[INDEX]プチカ&ディズニートミカ2008年01月24日 06:26

Disney Character mini cars / by tomy
トミーがリリースし、ミニカーの一大ブランドとなったトミカ。その傍流シリーズとして登場した、ディズニーのキャラクターをミニカー化するブランドが70年代末に登場したプチカ。80年代中番までは流通していたが、いったん終了。近年は復刻版(2004年)や現在はトミカのキャラクターシリーズとして後継商品とも言える品々を確認することが出来る。
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Die-cast Miniature Car TOMICA / TOKYO DISNEY RESORT VEHICLE COLLECTION

▼プチカ関連エントリー
TDRトミカ/TDLウエスタンリバー鉄道&スピードウェイ金銀メッキヴァージョン ― 2014年02月17日
TDRトミカ/ディズニーシー・トランジットスチーマーライン(インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの魔宮) ― 2014年01月07日
TDRトミカ/ミッドタウンキャブ(ビッグ・バンド・ビート) ― 2014年01月06日
トミカ/TDRディズニーリゾートクルーザー~クリスマス2013 ― 2013年12月21日
トミカ/TDRドリームクルーザーⅡ(ドア開閉式)とリマウジン2 ~TDR30周年 ― 2013年10月20日
トミカ/ロジャーラビットのカートゥーンスピン(東京ディズニーランド)/TDR ― 2013年05月20日
トミカ/ディズニー・リゾート・クルーザーTDR30周年記念ラッピング/TDR ― 2013年05月20日
TDRトミカ/ウエスタンリバー鉄道(ミシシッピー) ― 2010年02月19日
トミカ/TDRリゾート・ライン&ディズニー・リゾート・クルーザー Merry Cristmas 2009 ― 2009年12月23日
プチカ/ドナルドのエスエル(1980) ~含コレクター的ぼやき ― 2008年06月08日
2008年、復刻版プチカのデータミスと自分のミス ― 2008年05月20日
プチカ / ボートのトット君「小さな引き船/メロディタイム」(1977) ― 2008年01月24日
TDRトミカ/ディズニー・リゾート・クルーザー メリー・クリスマス2007 ― 2008年01月10日
トミカ「カーズ」ライトニング・マックィーン(クルージング&ダイナコ・タイプ) ― 2007年03月13日
『ライトニング・マックィーン』比較・トミカvsマテル ― 2006年07月22日
Puticaのコントロールカー(スージー、ペドロ、ケイシー・ジュニア) ― 2006年07月05日
アニミズムの刷り込み~擬人化された乗り物たち ― 2006年07月03日
プチカの復刻とオリジナル ― 2005年11月05日
復刻版プチカ/スージー、ペドロ、ケーシー・ジュニア ― 2005年11月05日
ミニカー/ハービーin トミカ [2005年08月02日(火)]

かくれハービー出演作『ボートニック』って?2007年10月14日 06:58

「ボートニック/The Boatniks」劇場パンフレット
全米1970年公開、日本では翌1971年公開。まだ初代ハービームービー『ラブバッグ(1968)』の熱狂もさめやらない時期に公開されたディズニー・ライブアクション映画、『ボートニック』。ヒットにあやかって当時“「ラブ・バッグ」の海上版”なんてキャッチコピーで宣伝されていたのでリアルタイム世代なら、記憶の片隅、同じ棚に保存されていそうな映画です。

後追いの自分なんかでも、そのコピーに胸躍り、見たい作品でした。なおかつ『脱線あしか騒動(1962)』など自分にとっても印象深い作品ほか、ディズニー映画の大常連監督(『最高にあわせ(1967)』『スペースキャット(1978)』など)。以前から掘り下げたい監督さんだったので、DVD購入しました。

