カププラ/トーマス ようこそスタンリー編 ~戦路は続くよ2009年12月06日 21:03

カプセルプラレール/きかんしゃトーマス ようこそスタンリー編
「しらいさん、よくガチャガチャやってますよね。」

新しいスタッフで付き合いの浅いK氏には、まだまだ実態が見えていなくて、久々に基本的な言葉を聞いた気分です。でも、これは“大人なのに”という話ではなく、“欲しいならばショップでセット売りを買うほうが合理的でしょうに”という意味合い。なので大人の会話としてはちょっと、ズレているかもしれません。

でも、トーマスのガチャガチャをセットで買おうと思うと、実店舗ではまずお目にかかれない。そうなるとネット販売のお店で、郵送料をかけてというお話に。すべての商品が欲しいならまだしも、新作が数点で、それしか目当てでない状態だと、ちょっと割りに会わない印象があって躊躇することも多いのです。

はたまた、基本的に目の前にあったら、まわしたくなるということなのでしょう。欲しいものだけ引く才能なんて、まったくといって無いという自覚があるのに、毎回悲鳴を上げながらガリガリと。それも、一種レクリエーションなんでしょうね。

とにかく、路上で新作を見つけたら、運試し。出目が悪そうなら早々にやめてセットを購入すればいいだろうと、思ってチャレンジ。

そういって、途中でやめられたためしなんてほとんど無いのに……。

ところが珍しい。8回ヒネって、ストライクとまではいかなくとも新作ストラクチュアであるサウンド・トンネルも出たし、新作車両であるスタンリーやマージも出た。

あと欲しいものはテンダのヘクターや、ストラクチュアのつり橋くらい。今日は運がいい感じ。

難点は、ガチャガチャの調子が悪くて何度コインを入れてもかみ合わないで吐き出されてしまうこと。何度も、何度も、何度も何度も、長時間コインをとっかえひっかえ入れ続けて、やっとまわしたのがその8回。

最終的に、そのコインを飲み込まない不具合にイライラして購入をやめる始末。もう少し、買いたかった気分だけど、これは守り神がストップをかけているのかな。

指人形/ウルトラマンゼロ、テクターギア・ゼロ、ウルトラマンベリアル2009年12月07日 21:03

指人形/テクターギア・ゼロ&ウルトラマンベリアルの背面
食玩のベリアルを探していたはずなのに、ついでに見つけてしまったので購入したウルトラマン指人形シリーズ最新作!

映画『大怪獣バトルウルトラ銀河伝説THE MOVIE』は既に鑑賞済みなので、思い入れは十分。スタンプラリー参加も覚悟していたのに、先に指人形を購入してしまうと、勢いが落ちそう……。

指人形/ウルトラマンゼロ
ウルトラセブンの息子である新ヒーロー“ウルトラマンゼロ”。
こうやって見ると、2つのアイスラッガーがウェーブのかかったヘアスタイルに見えて、師匠であるウルトラマンレオのレオップもオーバーラップしてきます。キツい目はむしろセブンX似ですが、彼は世界が繋がっていないようなので……繋がってないはずのダイナと繋がってる新映画とか、もう最近はウルトラ・ユニバースの定義がワカラン……。

指人形/テクターギア・ゼロ
ウルトラマンゼロの修行中の姿であるテクターギア・ゼロ。今年のウルフェスでは一瞬だけこの姿で登場して、加勢してくれました。
いうなれば「巨人の星」の養成ギブスな訳ですが、上半身だけの鍛錬で、どの技へ繋がっているのか、若干不思議。レオお得意のキックを伝授するのにギアは関係ないですよねぇ。

他のソフビと比べると解釈の違いも見えて面白いのですが、共通しているのはオレンジに塗られた光るパイプ部分。この発色は映像処理を加える前の渋い色に見えます。完成映像では白色に近い発光なので、食玩「対決セット」のゴモラと同じく、将来的な再販で改定されても良さそう。

指人形版で残念なのは、そのパイプ部分のわき腹部分の節目が1つ飛ばされてモールドされている点。これだと、ビローンと長い発光パイプになっちゃってて、カッコワルイ。しかし指人形ではモールドの改定がかかったためしがないので、きっと何年たってもこのままなんでしょうね。

ウルトラマンゼロも、テクターギア・ゼロも足に色の省略が見られますが、背面省略の対決セットを見ているせいか気になりません。もっとも指人形の初期は背面省略あんて当たり前のように行われていたので、いい時代になったもんです。(いや、ピークを過ぎて退化してる最中か!?)

