からミニフィギュアを入れた箱が落ち、荷物の上のほうで立てかけていたパッケージが落ちてきていた。いやになるのは、こういうとき部品類が散乱すること。
ほんと、冗談でなく、今年こそ、何とかしようよ。
映画『HACHI 約束の犬』 ― 2009年08月09日 23:59
毒気少な目、内容も想像つくし、先日来日したリチャード・ギアがあちこちTVに出ていたせいもあって話題性もあるし、何よりも“犬映画”だ。逆に言えば、それら全てが欠点という捉え方もあるんですが……。もちろん邦画の『ハチ公物語』は公開当時に鑑賞済み。
監督は名匠ラッセ・ハルストレム。
物語は帰らぬご主人を待つ犬のハチという今更、説明も要らない有名な、あの物語。今回の映画では舞台をアメリカへと移し、架空の町ベッド・リッジを舞台に繰り広げられる。本来ならば、誰かへ送られるはずだった犬が手違いで迷い犬になり、出会った教授が数日預かるつもりで、連れ帰ったのがことの始まり。
家族のやりとりや、町の人々の描写がアットホームで、こじんまりした町の普通の家庭という舞台装置にとても親近感が沸く。駅前のホットドック売りのおじさんや、本屋のおばちゃん、肉屋のご夫婦、駅員たちがあたたかく見守る視点も良い。基本的には教授存命中のドラマがいい。小さな笑いを挟みながら、淡々と刻む時間が心地よい。
まぁ、本来ならば知っている物語へとなだれ込む“亡き主人を待つハチ”が主軸なのだろうけど、前半の幸せを描く部分がとても輝いていただけに正直後半は予想以上に切なかった。昨今の宣伝的美徳から言えば“泣ける”のだから、いい映画! と手放しに満足すればいいのだろうけど。逆に言えばハルストレムは分かっているのか、こすらないで最小限にとどめている印象。良かった。
一番印象的で好きだったアレンジは、邦画『ハチ公』でもある入浴シーンの前にちょっとした事件が起きて、それが一緒にお風呂へ入る理由になっている流れ。大いに笑わせてもらったし、アメリカ生活感が表れていて面白かった。
[※冒頭画像は翌日2009/08/10有楽町で撮影] [※↑2009/08/20撮影/有楽町]
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