Disney Store Figurine Set/ ミニーマウス ― 2013年11月30日 22:44
今更ミッキーマウスの仲間のフィギュアになぜ、との声が聞こえてきそうだけど、まずはおなじみディズニーストアオリジナル商品のこのケース入りシリーズ。自分いとってのフックはやはり脇役の投入という部分。
今回の一番の目玉はミニーの飼い猫としてのポジションで投入されている黒猫フィガロ。フィガロのデビューはもちろん長編アニメ『ピノキオ』なのだけど、その人気を受けて短編アニメーションで活躍を続けたのですが、それがミニーの飼い猫という……ネズミに飼われる猫。
考えてみれば、毎度こっちのフィガロに食いついてるから、これはファン心理というより癖に変貌しつつあっるような気もする……。
だんだん露出が高くなりメジャーマイナーになりつつあるクララベルもツボ。
今回のフィギュア、やけに出来が良いように見える。それは当たり外れの多かった塗装がやけにピシッと決まってるからのよう。改めてフィギュアを確認するとこれまでのCHINA製からVIETNAM製へと製造国が違っていました。これまで自分の買ってる商品だとTOMY(ガチャのT-ARTS含む)もその流れがあるし、人件費、クオリティコントロールの面でだんだん中国生産にハードルが上がってきたようで、工場のメインを変えつつあるのかもしれません。
そこで面白いのが塗装ではなく成形色を利用したカラーリング。先に紹介した「ディズニーキャラクターハピネスマスコット」もそうなのですが、塗装が最低限になるようにパーツ分けで成形色を変更して組み木のようになっているのが見受けられます。
もちろん以前から成形色での地色生かしはあったのですが、最近はキャラクターごとの変更だけでなく、たとえばプルートは体色、加えているソーセージ、台座、とかなり細かにパーツごとに台座が変更されています。(先のガチャのハピネスマスコットの場合、ドナルドの体の白とクチバシと足の黄色は別パーツといった具合)
当たりハズレがない、はみ出しのない綺麗なカラーリングは新鮮でとても美しく見えます。果たしてフィギュアの未来はどっちに向かっていくのか。そんなターニングポイントの時代を感じさせる商品群の中の一つです。
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