指人形/ウルトラマンベリアル
そして、ダークホース“ウルトラマン・ベリアル”。
猫背な姿勢をあごの下を深く下げて、上手に再現しています。彩色も、かなり細かくて、死角に省略はあるものの、それが気にならない精密彩色&発色。

それぞれ、映画版のコピーライトが入っています。

レイモンド・ブリッグズ・チャリティ・オーナメント15周年記念セット2009年12月08日 14:18

レイモンド・ブリッグズ ファーザー・クリスマス チャリティ・オーナメント15周年記念セット
いろいろ理由をつけながらも、結局は欲しかった限定品オーナメントツリー。発売日、開店時間に並んでまで購入する熱の入れようでした。
無事、限定数800個のうちのひとつを入手することができて、満足です。

予想外だったのは、そのツリーを収納する箱の大きさ。板2枚と台座ならば体積的には、たいした量でないはずなのですが緩衝材(発泡スチロール)が大きくて! そしてオーナメントの入った内箱の周りは、おもいきり空気(空間)。 ……外箱は無地だし、保存は断念しようかな。

組み立て前から、出荷前テストなのか組み立てたような跡発見。スレは若干気にはなるけど、騒ぐほどのものでもなし。むしろ、検品をしっかりしてる印象を受けました。
15周年記念セット /ツリーにオーナメントをセットした状態
オーナメントは基本的に背中に金具が取り付けられ、通常品のようなヒモではなくヒートン+リングでぶら下げる仕様になっていました。一部のサンタさんは、地面を向いてしまいますが、ご愛嬌。セット位置は全部で16穴ありますが、15体のオーナメント以外にベルが封入されていました。

整列するサンタさんのほとんどは顔なじみですが、我が家では初年度(1995)と翌年(1996)を持っていないので、今回、初のご対面。
復刻版チャリティ・オーナメント/手前(右)1995年型、奥1996年型
右手前が1995、奥が翌1996年版。当初はシリーズになることを想定していなかったのか、大人しいマイナー・チェンジ程度の差異でした。

2009 RAIMOND BRIGGS Charity Santadoll 15th Anniversary
そして、当日レジの後ろでスタッフが一生懸命封入していたペラ。 このペーパーのおかげで、どちらが初年度のものか区別つきました。 (※このペーパーに関してコメント参照) ついに旧作探しの呪縛から開放されて、満足です。

ただ、復刻版がすべてオリジナルと同じかといえば、かなり違うようです。彩色処理が近年の色合いに揃えられている他にも、2001年の流れ星の下が真っ平らになってしまったり、一部グレートダウンに感じる部分も……。基本的には、色塗りが丁寧になり、大半がグレードップしてるので、喜ばしいと思うのですが。

個体差だと思うのですが2005年の復刻版のサンタの鼻が薄い赤で筆のタッチが透けて見え、原作絵本のえんぴつ彩色を思わせる暖かい発色。むしろベタ塗りの赤より、こちらの処理のほうが好きかも。
タカシマヤ・チャリティ・クリスマスオーナメント/ファーザー・クリスマス2005年(復刻版)


スピロデザイン、ってのか!2009年12月09日 00:50

スピロデザイン/タカラ
70年代には、相当の普及率だったように思う玩具。

プラスチックの丸い歯車に、ペン先を通す穴が開いていて、メスになるテンプレート(丸穴の中に歯がある)とセットにして回しながら線を描く、あの玩具。色とりどりのボールペンをギアの穴に通して、まわしながら曲線を描いていく。歯車の大きさや、選ぶ穴によって幾何学的なカーブが変わり、色を変えて重ねていくと不思議な色合いが生まれていく。

記憶でははっきりとその玩具が思い浮かべられるのに、名前はすっかり思い出せないまま、長い時間がたっていました。
古いさ雑誌の読者懸賞を眺めていてピンとその玩具が目に飛び込んできました。スピロデザインって名前だった!

そしてメーカーはタカラ!

印象的な玩具を自分が覚えている以上にたくさん作っているメーカーだなぁ!