期待にたがわず、心底楽しめました。愉快な港町、海洋警備の大活躍、飛行機で逃走する捕り物帳の陸・海・空の大活劇。当時らしい傑作コメディです。

以前、前フリでハービーの車体がカメオ出演している作品としてエントリーしたクイズはこの作品が正解回答です。
ハービー車体は、本編冒頭、港町のドタバタした風情を伝えるシークエンスで、ほんの少しの登場。サイドブレーキをかけ忘れたVWが、はずみで海に落ち、ルーフに乗せていた荷のボートに浮かび、流れていってしまうというもの。シーンとしてはわずかですが、ポスターのメインデザインからパンフレットの表紙(冒頭画像)から“ぬり絵”に至るまで、必ずこの図版が登場しています。確かに絵になりやすいコメディです。(このメインビジュアルがあったおかげで、早々にVWが出るディズニー映画というインプットが出来上がりました。ハービーに気づくのは遅れましたが……。)

この映画でのVWはあくまでも車で、人格を持ったキャラクターとしての登場ではありません。いわゆる客演を期待しても肩透かしを食らいます。単なるハービー目当てならば手を出さないほうが無難でしょう。
でも、映画撮影所に横たわるかつてのハービーやWDWのホテルで余生を過ごすハービーに感動できてしまうコアなファンならば必見です。初代『ラブバッグ』から、まだ2年。『続ラブ・バッグ(1973)』より前の狭間にあった数十台の内の中の1台の活躍です。(※ラブバッグ1作目では約70台のVWを使用、記憶記述なので孫引きには要確認。)

DVDを購入し、そういえばハービーのことは北米版DVD『ラブ・バッグ』の特典映像でも触れられていない……。と検索をかけたのが前回エントリーの発端。最初は映画タイトルも出して単純に終わるつもりだったのですが、例のシーンの特写をしたくてクイズ化しました。
北米DVDパッケージの裏面では黄色く着彩されていますが、本編ではほぼ白のクリーム色くらい。(なので自分のブログではあえて黄色くしてました。近年オフィシャルが黄色ならば…と。)

■北米アマゾンでDVDを見る:boatniks
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URLを見てのとおり、約1年前に下書きしていたのに忘れてました。今回コメントで正解をいただいたのでめでたく、エントリー公開モードです。(そもそも出題エントリーも半年ズレてるなぁ。我ながら、準備期間置きすぎ。)
しかし結局1年たっても調査はろくに進んでません。そもそもメイキング情報が何も残っていないんですから、ソフトが更新され特典映像でも付かない限り、シロウトには進めようがありません。
それどころか、ボートニックぬり絵の画像を足そうと思ったのに、ガラクタ屋敷の腐海の森に沈んで地層化。半日探してみましたが出てこないのでギブアップ(笑)。今日は諦めました。嗚呼……。

今更だけど、『ボートニック』って“ビートニク”の洒落なのね。
「この36年遅れッ!」(爆笑問題・田中ツッコミ)

『ハービー機械仕掛けのキューピッド』公式スクラップブック2006年12月07日 04:40

Herbie Fully Loaded OFFICIAL MOVIE SCRAPBOOK / by Disney PRESS
劇場公開時に発行された、公式スクラップブックなるお手軽サイズのビジュアル誌『Herbie Fully Loaded OFFICIAL MOVIE SCRAPBOOK 』。改めて今見たら日本のアマゾンで売ってるじゃあーりませんか。
わざわざ個人輸入で買った自分は何?

今更ながら、お勧めの一冊です。
アメリカでのマーケティング発送からして、さぞかしリンジー・ローハンの写真集になっているだろうと覚悟をして買ったのに、思いのほかハービー寄りの編集で、様々なスタイルに変貌するハービーを図説的に取り扱っているのでモデラーにとっては格好の資料になる一冊だったりします。

……なんて今更書いても、ファンはとっくに持ってるって説もあったりして。
遅ればせの蔵出しエントリーです。

ブリキのフォルクス・ワーゲン2006年11月23日 08:33

ブリキのフォルクス・ワーゲン
ひところよりピークは過ぎたと思うのですが、個人出品のショーケースが意外なところにあったりして、そのたびに足を止めて引っかかっています。

