宮崎空港着 ~お出迎えのキャラは…2014年02月08日 09:29

宮崎空港着
一泊二日の九州旅行第一日目。大雪が降っている東京をしり目に出発して着いた宮崎空港。同行のHH取材班にお任せで後をついての移動の旅行前半です。

レンタカーの事務所までの送迎車に乗り込み、レンタカーの手続き。自分は運転免許を取得していないので、すべて傍観。

待合にある宮崎県内のゆるキャラ紹介のボードに目をやり、知っているものを探す……。
宮崎県のかわい~いっ☆ゆるキャラ紹介!
ふと送迎車をみるとこのレンタカーの事務所のキャラクターが車体に描かれていて、かなり気になるゆるキャラ歓迎の宮崎到着でした。
ベアーズパーキングのマスコット

生頼範義展(みやざきアートセンター)へ!2014年02月08日 10:22

生頼範義展/みやざきアートセンター エレベーター
宮崎へ来た目的はこれ。イラスト展示としては初になる個展「生頼範義展」です。

僕らの世代にとっては「スター・ウォーズ」や「ゴジラ」の映画ポスターの印象が特に強烈なイラストレーターです。生であの絵が見られる! そのお誘いは魅力的で、飛んできた訳です。
入館する前からテンション上げまくりのエレベーターの装飾。これに載って入場口へ直行です。
生頼範義展/みやざきアートセンター 新聞広告など(無料展示ブース)
エレベーターで上がると今回の個展入り口があるのですが、入場無料の展示スペースが一室設けられています。ここは原画ではなく印刷物を中心とした仕事の数々を一望できるように試みられた展示で、その規模だけでも充分に圧倒されます。

生頼範義展/みやざきアートセンター イラストが装丁になった(無料展示ブース)
無料展示スペースの中央には、まるでピラミッドのように本のタワーが高くそびえています。中には懐かしい本も……。これだけの量でありながら、まだまだ一部であるというのが恐ろしい仕事量です。
生頼範義展/みやざきアートセンター 映画ポスター(無料展示ブース)
懐かしい作品群……この作品も生頼作品だったのかと驚くものも多数。まだまだ知らないことだらけです。よくみると完成作品だけでなく、下絵のスケッチのコピーや下絵を写真で撮ったものも…完全に未発表なその制作過程を垣間見ることが、この無料スペースでもあるというお得感。 国内版と海外版でけっこう色が違うとか、印刷物ならではの発見も…そしてさらに本展示で原画の色を見る期待感が高まります。以下本展示はもちろん撮影禁止なので、ざっくりと文字で感想など。

生頼範義展/みやざきアートセンター 邦画・映画ポスター(無料展示ブース)
本展示は自画像と略歴から始まるのですが、観覧していると隣で絵を見ていた女性が「この自画像は似ているけれど、こっちはイメージが違うわ。」なんてお話されて、聞くとご近所でお住まいで生頼さんと親交のあった方だとか。年代の違う自画像が飾られていたので、おそらく脇頃の姿になじみがないのだろうという話になりました。

ゴジラのポスター作品の原画はサイズも色も、何もかもが嬉しい、こまった怪獣好きの客でした。特にこれでもかというくらい印刷物に触れてきた84ゴジラのポスターは、これが原画なのだという感慨にぼーっと見惚れてしまいました。

SFマガジンなどの装丁用イラスト、「信長の野望」などのゲーム用イラスト、模型誌、小説の装丁画の作家ごとのかき分け、挿絵(宮本武蔵の迫力!)、肖像画、広告用イラスト、スターウォーズ含む映画ポスター、SFアドベンチャーマガジンの表紙絵シリーズ……。260以上にも及ぶ原画は、ただただ圧倒というか、迫ってくる迫力で、もう興奮が止まらないような作品群で……。

……気が付いたら、鼻血が出ちゃって、休憩しなければならないほどでした(ホントに)。

物販コーナーがまた、凶悪な点数が用意されていて、絵葉書全種セットが9千円強という、クラクラする枚数の絵葉書の種類の豊富さ。SWセット、ゴジラセットと系統だったセットも存在するクリアファイル、ポスター…。

……用意が足りませんでした…… orz

必須の図録はA4変形・160P、2,940円(税込)が安く感じてしまうボリュームと美麗さ。この興奮を持ち帰るのに最適というか、マストバイ。

大満足の展示、ですが観きれない規模に、もっと時間を割いて予定を組みべきと反省すらするものでした。

巡回は今のところ予定がたっていない様子なので、行ける人は行け!という展覧です。

公式HP:http://ohrai.net/

JR九州、鉄道の旅を楽しんで2014年02月09日 14:20

にちりん(JR九州)
九州へ車での飛行機は団体の一人として来ていたのですが、生頼さんの展示を取材に同行した後は個人行動で移動の開始です。

本来の予定では、同行者が居て、二人での移動になるはずだったのですが、ほんの数日前にインフルエンザになってしまったので、来れなくなってしまったという……。お気の毒なのです。