[2010/01/30画像追加]
夏休みスピロデザイン作品コンテスト(1973)

映画「Disney's クリスマス・キャロル」 ~似ても焼いても2009年12月09日 15:02

Disney's クリスマス・キャロル / 映画チラシ
12月1日、せっかく珍しく午前中から新宿に出てきたのだから、映画でも、そうだ今日は映画の日だ! 気がついて向かった新宿ピカデリー。そういえば、始まったことを忘れていた、「クリスマ・スキャロル」が上映中ではありませんか。

そしてチケットを頼むために窓口でやり取りしていて思い出しました。3D作品は映画の日の割引対称にならないこと。ポイントカードがたまっていても、3D映画には使えないことを……orz

ほんとディズニー好きんなんだからという意味で人から言われそうなセレクトですが、どちらかと言えば、このセレクトは「ポーラー・エクスプレス」ファンとして。監督ゼメキス、音楽シルベストリの黄金コンビで、パフォーマンス・キャプチャー形式のアニメートで3DCG作品のクリスマス・モチーフ……これは、あの感動がもう一度味わえるかもしれない! そんな期待を胸に、公開を待っていた作品です。

そのスタイルにディズニー的、大げさといえるほどのドラマチックなミュージカルやサントラが加わってくれれば!!

……と、期待が過度になってしまったのがいけなかったのでしょうか。


感想を一言で言うなら、「似ても焼いてもクリスマス・キャロルは、クリスマス・キャロルだった。」

83年ごろのミッキーマウスのアニメ版はじめ、アラン・メンケンのミュージカル実写映画版(このサントラ、オススメ)とディズニーだけでも2度のクリスマスキャロルを過去に体験しているし、現代劇に置き換えた「3人のゴースト」はじめ、さんざん観たストーリーは、特筆すべきアレンジも無く王道まっしぐら。
ダイナミックな構図といえば、言えるカメラワークも初期のCG映像が“CGでござい!”と言ってる感じの移動で、どこか懐かしくさえある。飛び出す映像という意味でも、現在の自然に見せる3D奥行きを基本とした映像は、特別なポイントを見つけることも難しい。

パフォーマンス・キャプチャーの技術も、「ポーラー・エクスプレス」のように、子供の姿にメーキャップできるはずも無い大人が演じる不思議さがあったからこそ、使う意義があったのに、今回だとそのポイントを感じることが出来なかった。「モンスター・ハウス」を観ていればクッションがあったのかな。

王道という意味でははずしていないはずなのに、こどことく自分の期待していた部分がなくて、こってり映像とは裏腹に、後味が何も残らない印象を受けてしまいました。

嗚呼、好物である要素がてんこ盛りの映画なのに、なぜこうなってしまったのだろう。自分の期待の大きさとのギャップだけでなく、何かが確実に足りてない。もったいない作品だなぁ。

サンタ姿のウルトラマン2009in TOKYO DOME2009年12月09日 16:47

サンタ姿のウルトラマン2009in TOKYO DOME
気づくと、年中行事になり始めているサンタ姿のウルトラマンと、それを撮影する自分。今年はウルトラマンの売り場が移動したために、立像のディスプレイも屋内へ移動。なんだか暖かくて表情が緩んで見える錯覚。

PHVウルトラマン対決セットウルトラ銀河伝説スペシャル~ベリアルはあるかい?2009年12月10日 02:02

PHVウルトラマン対決セットウルトラ銀河伝説スペシャル/ウルトラの父(回想時)vsウルトラマンベリアル
発売は12月とあったけれども、映画公開が12日なのでまだまだ店頭には並んでいないだろうと油断していたら、毎度のウルトラ玩具仲間のMKN氏が「もう発売されていますよ!」と教えてくれて慌てました。

毎度、再販のラインナップはいらない印象があるけど、今回は何だっけ……尋ねると、貴重な情報をもらいました。
「ゴモラ(レイオニック・バースト)の箱は一見、再販でいらなさそうですけど、色がまったく違うので買っておいたほうがいいと思います。それと、その箱はボックスに1つしか入っていないので注意です!」
そう聞いて、今回のヤマは赤ゴモラだと思って、早速買いに出かけました。

