追悼 赤塚不二夫展 ~これでいいのだ2009年09月07日 17:07

追悼 赤塚不二夫展/東京 松屋銀座
昨日は終了間際の「追悼 赤塚不二夫展」へまんが仲間数人で行ってきました。とても充実した展示内容で、じっくり見たらいくら時間がっても足りない内容でしたが、人出もすごくて流れに乗ってみていたら日が暮れてしまいそうな混沌とした混み方をしていました。

マンガの原画展示はどうしても絵として楽しむ側面と読み物として、読み始めてしまう二面性が合って、今回の展示の仕方だとかなりの人が読み入ってる雰囲気。大勢の人が壁に張られたマンガを読んでいてテンポが合わないまどろっこしさのようなものがとてもストレスフルで、最初の1ブロックは、特にひどい渋滞でした。(全体が大渋滞でしたけど。)

展示数も内装もとても凝った、充実したものだったのですが、カラー原稿に向かって赤や緑のライティングを施したり、額を傾けたり横にしたりという遊び心やページの順序を順路と逆にした箇所などなど、まじめに干渉することを拒むような“仕掛け”が、とっても邪魔でした。赤塚マンガが、破壊的で、まじめに鑑賞されることを仮に逆手に取りそうなものだとしても、そこは節度として感じさせる程度にとどめて欲しかった部分。本気で見難い箇所がたくさんあり、そこは不満。

また場内、撮影禁止なのはしょうがないにしても、それならば原画に混ぜて並べられたオブジェ的な飾りつけは後半に撮影可能なスポットなどを作り、区分けをして欲しかったです。原画ばかりで単調になる展示と比べれば、面白い試みだと思いましたが展示作品数の充実さと、飾り付けの充実差で完全なぎゅうぎゅう状態。人ごみも追い討ちをかけて、圧迫感のある空間になってしまったのは残念です。


友人集団とはぐれたと思い込んで、会場を出たら出たのは自分が最初だったらしく、大失敗。結構ゆったり進んだつもりの自分なんかは、まだまだ足早なだったようです。何しろ人ごみに辟易して、吹き溜まりになっている箇所を飛ばしまくったのが原因のようで……。

会場を出たところに用意された展示即売も大盛況。
みんなと食事をする都合を考えると、明日の入金までは余計な出費ができないとグッズ類は総パス。内心、入金日(今日)になったら、飛ばし気味の部分だけを見に来るつもりで、見てるだけで目星だけつける状態。


会場最後に赤塚先生と2ショットで「シェー」の記念撮影が出来るフォト・スポットがあったので、合流した仲間とかわるがわる撮影しました。しかし、シェーのポーズって、なかなか難しくてフラフラ。最近のアラフォーは足腰が弱い!?

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で、今日。最終日は早めに終わることを覚悟していたのですが、時間を勘違いしていたようで入場を締め切った15分後到着。バーカ、バーカ。
入場締め切り

で、物販ブースで買おうと持っていたグッズが売り切れ。昨日までは積んであったのに。バーカ、バーカ。

「シェーッ!」記念撮影スポット