ちょっと前に新宿のはずれにあるビデオレンタル+中古CD+古本屋と言う店舗の中にあったショーケースで見つけたのがこのブリキのVWです。たしか500円程度で購入。
今年前半にも同系統の商品をコンビニで購入したので現行品だと思います。おそらく「株式会社ブリキ屋」製。
フリクションで走ります。

どう見てもハービーを連想してしまうカラーリングでニンマリです。
どこかで受注でもいいから本当にハービーバージョンをリリースしてくれないかなぁ。

ハービーのカメオ出演作ってな~んだ?2006年07月15日 08:57

the number "OFP857" on the boat
毎度お馴染み”ハービー/Herbie”の話題なのですが、自分よりもコアな人がたくさんいる作品なので裏をとってからエントリーしようと思ったのですが、日本語も英語もグーグル検索結果はゼロ。IMDbWikipediaにもネタの記載なし。
ハービーファンならある程度の人は知ってるネタだろうと思っていたのに、こうなると自分の勘違いなのではないかと心配になってくるから不思議です。

ハービーの出演作は現在までに映画が5作品にTVシリーズ、TVムービーが存在することが知られ、その撮影に使われたVWは数多いことが知られています。

近年では2003年のTVアニメーションシリーズ『ハウス・オブ・マウス』の「マックスの新車/Max's New Car」にアニメで登場、おなじみのクラクションで応答する楽しいシーンがありました。でも、その話をしたいのではありません。

紹介したいのは別のディズニー映画に登場しているハービー役ではないハービー本人(本車)と言うものです。同じディズニー映画ブランドだからといってVW全てを同類項にしている訳ではありません。
OFP857』、まごうことなきハービーのライセンスプレートがついているのです。
アメリカ盤DVDの特典映像にもなかったし、闇歴史なのか、それとも些細すぎて無視されているのか……。

今回はあくまでも出題エントリーと言う形で、もう少しネットサーフをして様子を見てみようと思います。
答えが分かる方、情報を持っている方、コメントもしくはトラックバック下さい。
言い当てられても特に賞品とか出ませんが……。賞賛します(^^;
※と、一度は書いてアップしたのですが、自分のコレクションの中から放出できるもので、喜んでもらえるなら賞品出すことにしました。ハービー関連ならば映画パンフや前売り券などの当時もの、それ以外でも良ければ何か、正解者に合いそうなところでセレクトします。あんまり良い物出せる自信はありませんが、ささやかなところで……。締め切りは当選者が出るか、ブログで正解をアップするまで。

最大のヒントはシーン再現の画像です。
さかさハービーがボートに乗ってる……。


解答エントリーはコチラ

アニミズムの刷り込み~擬人化された乗り物たち2006年07月03日 06:08

VCD『青い自動車』スージー
近年、マイブームが『ハービー』や『カーズ』と、擬人化された乗り物という判りやすい自分です。

こうしたタイトルを並べるとまるで最近のエンターテイメントの中にそういう流行の兆候があるようにも見えますが、そういう訳ではないでしょう。擬人化された乗り物という題材は例を挙げるまでもなく、はるか昔からある題材です。とくに絵本やカートゥーンではありふれたものでした。
思い起こせば自分も幼ない頃、親に与えられた絵本の中にディズニーの『青い自動車』や『小さな家』『小さな郵便飛行機』がありました。通称”トムジェリの真ん中”テックス・アベリー作品で同系統の『ボクはスポーツカー/ONE CAB'S FAMILY ('52)』、『ボクはジェット機/LITTLE JOHNNY JET ('53)』なんかも好きなアニメでした。
くわえて『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』『きかんしゃやえもん』、”きかんしゃトーマス”の原作『きしゃのほん』シリーズといった擬人化された乗り物や家、きかんしゃといった”物”たちは幼少期の良い友達、”物”は大切にしなければかわいそうだ、とか友達になりたいという感情移入できる存在として傍にあるものでした。