それで、本来なら人任せでついて歩こうと思っていた自分は大慌て。予定表をプリントアウトしたものを片手に、とにかく予定の電車に乗って宮崎から大分へ移動して行こうという旅です。

九州に在住の人ならば午前に宮崎について、午後には大分に着きたいなんてのが無茶だということは当たり前なのでしょう。実際、日本地図を重ねれば、東京から静岡の更に先に行こうという移動距離。しかも新幹線ではなく、大半が単線の特急電車の旅……。憧れのSONICに乗れるという楽しみはあったのですが、こりゃ、想像よりも大変な移動。

おもわず時刻表を撮影してしまうほど、自分にはカルチャーショックだったのです。

日輪本線 (大分、小倉方面時刻表)
にちりん。無骨でカッコいい。
JR九州の電車はなぜか絵本で見るせいか、玩具になったりするおかげか、形にはすごく馴染みがある車両が多く走っています。実際、魅力的です。エンブレムのツバメもイカす。
日輪 客車側面
自分なんか鉄分なんか薄いと思っているので、自称すらおこがましいので、鉄っちゃんだなんて思っていなかったのですが、さんざん写真を撮ったり、ホームの端から端まで往復して見たり………。乗り換えの待ち時間20分以上を持て余すことなく使い切れることが分かったので……ちょっとはテツなのかも。
JR九州 713系 サンシャイン
JR九州 713系 サンシャイン
JR九州 713系 サンシャイン
883系 青いソニック
883系 青いソニック
JR九州885系 白いソニック
JR九州885系 白いソニック
JR九州 (湯布院行) 200DC
JR九州 200DC(ディーゼル車)
大分駅 ぶんぶん号
大分駅 ぶんぶん号

カタクラ☆夢☆プロジェクト方倉陽二原画展に来た!2014年02月10日 09:59

カタクラ☆夢☆プロジェクト方倉陽二原画展に来た!
ぼくら80年代を過ごした世代にとってドラえもんブームと、その彩として原作とは違った魅力を携えていた『ドラえもん百科』や、その作者方倉陽二先生の描く『アカンベー』や『のんきくん』は忘れがたいインパクトを残しているでしょう。
早くして亡くなられてしまい、なかなかその軌跡をたどられる機会が少なかった氏の作品の生原画展と足跡をたどる展示が方倉先生の故郷・豊後高田のロマン蔵にある絵本美術館で開催されているということでやってきました。

昭和ロマン蔵絵本美術館HP:http://www.showanomachi.com/roman/roman_ehon.php

豊後高田市HPカタクラ☆夢☆プロジェクト始動!~方倉陽二マンガ原画展~更新日:2013年9月3日:http://www.city.bungotakada.oita.jp/dekigoto/page_00964.html

従来は絵本作家を紹介する美術館として九州出身の黒崎義介さんの作品を常設展示している館とのことなのですがその大半を方倉作品に譲っての一大回顧展となっていました。
大きな流れで中央の展示4つのラインで作品展示。
『ドラえもん百科』
(単行本構成冒頭部。初出がコロコロだけでなく学年誌付録だったりと、多岐にわたるのでサイズが不統一だったり、生ではの注目ポイントがたくさん。)
『アカンベー』(ドライブで海へ行きシーラカンスと出会う話。コロコロコミック82年7月号掲載作品)
『のんきくん』(小学二年生87年9月号「夏だ、山だ、キャンプだ!の巻」カラー作品。)
『まじかるハット』カラーカット、白黒まんが本編

壁沿い、入り口付近ケースでは著書関連出版物の本、壁面には親交のあった作家陣(田中道明さん、えびはら武司さん、たかやけんじさん、志村みどりさん、山口かつよしさん、三谷幸広さん、いそほゆうすけさん)の色紙、評論家の方倉作品の論文、ぴっかぴかコミックスの手に取って読める展示が。またパネルにはプライベート写真含む、バイオグラフィー展示。

反対側一番奥では『ドラえもん百科』より「のび太の恐竜」公開時に掲載された漫景っぽい構成の大きな画稿とてんとう虫コミックス版の怪物くん1巻複製画が展示されていました。

改めて原画を前にすると、どっぷりと方倉作品のシャワーを浴びて育った居たことに驚きます。経歴を見ていて思うのは、そもそも方倉版「ろぼっ子ビートン」も通過しているし、コロタン文庫の「まんがの書き方全百科(オールひゃっか)」も超・熟読世代。それ以前の付録の漫画の描き方シリーズも愛読していたし、漫画の描き方を教わった大恩人だった人です。生前はお見かけしてもあいさつ程度で、改まってお話しすることはなかったのですが、完全に「方倉漫画で育ちました」世代の自分。もっと早くに表明してお話伺いたかったなぁ。
遠路はるばる来てよかった置いうか、ある種、呼ばれてきたような気持ちすら……。背中を“プッシュ、プッシュ!”されてきました。(※「クマクマずんずん」のフレーズね。)

