HMT/リトル・マーメイド プラッシュ・オーナメント セバスチャン(1989)USマクドナルド2013年04月29日 23:11

Disney Little Mermaid Sebastian / McDonalds HMT (1989)
映画 『リトル・マーメイド』アメリカ映画公開時期にマクドナルドで開催されたハッピー・ミール(日本でいうハッピー・セット)の玩具です。本来は全二種類で、サンタ帽子をかぶったフランダーとコンビになるものです。

あんだけセバスチャン買っていて、意外やダブリではなく初めての入手です。一年目が「オリバー」、二年目が「リトル・マーメイド」、三年目が「ビアンカの大冒険~ゴールデンイーグルを救え!!」と続くミニぬいぐるみのクリスマス・オーナメントです。

ここまでくると最後の一つのフランダーが欲しくなっちゃうなー。

ガチャ/ディズニー シネマジックフィルム vol.4 (By T-Arts)2013年02月07日 02:21

Disney CINEMAGIC FILMS vol.4 / T-Arts
6ヶ月連続登場のディズニー映画の歴史を一挙の振り返るミニフィギュアシリーズ第四弾。主に80年代編。
人気作は2枠ってのは理解できるのだけど、その分商品化されない同年代の作品が出てしまうのが残念と思ってしまうのも当然、リアルタイムで体感した時代に突入です。
大好きなリトル・マーメイド、セバスチャンですが、オーソドックスすぎるせいか、今回の商品にそれほど胸踊らず…。

プーさんのフィギュアは前からでも後ろからでも楽しめる二面性のある情景モデル。コンセプトは楽しい反面、後半に来て額縁であるフィルムが、単なる意匠として付加されるだけになってしまった印象。厚みあるフィギュアが増えて、もはやフレームが邪魔なデザインもちらほら……。

個人的にはちょうど大人になってからのリアルタイムを楽しみ始めたころに、まだまだ新作ムードが残っていた『ミッキーのクリスマスキャロル』の商品化に胸が躍ります。グーフィーのゴーストはこれ以外にない独自のプルートと混じったようなデザインと繰り返し説明されていた、あの頃を思い出します(苦笑)。

ソフビバンク/セバスチャン(リトルマーメイド)2011年05月02日 21:55

Soft vinyl bank /Sebastian from Disney's Little Mermaid
ネットオークションで発見した、今まで持っていなかったセバスチャンのソフビバンク。なんとなく実物大っぽい大きさ。底面は「 MADE IN CHINA CE (C)DISNEY 」の刻印のみでメーカー不明。この刻印の書体はディズニーストアで昔(90年代中ごろ)よく見かけたソフビバンク製品と似ているので、同ライン商品に見えます。ただ日本のストアでは見かけた記憶がありません。海外だけのものだったのか、自分が見落とした物だったのか……。

Soft vinyl bank /Sebastian from Disney's Little Mermaid
友人に見せても「同じようなものたくさん持っているじゃない」と言われるアイテムですが、ほらほら、他のソフビやらともまるで違うでしょ! と当人は喜んでいる入手物です。このラインナップのアリエルや存在するかも分からないフランダーを見てみたい今日この頃です。


[2011/05/31公開]

PVC/リトル・マーメイド アリエル別バージョン(2007)2009年11月30日 17:28

PVC figurine / The LITTLE MERMAID ARIEL & HER SISTERS / ARIEL
以前に紹介したアリエルの姉妹を商品化した2007年のPVCフィギュアセットは発売から短期間でアリエルが差し替えられ、バージョン違いが流通しました。それが画像で向かって右のスタイルです。

存在はすぐに気がついたものの、その1つを欲しがると、まるきり同じ姉妹が6人ダブってしまうという、始末の悪いことになってしまうので購入をためらっているうちに店頭から消えて、以降ジャンク品やばら売りの中にまぎれていないか探し続けていました。今回、やっと見つけることが出来たので、購入しました。