なんでか子供は乗り物の絵本が大好きです。メカニックへの憧れと言う男の子なら誰もが持つ嗜好、それに加えて感情移入の相手としての”アニミズム的”なものがそこにはあるような気がします。
車や新幹線の新作車両をつい「今度のは目が釣りあがっている。」なんて言ってしまいがちですが、そこには明らかにライトを目と見立て、擬人化されています。そうやって人に見立てることで親近感を覚えたりする感覚は老若男女問わずありがちな風景です。
(シミュラクラ現象だけとは言いがたい擬人化的な思い入れを感じている自分の問題かもしれませんが。)
そういう感情移入の感覚は大人になるにつれて薄くなっていくものなのでしょうが、どうも自分の場合はいまだにそれらが強くあると言うか、幼児性が抜けないと言うか……。

さて、今の子供達は昔と同じようにしているのかと目を向けると「きかんしゃトーマス」は相変わらず人気だし、「ボブとはたらくブーブーズ」など、新作でも同じような感覚を覚える作品があるから、今も昔も変わらないようです。

あれだけ大人向けだと感じたフィルム『カーズ』も、親子連れの感想を聞くに、かなり子供の興味を惹いているようです。
やっぱり擬人化された乗り物には洋の東西を問わず共通した、原始的な魅力を備えたものなのかもしれません。

◆画像
ディズニー・アニメ「青い自動車」の主人公、スージー。彼女はクーペ。メディコムトイのVCDシリーズのプレゼント品としてリリースされた非売品のソフビフィギュアです。



■関連エントリー
『青い自動車/スージー』関連
PINS/青い自動車 メアリー・ブレア展 ― 2009年08月19日
TDR PINS COLLECTION / まだまだ走れるよ! ― 2008年11月26日
”かわいい”と”かわいそう”のはざまに ― 2006年07月06日
Puticaのコントロールカー(スージー、ペドロ、ケイシー・ジュニア) ― 2006年07月04日
アニミズムの刷り込み~擬人化された乗り物たち― 2006年07月03日
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復刻版プチカ/スージー、ペドロ、ケーシー・ジュニア ― 2005年11月05日
ミニカー/『ラブバッグ/ハービー』Jhonny lightning [2005年07月05日(火)]
▼擬人化ビーグル関連
カプセルミニミニブーブーズ/ボブとはたらくブーブーズ ― 2006年02月24日
かくれチョロQ ~『ヘーイ!ブンブー』編 ― 2006年02月07日
関連カテゴリー「ハービー」

ミニカー「ハービー」フォルクスワーゲン・ミュージアム限定 by VITESSE 1/432006年06月30日 18:50

1/43 HERBIE [by VITESSE  LIMITED 10000]
『カーズ』のミニカーのエントリーで、ビテスのハービー話題をコメントしたので今宵はその話題。
ハービーコレクターさんのHPは数々ありますが、あちこちでビテスのハービーが褒められていたので気になっていました。でもタイミング的に気がつくのが遅かった自分は諦め半分だったのですが、なんのことはないヤフオクでコンスタントに出品している人がいたのでサイフと相談しながら手に入れることが出来ました。

品物はフォルクスワーゲン・ミュージアム限定品のリミテッドミニカー。リミテッドと言っても10000個と大台に乗った個数なのでそこまでありがたがる限定品でもないのですが、当地に行くことが大変。日本でこうして気楽に手に入る状況はありがたいもんだと思います。
モデルになった実車のハービーはサイトで展示写真を拝むことが出来ます。
この車両、レプリカではなく『続・ラブバッグ/Herbie Rides Again』で撮影に使われたオリジナル車両です。


噂の品を実際に手にしてみて思ったのは、「確かに良い!」と言う感嘆符。
開いたラグ・トップから覗く車内のイメージがすごくいいです。コンソールのフタを開けるとソーンダイクの顔が出てきそうです。

個人的にはリアビューがとても気に入ってます。
お値段はそれなりですが、通常品の価格のふり幅が結構あるので、ある意味、通常品と比べてもたいして差のない価格帯だったと思ってます。
悩んでいた時間を考えれば、結果的に良い買い物をした気分で居ます。
確かにいい。評判に違わぬ名ミニカーだと思います。