ぜひとも巡回展を希望します。関東に限らず、行ける人は行くべき! の展示ですよ。

昭和の街、懐かし楽しや2014年02月11日 12:04

豊後高田昭和の町 新町通り商店街
方倉先生の漫画原画展を開催している豊後高田市、昭和の町を完全なる観光モードで楽しんできました。

この昭和の町というのは、人工的に作られたレトロ趣味のものではなく、町に残っていたものを生かし、活用する形で生まれたという、コロンブルの卵的な発想の観光地。
昭和の町HP:http://www.showanomachi.com/

荷重でひっくりかえるオート三輪のビジュアルが印象的
明治、大正、昭和の30年代にかけては街がごった返して、すごい賑わいだったこの町。鉄道の敗戦によって一気に寂れてしまったこの町は、まるでそこで時間を止めてしまったかのようになってしまって、寂れていく一方だったようです。しかし、2000年頃、この町の景観こそが価値なのではないかということになり「昭和の町」と題して観光地としてよみがえったのでした。

そのイメージをサポートするように米蔵だったところを「昭和ロマン蔵」として展示スペースに改装。町に点在する多くの銀行跡も展示施設へと改装し、観光拠点として様々なイベントも行われるようになったのでした。

土管と昭和37年当時のガソリン価格
この辺はフィクションとして挟み込まれている土管と昭和37年当時のガソリン価格の看板なのでしょうけど、これらが加工なしの町と溶け合って、タイムスリップ感がたっぷりです。
懐かしいパチンコ台
実際に打つことができるパチンコ台。

豊後高田昭和の町 清照別館
もと銀行だった建物の多くは、外装そのままに中を展示スペースに改装されていて、中にはいることができます。その建物の中の空気感が何よりも独自で、これはいい体験になりました。

町の大通りに沿ってブラブラと個人商店の並ぶ商店街を歩くイメージ、空気そのものが、どこか失われつつある風景です。ロマン蔵の中の駄菓子や博物館の視点的な駄菓子屋さんにもひっかかり、またも買い物。(玩具バカですいません。)

観光地的なお店と、本当の個人商店街が交差して、独特のムードを織りなしています。その人工的感じが絶妙で、観光地としても成立しているし、空気感は本当の昭和があって、いいムードです。
川に男衆が飛び込む激しいイメージのお祭りがおこなわれるシーズンは一番観光客が多いそうです。

この町を舞台にしたドラマがNHK-BSプレミアムで3月放送されるそうです。
「そんじょそこら商店街」HP:http://www.nhk.or.jp/oita/drama2014/


正直、今回の方倉先生の縁がなかったら、なかなかこんなに親近感を持って訪れることもなかったのかもしれません。しかし、その空間は癖になる面白さでいっぱいでした。

ガチャ/プレーンズ・プルバック(T.T.-A.R.T.S)2014年02月12日 02:38

プレーンズ・プルバック(T.T.-A.R.T.S)
一回三百円カプセル商品のプルバックトイ。
カーズのプルバックシリーズをずっと買っていた流れで、そのままコレクションを延長したい欲求があるのを思うと、プレーンズの作品世界がカーズと繋がってるという設定は機能しているような気もするなぁ。

シール以外は完成品ですが、このシールが貼り始めると時間が結構かかるクセモノ。

Disney's PLANES / Pullback (TAKARA-TOMY A.R.T.S)
組み立ても商品の楽しさだと思うけど、ふと思うと、このシール時間に毎月、けっこうな時間を割いている気がする(笑)。
……趣味の時間に割いてるってことですね。

復活総選挙ウルトラ指人形とチェックリストのキャンペーン2014年02月13日 16:35

復活総選挙ウルトラ指人形とチェックリストのキャンペーン
復活総選挙で再版が決まったベスト3ベムスター、ベムラー、ガヴァドンAが2/7に発売。あわせて、復活指人形を含む買い物会計1000円以上で指人形チェックリストがもらえるキャンペーンが始まりました。

現在1個126円なので、指人形8個を買えばクリアできる額です。

てっきり1シートの裏表で怪獣とヒーローだと思っていたのですが、実際にはヒーローのシート、怪獣のシートでわかれていることが判明。
しかも1会計につき…の条件付きなので、今回は怪獣だけもらい、また数日後にヒーローをゲットしに購入しにこようと心に誓う、中年ウルトラファンなのであった(苦笑)。
ウルトラ指人形復活総選挙版復刻ベムラー、ガヴァドンA、ベムスター
肝心の復活総選挙版の三体なのですが……ベムスターは初回カラーと大差ないし、ガヴァドン、ベムラーはリタイアした時のカラーを継続した感じで復刻。やたら軟質な印象はありますが、これ昔のものと混ぜても違和感ない感じです。うーん……別に持ってない人のための復活総選挙企画なので、これでイイとは思うのですが、チェックシートのために買いなおしている自分のような客としては新しい違いを探したくなるので、成形色が変わっているとか、スプレー色替えとかあるとシックリきたかもしれません。