映画『シチリア!シチリア!/BAARIA』の第一印象2010年12月19日 22:20

BAARIA un Film di Giuseppe Tornatore
最初、「政治はいいね」の話と思った。魔法のない『ニューシネマパラダイス』とも思った。そして『教授と呼ばれた男』からの総決算とも。監督の素顔だとも。裏が出るのではないかとラストを恐れた。相変わらずでもあった。でも、ラストに震えた。やはりトルナトーレの芯に共鳴してしまった。

[Twitterより転載修正:オリジナルツイート]


映画『シチリア!シチリア!』公式HP:http://sicilia-sicilia.jp/

コメント

_ 高樹 巡 ― 2010年12月20日 18:21

高樹巡と申します、はじめまして。
自称「ニューシネマパラダイス馬鹿」です。パラッツォ・アドリアーノ(メイン撮影地)へ3回行きました。トト(サルヴァトーレ・カシオ)にも会いました。一緒に食事しながら話もしました。よろしくお願いします。

_ しらいしろう ― 2010年12月20日 18:32

わははは、自分はmixiキーワードが「ニューシネマパラダイスキチガイ」です。もちろん、広場の狂人にひっかけてのワードです。

自分はまだシチリア現地に行けてないんですよね。ローマのロケ地であるフォロ・ロマーノ前は大喜びで到達してますが、シチリアは遠くて。自分には足の踏み入れたことのない“心のふるさと”です。ちっとはお金ためれば済む話なのでしょうが。思い入れが強すぎて、行くと人生の「やりのこし」が消えて、生きる望みが消えそうで怖いです。

今、「シチリア!シチリア!」あわせでツアーが企画されてますが30マン用意できる人たちがうらやましいなぁ。
「ニューシネマパラダイス完全版」公開時には撮影地に行くツアーが企画されて申し込んだのですが定員割れで中止になりました。そのときにツアー企画を出したイタリア語学校の方に本来行く予定だった場所を問い合わせて、丁寧なお返事をいただいて、今でも大切に保存しています。
昔は照れもせずに「あそこで死にたい」なんてホザいた映画の世界ですよ。

と、言うわけで、現地経験者は自分にとっては羨ましい人です。
FACE BOOKはまだ作ってないんですが、作り時ですかね。

_ 高樹 巡 ― 2010年12月21日 01:12

2006年2月から一年間、小生はイタリア(フィレンツェ)へ語学留学し、その際にシチリアへ三度渡りました。
パレルモ、パラッツォ・アドリアーノ、チェファルー、カステルブオーノ、ラスカリ・・・。

おそらくファンの方が訪れるのは、やはりアノ「...La Piazza e Mia, la Piazza e Mia」の広場があるパラッツォ・アドリアーノでしょう。
ここに撮影当時の写真や劇中で使われた客席の椅子が展示されている施設があります。

これまでたくさんの方が訪れているのでネット等で検索をされれば情報を仕入れることができると思います。
実は15周年記念で日本独自発売されたAnniversary BOXをこの施設に奉納してきました。
小生Facebookの「写真」内“cinema paradiso”に展示されている画像を載せておりますのでよろしければ一度見てみてください。
他にもサントラ、DVD画像等を載せています。

そして今、小生はパラダイス座跡地(パラッツォ・アドリアーノ)に再びパラダイス座を再建させようというプランを練っております。
これはトト(サルヴァトーレ・カシオ)と現地で会い、一緒に食事をしている会話の中で口約束をしてきたものです。
予定としては劇場公開されて四半世紀となる2014年。パラッツォ・アドリアーノの村長からも村おこしにと後押しされ、そのまま帰国。
すでに現地では忘れられた話になっていると思いますが、小生は実現に向けて今もプランを練っているところであります。

しかし「ニューシネマパラダイス」のことを今の時代でも語り合える方がいらっしゃることに驚いております。
貴兄のコレクション類に比べたら小生の所有物なんて初心者が集めている部類になってしまうのでしょう。これだけ年月が経ってしまうと関連品を探し出すのは至難の業ですからね。

_ しらいしろう ― 2010年12月22日 18:14

暇を見てFacebookのアカウント作って覗きに行きますね。(現状だと、トップから先に入場できないので。)

ずいぶん方々行ってるんですね。内陸の駅まで行ってる(んですよね? たぶん)とはオミソレしました。嗚呼、想像すると昔の熱狂が呼び起こされます。

現実のパラダイス座跡は91年当時だとディスコだか、なんだかになっていた記憶です。TVや雑誌の振り返り企画で時々“現在の景色”や“現在のトト”なんてのを追いかけ続けてましたが、だんだん時代が離れるにつれてあの熱狂を忘れかけていました。いい機会をありがとうございます。

ただ不思議と、自分の場合は「ニュー・シネマ・パラダイスが好き♪」という人物と会わないし、あっても不思議と話が合わないので困っちゃってます。つい先日は「ニュー・シネマ・パラダイスが嫌い」とハッキリ言う人と長時間話す機会がありましたが、むしろ、そっちの方がシックリくるんですよね(苦笑)。我ながら謎です。

コレクション類は生来の癖ですから、どうも歯止め利かないまま、こんなところまで来てしまいました。そうして喜んでくださる閲覧者がいるなら、またブログへ帰って、整理していきたいと思うようになってきました。とはいえ、大切なのは“コレクション”や“モノ”ではありません。“想い”を大切に紹介できたら、嬉しいんですが。

再建計画はとても面白い構想です。テーマパーク的なハリボテだけに終わらないよう願ってます。応援いたします。

_ 高樹 巡 ― 2010年12月22日 20:46

映画「ニューシネマパラダイス」は語るものではなく観るものだけに話が合わないのかもしれませんね。


さて、現トスカーナ日本人会会長(初代会長は作家・塩野七生さん)の石田さんを既に再建企画へ巻き込んでおり、現地で働く日本人大工さんたちに協力をお願いする手筈も整っております。これで手抜き工事は免れるでしょうか(笑)
またパラダイス座の壁面には5cm角のネームプレートを500ヶ、タイルのように埋め込みます。
こちらは一口1,500円で助成金を全国(世界)から募り、その方々の名前を付したネームプレートです。
現在、他にも多々プランを練っているところです。
無論、金儲けするつもりはなく貴兄の仰る“想い”でやり遂げたく思います。
企画内容次第では出資いただける賃貸マンションのオーナーさんがいたりしますが、版権問題をどのようにクリアするかというのが実のところ難問なのです。

_ しらいしろう ― 2011年01月07日 17:41

Buon Anno! 明けましておめでとうございます。

と、いいつつ松の内は終わってしまいました。ほんとこの一年だけで機動力が落ちました。でもほかならぬ「ニュー・シネマ・パラダイス」のことでしたら、出来る限りの協力はしたいと思います。何かありましたらお知らせください。

よい一年になりますように。

_ 高樹 巡 ― 2011年01月16日 11:55

寒中御見舞い申し上げます。
パラダイス座再建企画は25周年目となる2014年を予定しており、今はまだ構想段階です。

_ しらいしろう ― 2011年02月27日 17:57

もし、あの地にパラダイス座が再現されたら、観光客が押し寄せるだろうと想像して、その想像だけでちょっと熱い気持ちになりますね。それがあの土地に経済効果をもたらすなら、土地にとっての恩返しにもなるのかな、とふと考えを巡らしています。

伸ばし伸ばしにして矢のように過ぎていく時間。
ああ、フェイスブックもけっきょく、まだ手付かず。

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