「まちつく」による移動記録、今日の分2010年04月04日 23:59

「まちつく」による移動記録
前述、「まちつく」による移動記録、今日の分。
東京到着に際してはトラブルで、ゲームどころではなくなってしまって……。その話は別のエントリーで。

ガスケツ、真剣に止まる○秒前2010年04月05日 02:41

そんなこんなんで、1泊3日の大阪旅行という道のりでした。

でも家に帰るまでが遠足のように、旅行は家に帰るまで。
いろいろトラブルはあったものの、それなりにそのトラブルを楽しめるいい旅行だったと胸をなでおろしていた帰り道。

東京への高速道路ももうすぐ首都高だというころ。ガスケツのランプが点灯! うっかり過ぎてしまい最後のSAは通り過ぎてしまった様子。まぁ、ランプが点灯しても結構な距離を走ってくれるのは知っているから降りたらすぐ給油すれば良いだろうと、その考えに間違いはないのだろうけど。

首都高に入るやいなやカーナビが警告表示に切り替わる。この表示は運転手も初めて見たというコワ~イ感じのもの。しかも運転する友人がポツリ、「なんか車内がガソリンくさくない?」なんて、パニックを引き起こすような発言。えっ、ガス欠ってそんなイベントも発動するの?

カーナビを何とか黙らせようとしても、しばらくすると警告は再表示。再表示されるたびに、“もはやこれまでかっ”という気分になる。ついに首都高を降りてガススタンドを探しながら道を行くも、あいにくの日曜日の夜。ガススタンドがあっても、どこも閉まっていて給油ができない。

そうこうするうちに我が家のそばまで来たのだけど、こうなったら給油のほうが優先事項。心当たりはどこも閉まっていたので、交番の脇につけて営業中のガススタンドを教えてもらおうということになりました。

いやいや、この決断だって決して早い段階のものではないのです。何しろガス欠ランプから相当の距離を走ったし、ナビの警告も既に4度ほど再警告されている。いつ止まってもおかしくない状況。

駐在さんも困ったように調べるけれど、最近はスタンド自体が減ってしまっているし、営業時間の問題も大きい。最初は帳面や地図で調べていたけれど電話で方々に電話してくださって、なんとか営業中の店舗を割り出してくれたのでした。

その店舗は交番から2kmもないくらいの距離。ハラハラドキドキと向かったのですが、なんとか止まることなく車は走ってくれました。
しかし、肝心のスタンドがない。自分お地元であるので、道を間違えているはずはありません。交番で教わったとおりに来ている場所です。しかし、閉まったガススタンド以外ないのです。

くそぉ~、交番くんのやつぅ~(ケン一氏のイントネーション)
いや、そんな冗談を言える状態ですらありません。探しながらも、いつ止まるかわからない恐怖に包まれたまま、むしろ停車するのにも勇気がいるような状態になり、どんどんあらぬ方向に進んでしまっていきます。自分は、“わが町”の土地勘をたよりに「あっちにスタンドあったはず!」と人力ナビしても、どこも営業時間外。結局自分の区は飛び越えて隣の区に入り、さらに別の区に!!!

最終的に営業中のセルフサービス・スタンドへ入れたのは奇跡と思えるような走行距離でした。時間にしたら1時間以上はドキドキに包まれていたでしょうか。

最後の最後にドォォォォォォッと疲れました。最後の数時間だけで、ご飯何杯分も。泥のように。

Cut 「藤子不二雄Aの主人公は深くて強い」 藤子A特集本2010年04月06日 00:29

Cut 5月号「藤子不二雄Aの主人公は深くて強い」
実写ドラマ化で際注目を浴びる怪物くんをメインビジュアルにした表紙が目に飛びこんでくるインパクトある表紙のcut最新号。
見ての通りの藤子不二雄A作品の大特集号です。

ジャンル幅広いA作品を横断するべく、各作品1~2ページをさいて紹介し、藤子Aの作家性を探求していこうという趣旨。アニメ化映画化作品などのメジャータイトルだけでなく、埋もれた傑作も紹介しようという姿勢が、とても心地よいです。(アニメ化作品だけど、改めて『ウルトラB』で語ろうとする機会って、実はなかなかないから、貴重なのかも。)

