はじめてのおつかい、セカイモン初落札の段2013年03月30日 22:35

セカイモン初落札の段
90年代のコレクターショップの百花繚乱を通り過ぎ、なんとなくネット時代に押されてウェブショップ時代になった印象の昨今。

コレクターにとってはネットオークションって、避けて通れない魅力的な市場だと思うのですが、国内だけでなく海外への壁はどれぐらい厚いのでしょう。

自分の場合はアメリカのeBay登録は2000年。すでに干支が一回りするユーザーですが、利用回数はまだ30程度。かならずしも落札できるものではないですし、落札額以外に必要な送料、もともと欲しがっている物がコレクターズアイテムだからというのもあり、ウォッチ中心です。

その中でも、さらに壁になっているのが出品者が「国内のみ発送」設定をしている場合も大きな壁です。こうなってしまうとどんな魅力的アイテムでも入札できません。過去には転送業者を使ってみたこともありますが、送料に加えて手数料もかかるので出費はかさむ一方。そうなるとチープトイがチープで終わらず痛い目に合うこと必至コースです。

そこで今回ももだえるアイテムに出会って、あれこれ悩んだ結果、利用したのがSekaimonなるサイトです。

http://www.sekaimon.com/

いくつかあるeBayの公式転送サービス業者で、おそらく日本で一番知名度のあるサービスです。ここが、最近サービスエリアを拡大しています。今回、欲しがっていた品が英国モノ(国内のみ発送の出品者)だったので、ちょうど英国内サービスを開始した、ここを使ってみようと思いました。
他の転送業者ですと、あくまでも転送だけになるのと違い、eBayに特化したセカイモンでは自社サイトから入札し、以降の手続きを基本的に代行してくれます。その後、国内での荷受ポイントでは転送前に検品、商品説明と違う場合には出品者との連絡も肩代わりしてくれるというあたり、英語に弱い人にはかなりありがたいサービスです。

一長一短としては、出品者とのやりとりがブラックボックス化してしまうので、問題が発生した場合、出品者が悪いのか、セカイモンのトラブルなのかはっきりしなくなるケース、一括転送で送料を安くあげたい時に時間的猶予が一週間しかないので、かなりギャンブルになってしまう点が。(基本、同梱は無料と思った方が無難でしょう。)

セカイモン、数年間に登録したものの、実際に落札できたこと、利用できたことは今回が初めてでした。じつは同じような商品を欲しがって数週前にもチャレンジしたのですが、カード情報が更新されていないという表示で入札ができず、再登録しているうちにタイムオーバー。 時間に余裕を持っていたつもりなのに、こんなくだらない理由で玉砕するなんて…。そんな反省を込めた再トライでした。

ここ最近のイギリス・ポンドは150円強。最初の見積もりだと品物4000円程度、手数料500+国内送料500=千円、英国から日本まで4000強~6000円弱計算。トータル8000~9000円程度、全体でイチマンエン切ってくれれば、まぁ、いいかなぁ、と。

実際にかかった額は以下。入札は競うことなくスタート価格で終了しました。

“セカイモンがお届け”費用を含む合計金額 6547円
1次決済金額 GB 22.32 ポンド(3,304円)
商品価格 GB 15.0 ポンド(約2220円)
英国内配送料 GB 3.95 ポンド(約584円)
英国内消費税 GB 0.0 ポンド(約0円)
セカイモン手数料 GB 3.37 ポンド(約500円)
2次決済金額 3243円
英国→日本/国際配送料(燃油サーチャージ、保険料込み) 3243円
関税 0円
消費税 0円

送料で三倍までは覚悟していた部分が2倍で済んだのはいいとしても、やはり安い買い物では済まないのが実情です。地味に国内送料、手数料とかかるのが、やっぱり直接発送できない部分での痛いところです。

オークション終了後10日間はステータスに変化がなく、トラブル発生も心配していたのですが商品ステータスが入庫(イギリス事務所に商品が届く)や検品中を飛越し、いきなり日本に飛びましたの表示。 以前に比べてこの辺に不透明感はありますが、実際にイーベイで出会ったトラブルの少なさから想像するにセカイモンも、まぁ心配が大きすぎたようです。

実際届いた品は、別エントリーで消化するとして、状態にはちょっと残念モードながら、大幅な逸脱はしてませんでした。商品説明の「良い」「1キャラクターだけちょっとい足先が欠けてます」の表現ふり幅が残念方向に行っちゃってた感じでした。
「足先がちょっと欠けてます」ちょっとかなぁ…
「足先がちょっと欠けてます」ちょっとかなぁ…
こちらは表記すらなかった尻尾なしのおサルさん…
▲こちらは表記すらなかった尻尾なしのおサルさん…

この辺はネットオークションでは、どうしてもしょうがないあたりですね。