以前のタイプに比べて、映像作品に近いイメージでまとまっているのは認めますが、ちょっと唇の派手なカラーと太目の彩色で口がとても目立つ顔立ち。瞳の青さも際立っています。個人的には、リタイア前バージョンのほうが絵本の世界ようなアレンジが加わっていて好みだったのですが、映像作品に慣れ親しむファンには、こちらの方が、ストレートな人気を得そうな気がします。
PVC figurine / The LITTLE MERMAID ARIEL & HER SISTERS / ARIEL
台座になる岩は、ほぼ同型ですが、裏を返すと分割目が異なるので、金型は新たに起こされたようです。

このバージョン違いのリリース理由は、まったく予想もつきませんが、以前のスティッチに比べて問題のようなものが見当たりません。もし1キャラクターの入れ替えで倍の売り上げを狙ったものだとしたら……。そう仮説を立てると、ちょっと怖いです。そうでなくても財布を握られている気分なのに。
単なる商品の品質向上を狙った、バージョンアップだと信じたいです。

週刊マイ・ディズニーランド91号目2009年07月13日 18:34

週刊マイ・ディズニーランド91号表紙とジオラマアイテム
ぼやっとしてると一週間なんて「あっ」と言う間ですね。このままだと「あ」を数回言うだけで全巻完結してしまいそうです。
6/30日発売、第91号。

■ジオラマアイテム  
・LEDライト(46本)

■本誌記事
・アナハイム探訪「ビレッジハウス・レストラン」
・キャラクター図鑑「アースラ」
・ディズニー・ワークス「ミッキーマウス・シリーズ」

さあて、ついにやってきました。何も語ることもできないLEDライト46本。次号の基盤へ指すジャックがついてるとはいえ、他に何を指摘する部分もありません。今号の本誌「ジオラマアイテム」の紹介には長さの選り分けで本数をチェックすることと、ライトとコードの接合部を折ってしまわないように注意することが説明されています。

それだけ。
もう、何を期待するもありません。無事、不備を出さずに完結することを願うばかりです。

そんな訳で今回は本誌の記事のみを“いつも通り”つっこみながら眺めましょう。

そうは言いつつ、もう終焉に向かってテンションが落ちてるのは書き手だけでなく読み手も一緒らしく、自分のテンションが上がっていないのを自覚しています。

正直、いつも通りです。
アナハイム探訪は図版はいいのですが、ただ画像をほめながら繰り返すだけのキャプションにうんざり。発見やトリビアの類がない……正確にはズバリ「トリビア」と題したコラムがあるのですが、薄いので……。

キャラクター図鑑は『リトル・マーメイド』から「アースラ」。
まぁ、いつも通りです。そんなにハズしてないと思います。

引っかかったのは、ごく一箇所。
そこで、アースラはトリトンから槍を奪い、海の世界で一番の権力を握って復習を果たそうと企んでいるのです。
海の王者たる証の槍と王冠を奪うのが、アースラの目論見です。
“槍”ですか……。作中で散々“矛(ほこ)”って言ってるはずだけどなぁ。固有名詞に近い扱いだと思うけど。TVシリーズだけでなく映画でも言ってると思うよ。ま、好きじゃない人が仕事で書いてるんだから、これでいいんでしょうけど。こんな些細なこと気にするほうがオカシイんですよね。たぶん。
エリックが海上からアースラに撃ったのが“槍”ですよね。うん。

パート2に登場するアースラの妹モルガナを落とさず入れ込んでいたのは、いつもより丁寧な仕事に感じました。

ディズニーワークスは「ミッキーマウス・シリーズ」……って、くくりがいつもと違~う!! 以前、1回で1短編にタイトルである「ミッキーマウスのアルバイトは危機一髪」を扱ったのに、今回はシリーズ全体を、大雑把に解説。とりあえず代表に6本紹介というのも乱暴だけど、そのセレクトが不思議。

ここでは、数あるミッキー短編集の中から、特に人気の高い作品を6作品取り上げてみました。
はい? 日本語すら変です。“数ある作品”なら分かるけど“作品集”って、何? “作品を6作品”も頭悪い感じ。
しかも選んだ作品がこれ。