とはいえ、中身はファンには周知だし、ファン同士の語らいに比べれば“一般向け”に発信された特集なので物足りなさを感じるのも正直なところかも。その意味、ビジュアル紙として眺めながら楽しむのが一番適切な特集なのかもしれません。

そして特集の締めとして藤子不二雄A先生とドラマで怪物くんを演じる大野智くんの対談や個人インタビューも掲載。ボリュームたっぷりで楽しめ、ドラマへの期待を膨らませてくれる内容でした。

盗用ご遠慮願います。2010年04月07日 04:09

うーん。そうでなくてもいろいろブログに対してやる気がなくなることが起こるのに、さらに冷や水な話。

検索をかけて調べ物をすると自分のブログが出てきてどうどうめぐりになってしまうなら、まだ諦めもつくけど、我がブログから画像の転用して知らんぷりって結構あるんだと気が付いた今日この頃。

勘弁してください。

一応、引用の範囲内と元記事リンクさえいただければ報告しなくていいとして、自分としては寛容に構えているつもりなのですが、どこを見ても、まるで我が物扱いの掲載。
一般人に細かな著作権を求めるなと言うのも一方では理解できます。でも、こんなにわからない人たちだらけなのでしょうか、日本は。なんかガックシなのですよ。

コピペはだめ。最低限のことは一般の人でもわかると思うのは、職業病から高く見積もっているんでしょうか。

逆に考えてみた場合、どう思われるのでしょう。自分が一生懸命に集めたり、思い出深い品物をブログに掲載。しかし、盗用されてしらんぷり。そんな状態見つけたら気持ちいいはずがないでしょう。

いや、はっきり言ってムナクソ悪いよ。ホント。
盗用してもらうために写真撮る手間かけてるわけじゃないッツーの。

チト話がズレてしまうけど商品カタログに掲載されるような写真にも著作権はあるのかと言えば“ある”が正解。最近そんな話題で「へぇ」と思わされたのが、平面を真正面から撮影した……スキャナーで取り込んだような画像……だと、そこにはオリジナリティーがないから写真を作品としては認められないような話聞きました。(※正確な著作権については各自調べてください、これ、あくまでも個人ブログエントリーのヨタ話です。)パースが多少でも付いていれば、その角度に作家性なり創作性があるのだという解釈には、しごく納得してしまったのでした。

……でも、それでスキャナー画像は盗用OKなんて言ってる訳じゃないからね。

てな訳で、言ってもロクに読まないで盗用する不注意な人が多い気がしますが見つけた場合は意見言わせてもらいます。聞く耳はありますので、対応は柔軟にしたいと思います。 気難しい奴と嫌がられるかもしれませんが、当然の権利。ご理解いただければ幸いです。

アラフォーって便利な言葉だと思う2010年04月11日 23:59

浅草花やしきの夜景
ああ、今日私は最後の30代の一年を過ごすことになる一日を迎えました。30代最終トラック。

ようは、誕生日ってこと。

だんだんうれしくなくなるという定型文どおりの気分を感じるけれど、年上の方に言わせれば「まだまだ」って反応なのも、お決まり。

加齢自体は、実のところまだまだイヤじゃないのだけど、イヤなのは年齢に伴っていない仕事の実績。まだまだ、やるべき、やりたい、目指すものがあるのに道のり遠し。

そんな自分でも、祝おうとしてくれる人がいるのは嬉しい限り。
プレイベートは充実していると、書き残しておきたいような一日でした。

写真は浅草花やしきのタワー。ふと先週行った大阪の通天閣を思い出しながらシャッター。

平凡が一番さ。

HH誌上限定ウルトラマンシリーズ指人形セット(2001)2010年04月16日 18:36

ウルトラマンシリーズ指人形セット
ハイパーホビー(以下HH)で行なわれた人気投票によるベスト3怪獣ゴメス、ペスター、恐竜戦車の蓄光版とアンヌ、レナ隊員の新旧ウルトラヒロインを組み合わせた5体セット。