ところが……。発売して数日しか立っていないはずなのに、最近は食玩を置いているコンビに自体が減っているので、チェックするコンビニは空振りばかり。あきらめて心当たりのある玩具店やウルトラマン・ショップで買おうと足を伸ばしました。しかし、在庫をしているお店は見つけることが出来たものの、ラインナップ5種類を在庫しているお店がまったく見当たらない。

いつもならセット販売を置いているお店を頼みの綱にして電車で出かけたのに、今回は既にセットは売り切れで在庫は店頭に残る4種だという。ここで4種を買うと、後で5種セット売りのみしか見つけられない予感もするなぁと思いながらも、結局購入。 店舗を回って、回って、結局普通の玩具店の開いている時間ではなくなってしまったので、深夜のコンビに巡りしても、結局最後のひとつは見つからないまま深夜に突入。(該当ツイート

友人にSOSのウルトラサインを送信。すると神奈川の海岸側では、まだ余裕で買えるとウルトラサインのレスをケータイに受信。

自分にとって幻だったウルトラマンベリアルのパッケージを、受け取りました! ミッション・コンプリート!

どれくらい探したかは、最後にまとめ写真にて。

PHV/ザラガス
相変わらずシブいのが1種ラインナップに入っていて嬉しいザラガス。今回の映画版を意識した造詣&ラインナップのようですが、気分的には「撃つなアラシ」の気分です。
オタク的な考察としては、ゴモラと比較してスーツの流用具合を観察できる同時リリースになってます。並べると、かなり細部まで同じフォルムをしていて、原型も流用している部分があるように見えます。
PHV/ゴモラ、ゴモラ(レイオニックバースト)新旧比較
ゴモラは先の情報どおり、同じレイオニック・バースト状態でもカラーがまったく違ってます。奥から「マックス」版と変わらないノーマルカラー、真ん中が以前販売されたレイオニック・バースト、手前が蛍光オレンジクリア成型の新カラーのレイオニック・バースト状態ゴモラ。型はすべて同じです。

前回発売された赤色のゴモラはスーツに準拠したカラーで、映像作品でさらに処理をされることを計算に入れていなかったカラーリング。
ウルトラ怪獣ギャラクシー大怪獣バトルNEO/番組宣伝ポスター
見比べると、この番組宣伝ポスターに写っている素のスーツカラーを再現していることが分かります。比較して今回は、作中映像で見られるエフェクト完了後のイメージを再現。内側から強く発光した状態を感じさせるカラーリングです。映像作品に忠実という意味でも気分がアガる仕上がりですが、玩具として単純に色が心地よくて気に入りました。
そして、やけにダークな色合いのザラガスと対照的なのも、一興。
ウルトラマンゼロとテクターギア・ゼロ(背面)
新ヒーローであるゼロは強化ギブスとも言うべき鎧テクターギアをまとった状態と、素の2タイプで商品化。足の背面はあっさり彩色省略です。価格帯がじわじわ上がってきているのに、ここはグレード・ダウンというのが残念。

並べてみると、下半身は共通の造詣ということに気づかされます。そういえばウルトラの父も違うのは顔だけなのかも。カラー変更のゴモラや、部分的な挿げ替えで新作になっている父、テクターギアと、地味にコストをカットしているようにも感じるラインナップです。それでも、単純に再販されて抱き合わされるよりは、好印象です。

探しまくったベリアルは、造詣に不満は無いものの背面はアッサリ割り切りの無彩色……。ちょっとがっかりしたのも確かです。
PHV/ウルトラマンベリアル

と、いうわけで、今回のベリアル探しの旅のあと。

コンビニ店で探したPHV対決セットウルトラ伝説スペシャル
コンビにでも、無い。
ウルトラマン専門売り場でのPHVウルトラ銀河伝説スペシャル
ウルトラマン・ショップでも無い。
あった!(PHVウルトラ銀河伝説)
量販店は、一瞬みつけたと思ったけど……覗き込んだら
オール・ゼロ!
ゼロだらけだったりして(笑)。

1ボックス(10個入り)の内訳は前述どおり(4)ゴモラがひとつ、(1)ゼロが3つで、残りは2箱ずつ。よもや新ヒーローのゼロが、こんなに余剰を出すとは予想できませんでした。逆に言えば、ベリアル人気が恐ろしい。TV版新シリーズを作るときにベリアルをすえるなんて話にならなければいいのですが(苦笑・そりゃない)。