パル子とフチ子のフチってなんぼに行く、その1 ― 2014年05月24日 23:43
でも行ってきました。先行販売ガチャを回したいから。
◆パル子とフチ子のフチってなんぼ:http://www.parco.jp/fuchico/
とりあえず最近は節約生活モードなので鬼回しはしたくないんですが……。 シークレット欲しいなぁ、と思いながらひねるとわりと順調にノーマルはダブらず出てくる。
見知らぬ女性とハンドル回しまくり。二人とも何か出ない様です。後から来たカップルがきゃっきゃと一度やったら「このサルのフチ子載ってない」とけげんな声。女性と僕、つい声を揃えて「シークレットです……」と漏らす。二人ともシークレット狙いでしたとさ。
それくらいゴリンゴリンと回した結果、その1がこれ。
18回やってノーマル2セット、3セット目がリーチの時点で時間的、予算的にギブアップ。カフェに行ったらラストオーダーが終わってて、もはやリベンジ前提の前フリみたいになってしまいました……。
きかんしゃトーマスとなかまたち絵本原画展(横浜そごう美術館)へ ― 2014年05月10日 23:56
メインビジュアルや絵のセレクトは前回と近いとは思いますが改めて良かった〜。TV化前で原作絵本で育た自分には、ドンピシャ。
前回の時には全体の流れを飲み込むところから始まって駆け足で後半を理解するのが自分の中であわただしい消化だったのだけど、今回はだいたいの歴史が頭に入っていたので、ゆったり鑑賞できいました。(お客さんが少なかったのが意外。トーマスなのに!)
同じテーマで世代別に作家が書き継ぐ絵の部分で比較鑑賞できるので、トーマスは興味深くていい。
更に模型実写版とCGアニメ版も流してて、特に撮影用のミニチュアモデルが並んでたのは世代でなくとも楽しい展示。特撮のミニチュア展示と同じように細部まで見入っちゃう!
大満足の展示の後は物販。
今回の図録は1600円。このボリュームでこのお値段はかなりお値ごろ価格。考えてみれば親子連れで鑑賞して子供に買い与えるのがメインのものだろうから、その辺の考慮が入ったものなのでしょう。ソドー鉄道の絵葉書つき。
日本未訳の息子さんクリストファー・オードリーさん作の輸入絵本も販売されていたので1冊だけ50周年記念の巻を購入してみました。
銀座松屋「ムーミン展」に行ってきた ― 2014年04月23日 23:55
「MOOMIN! ムーミン展」は、童話の原作者であるフィンランドの作家、トーベ・ヤンソンの生誕100年を記念して開催されたもの。フィンランドのタンペレ市立美術館・ムーミン谷博物館が所蔵する原画やスケッチ約200点を公開している。そのうちの約150点は日本初披露。ムーミン展開幕!:wwdjapan.com/WED, APR 16, 2014
「ムーミン谷の四季」「ムーミン谷の風景」「ふしぎな生きものたち」「ムーミン谷に起こる自然現象」と4つのテーマに沿って、作品や関連した文庫、映像を公開している。
最近盛り上がってるムーミンは原作者生誕100周年なのね、という納得と、自分の周りにミョーにムーミンファンがいるおかげで影響されて親近感が増している今日この頃。願ってもそうそう見られない原画が日本にやってきているならば是非とも見ておきたいという思いで行ってきました。
原画は想像していたよりもかなり小さいものが多くて、多くは絵葉書大のものが多く、その小さな面積に丸ペンで書きこんだかのような細密なペン画たちが主流で、どうしてもその描線を鑑賞しようと思うと、絵に顔をおっつけるように覗き込む形になる。これは混雑していたら、すぐに人がダマになって鑑賞できなくなりそう……。その心配をする余裕がある程度の混雑具合の中で鑑賞できたのは、かなり幸せな部類でしょう。GW本番の地獄絵図が想像に難しくありません。
当然のことながら、場内は撮影禁止ですが最後の一室だけが“撮影可能エリア”と設定されているのが、現代的でとても面白く感じました。ここに掲載する画像はそのエリアのものです。ミニチュアジオラマは好きなキャラクターを探すファンの喜びがあちことで聞こえてきて、とてもほほえましいムードでした。
DJイベント「映画音楽の巨匠・エンニオ・モリコーネの世界」を聴きに ― 2014年04月15日 22:59
DJイベント「映画音楽の巨匠・エンニオ・モリコーネの世界」普段ならDJイベントやこういうオシャレな感じのお店へは足が向かない生活をしている自分ですが「ニュー・シネマ・パラダイス」好き同士の中の友人から誘っていただいたので、行ってみました。
イタリアの作曲家、巨匠エンニオ・モリコーネが手掛けた作品など、映画音楽を中心とした選曲の一夜!
DJ: 須永辰緒
場所:ブルックリンパーラー新宿店
日時:4月15日(火)19:30~22:00
料金:無料(カフェでの飲食代は別途ご負担いただきます)
懐かしい「ぴあ」の表紙たちに囲まれて、ビールをかっくらい耳馴染みのあるメロディを聴きながら、“これなんだっけ……” “このアレンジ知らない!”とか会話しながらほろ酔い気分がさらに心地よくなるモリコーネの夕べを過ごしました。
映画「レゴムービー」はすべてがサイコー ― 2014年03月29日 23:42
すべてがサイコー/Everything is Awesome !
