映画『パイレーツ・ロック』鑑賞2009年11月27日 17:58

パイレーツ・ロック /ラジオ・ロック開局!!
1960年代のイギリス国営放送では1日45分しかポップを流すことが許されていなかったそうで、“もっと聴きたい!”という国民の希望をかなえるべきく、法律の届かない海上からラジオ放送する“海賊放送局”が乱立。政府はその存在を邪魔に思いながら、取り潰しを画策。一方の船上では個性豊かなDJが互いに影響しあいながら、共同生活を続けていた。

■パイレーツ・ロック公式サイト:http://www.pirates-rock.jp/

この映画は、当時のイギリスに実在した海賊放送をモデルにしながら、ストーリーやキャラクターはフィクションという仕掛け。音楽好きはもちろん、ラジオ好きにはたまらないシーンが展開する。

パイレーツ・ロック 
まずはストーリー開始から、ハイスピードかつ情報過多な状態に面食らいながらも、音楽の持つ力でグイグイと作品の魅力的な舞台に引き込まれました。何しろメインキャラクターだけでも7,8人と多い上に、それぞれが濃い! その人物たちに慣れるだけでも、ちょっと時間ががかるのに、容赦なく動き回る展開。

徐々に慣れてきたあたりから、その面白い人物像と、それぞれが絡むエピソードが面白くて、面白くて。
ストーリーの主人公として機能する若者の乗船から話は始まる。本来は学校で問題を起こした処罰として公正のために来たはずだけど船はそうでなくても“ロック”な生き方が充満。数多くの誘惑に翻弄されて、「青春」!という感じの事件の数々が起きる。

そんな人生において輝かしい瞬間は長く続かないといいたげに訪れる放送局「ラジオ・ロック」の危機。そしてリスナーとの奇跡の瞬間……。

ある種、ファンタジックで夢物語ではあるけれど、決して絵空事ではない存在感や展開は実際の時代背景から大きく外れていないせいか。

とにかく気持ちいい時間をすごせた、幸せな映画だった。