HH、Vol.35で通販されたのですが、通販だと送料手数料がかかり、かなり割高なセットという印象でした。それでも大好きな指人形ジャンルの新作だと購入したのに、その後フェスティバルやウルトラマン専門店でも追って販売されました。誌面でも告知があったのですが、採算コストのラインのせいらしく数をこなすための処理だったようです。通販の人にはパッケージにHHのシールが貼られたバージョンで、店舗限定の販売はシールなしの処理となりました。

ただ、通販の方はパッケージ本体に「HYPER HOBY」のロゴシールが貼られています。自分は通販でワクワク買った派ですが、あまりに安価に見かけたので開封用にシールなしも今回購入してみました。

蓄光ラインナップの三体は直後、彩色ノーマル版がレギュラー販売に仲間入りしています。

ドラマ「怪物くん」第一話の感想2010年04月17日 23:25

ザ・テレビジョン 2010/no.16 
藤子ファンとして一番好きな作品のひとつと言っていい「怪物くん」。その怪物くんが実写ドラマと聞けば、驚かずにいられようかというニュース。しかし反面、過去の実写化作品の前例が脳裏によぎる。主演が嵐のメンバーと聞けば、ジャニーズ事務所所属のアイドルが主演だった作品『忍者ハットリくん(香取版)』、『シャドー商会変奇郎(森田剛)』の系譜に乗る作品だろうと。

その意味では、まったくと言っていいほど期待値が低い作品だったけれど、放送が近づくにつれてその盛り上がりを肌に感じずにはいられなかった。雑誌コーナーでは表紙を飾り、さまざまなメディアで話題になるにつれ、すっかりムードに酔わされてしまった。

ドラマ「怪物くん」公式HP:http://www.ntv.co.jp/kaibutsukun/

そもそもの部分で言えばまんがそのままの世界を再現できるとも思っていないし、別物でも楽しめればそれでいいと諦めの境地。その意味、気楽に構えていたので製作現場を伝えるメイキングスチールに、コント的な安さ漂う世界に仕上がったとしても仕方がないと不安たっぷりだったのです。

しかしいざ、ふたを開けてみれば、想像上回る仕上がり。

特にメーキャップを施された三人組は、きちんとドラマに溶け込むクオリティだし話もオチャラケで濁すような脚本ではない、本気ぶりを感じるシリアス路線。それでいてユーモアも感じさせるシーンも織り込まれていて良かった。

原作でも他者視点から“人間世界”を表現するシーンはあったけれども決して主流ではなかったように思う。今回のドラマは、その視点を主軸に“人間とは”を描いていこうとしているのが、好感触。

逆に不満を感じたのはアクションを一切感じさせないクライマックスのルーズさ。いさ、悪の本拠地に乗り込むなら、壁をぶち破って怪物くんらしい爆発的な活躍を期待してしまうのだが、「よっこいしょ」と聞こえてきそうな足取りで乗り込む表現! 心底ズッコケました。

つい藤子作品の実写化というと月曜ドラマランドの枠の思い出が強く、どうしても比較対象としての基準値になってしまうせいか、某バケrやら某夢カメrよりは……と思うのも事実。でも、同じ枠で見ることが出来た実写版で近いモチーフだった『ゲゲゲの鬼太郎』の仕上がりを思い返すと魑魅魍魎が出てきて、実写としての見ごたえを求めるなら動いてくれてこそ魅力を感じるもの。アクションができてないのは痛々しいです。

しかし、ヒロシと怪物くんの出会いシーンに小学館版一話で登場した“ボールをとりに行く”を活用するとは、懐かしくも意外。でも、このイメージソースはどちらかと言えばアニメから持ってきたのでしょうかね?

中盤カラーアニメ版の主題歌をカバーした楽曲を流すなど、カラーアニメ世代へのアピールを感じると共に、ややルーズな藤子観(ンマーイをカレーライスでやらすなど)を見るに、やっぱりアニメ世代向けの作品なのだと感じざるを得ない部分も多数。

おそらくドラマは輪数を重ねると独自の世界観を構築していくだろうから、むしろ先はイメージが原作から離れてこその完成度になっていくはず。漫画と比べて喜んでいられるのは今のうちだけなのかもしれないと思いつつ、来週を待ち望むことにします。