「くもりときどきミートボール」も楽しんだ口だけど同じ監督、同じテイストとはまったく思えない、いい意味で裏切られ感ありました。
カウントの「ミシシッピ・ワン、ミシシッピ・トゥ…」って言い回し、すんごい久々に聞いた…。写真家サラ・ムーンが撮った映画の「ミシシッピー・ワン(1992)」以来だよ。
See you alligator / see you crocodile. も映画「ヒア・マイ・ソング(1991)」以来の聞いた言い回しだけど、どうもアメリカ映画の突き抜け感よりヨーロッパ的な洒落っ気を感じるのは何故だろう。レゴ世界の地図も欧州風だったし、レゴの母国デンマークだってのも影響あるのだろうか。
(上画像は公開前の新宿ピカデリー。現在は実写版パトレイバー。)
ちなみに上映館が少ないので、選択肢の中から選んだのは新宿ピカデリー。映画を観終わった後にビックロに寄り道したら、まさにレゴムービー祭り状態で、商品だけでなく大型のキャラクター・ミニフィグの展示があって、一緒に写真が撮れるようになっていました。このイベントは5/11まで。
「ウルトラマンギンガ劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!」は動く怪獣図鑑 ― 2014年03月22日 23:53
あくまでもSPで映画と思うと点数も付かないことは前作でも学習済。そう思っていたからか、前作のようなガッカリ感とは違うのだけど、観客に許してもらうことを前提とした限界値の内側で行われるムードにどうしても寂しさというか、ヤリキレなさが蔓延してると言うか。
ストーリーはギンガの去った後。友也はその後怪獣好きになりスケッチにたくさんの怪獣のイラストを描く怪獣オタクに成長(笑)。ガヴァドンと同じ二次元を三次元にする宇宙線が降りそそぎ、スケッチから実体化した大怪獣が! ……なら盛り上がりそうなのだけど、なぜかスパークドールズになり、大量の怪獣ソフビが現れる。
大量のスパークドールズが現れた謎を解明するべく集まった仲間はガンパッドの機能を使い、次々に怪獣にライブイン。仮想空間でバトルを繰り広げる……。
動く怪獣図鑑ともいうべき作品で、怪獣が好きであればあるほど楽しめる。怪獣図鑑を読みふけった経験のある人なら、夢の対決画面に飽きない。でも、それを呆れて眺めるお母さん視点の大人なら、ほぼ退屈の世界だと思う。ほぼ物語は無い。ピギャース、ガオーと鳴いて闘うだけの展開に、特に感情の起伏もなく、怪獣の解説が続くだけ。
かつて怪獣少年だった大人、今の怪獣少年向け。そういえば聞こえはいいけど、同時上映のバンダイ制作「ウルトラフロンティア大怪獣ラッシュ」が輪をかけた仮想現実バトルのような作品。僕らのエモーションはどこにぶつければいいの。
一番切なくなるのは、そんなバジェットの作品しか用意できない円谷プロの現状なんですが……「ウルトラマンが泣いている」以来、どこまでこの現状を応援すればよいのやら、大の大人が悩み始めていまする。
ふと落ち着いてからパンフを眺めていたら監督がまさに「怪獣図鑑」を狙って作ったと書いてありました。orz
えーっと、その意味で言うなら狙い通りにできてると思います。自分のニーズとのズレってことなのかもしれませんが、……劇場版は豪華という幻想は自分だけじゃなくて一般的にあると思うのです。自分のビミョーな気分の根源はそこです。(苦笑)
でもね、たぶん、普通の人よりも、そうとう楽しんでると思いますよ。
[2014/3/31追記]
映画「ウォルト・ディズニーの約束」観てきた ― 2014年03月21日 23:10
ディズニーがメインストリームの映画で描かれるのは史上初ということで話題にもなっているし、さすがのプロモーション展開。我が家では後期高齢者の母まで「実際のトラヴァースさんはもっと嫌な人だったらしいね。」「面白そう、観てみたい。」と口に出すほど。(もっとも母はもとからミュージカル映画が好きな人なのですが。)
自分もメリーポピンズは、好きな映画作品ですし、出るたびにサントラを買ってるくらい音楽が大好き。
[instagramより]
それなのに自分はトラヴァース女史がもともとオーストラリア生まれとも知らなかったほど、原作周りは知識なし。知っているのは原作に気をつかって映画版タイトルは綴りが違っているということくらい。ところがどんな部分が映画と原作が違うのかは、今まであまり気にしてなかったし、いつか読んでみようと思うだけで、そのままになっていたのです。
それくらい予備知識なく映画に挑んだので、彼女の幼少期からのドラマと作品との関連は初めて知る部分。素直に新鮮で、感動しました。
あの後悔の念の伝わり具合、沁みます。
劇場を出る時にカップルが「メリーポピンズを観てないから、分からない所があった。」と残念がってたんですが、正直ムチャかなぁ、と思った。
予習必須とまでは言わないけれど、かなーり勿体無い……。
個人的にはデビット・トムリンスンと脚本家ドン・ダグラティという組み合わせだと、「ラブバック(ハービー)」を先に浮かべる自分は、たぶん日本では少数派。
そういう屈折した自分でも、端から端まで楽しい美術、小道具、セットで見るべき部分は盛りだくさん。トムハンクスの造形的には似てないのだけど、身ぶり手ぶりがミョーに納得してしまうウォルトを演じるという部分だけでも、かなり楽しんでしまいました。
すごく脇道で気になってしまったのはパークのキャラクターたちの造形で、1960年代初頭のスタイルを再現しているあたりなんですが、チップトデールだけが妙に新しく見えて、持っている資料を引っ張りだしてみたり。アニメーションのスタイルの変貌はよく振り返ってまとめられているので鵜sが、こっちの変貌ってあまり一望されないのですよね。
……かなり脱線しましたが、映画として良いです。変に狭い客相手にしているようなものではなく、広い客層に支持される良作でした。オススメ。
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