「蒸気船ウィリー(1928)」
「ミッキーの消防車(1930)」
「ミッキーの摩天楼協奏曲(1933)」
「ミッキーの名優オンパレード(1933)」
「ミッキーのガリバー旅行記(1934)」
「ミッキーの誕生日(1942)」
何、この偏り。代表作なら「巨人退治」とか、もっと入れるべきタイトルがあろう。グーフィー&ドナルドの共演は除外ってのもすごい。仮に人気の作品を選んだと言うなら、どこで人気なんだよ。個人的セレクトみたいだぞ、これ。白黒作品“集”しか持ってないのかな。無理して入れた感じのカラー1作品が、かえって違和感。(苦笑)

「Did you know?」
ミッキーマウスはディズニーを象徴する印象的なキャラクターですが、その描写には複雑な要素はほとんどありません。いつまでも伝統とともに受け継がれていってほしいという願いを込めて、引き継いだアニメーターが短時間で素早く描くことが出来るように、あえて簡単なデザインに収めたそうです。シンプルにまとめられたミッキーは、私たちにとっても親近感の持てる愛らしいキャラクターとなりました。
Did you know? って、しらねーよ! って、言うかデマ流すな。伝聞口調だから、こう言うべきか? “あんた、だまされてるよ!”
読者を無責任に騙してはいかんよ。これは商業誌。伝聞だって、責任は情報を再生産して流す側にある。

なんで誕生する前から次世代に引き継ぐ前提なんだよ。もう、どこからつっこんでいいのか、おじさん困っちゃうよ。

デザイン面を取り上げて、もっとできるはずだったけれど、シンプルにしたって、どこの“俺はまだ本気出してないだけ”理論! 1920年代のセンスで描き込みだけ増やしたら、ややグロい描線になってるはず……。
以前にオズワルドの紹介記事もあったはず。なぜ同じセンスだと思わないのか。そもそも時代的に似たようなデザインのキャラクターがオンパレードだったのだから……。耳の丸を褒めるならまだしも、このトンチキぶりはすごいぞ。複雑は美徳じゃない、「シンプル・イズ・ベスト」って言葉知らないのか。

トーキーにする以前にろくに買い手すらつかなかった漫画映画。当面の予定すらない誕生前のキャラクターを、なぜ次世代に引き継ぐつもりでアブ・アイワークスはデザインしたんだか。意味が通じるよう、誰か説明してほしい。

ま、このまま数冊、がんばれ。(ため息)

次号は基盤&スイッチ&ACアダプタ&電源コード。

週刊マイ・ディズニーランド82号目2009年05月07日 16:53

週刊マイ・ディズニーランド82号 表紙とジオラマアイテム
4月28日発売82号。 前号に引き続き、ディズニーランド鉄道が中身に通るトンネルが登場です。

■ジオラマアイテム  
・インディージョーンズ・アドベンチャー(トンネル、入り口の枠、出口の枠、ライド)

■本誌記事
・アナハイム探訪「ジェダイ・アカデミー」
・キャラクター図鑑「フィル」
・ディズニー・ワークス「リトルマーメイドⅢはじまりの物語」

本のレビューよりも、もはや完成間近のアイテムの進行状況をレビューすべきなのでしょうが、まだ我が家では立地の良い土地か見つからず台座が立てかけられて、ジオラマアイテムはダンボールの中に積みあがっています。

そんなわけで未だ号数別のパーツごとのレビューでお茶を濁す状態です。 本誌に関しては、そろそろレビューに意味がないんじゃないかと思う部分もあるのですが、“それを言っちゃあオシマイよ”な気もするので目をつぶって走り抜けます。

アナハイム探訪はイノベンションの前のスペースで行われている参加型アトラクション「ジェダイ・アカデミー」が紹介されています。自分は新し目のアトラクションに疎いので存在自体初めて知りました。
ジェダイ・マスターのトレーニングを受けて、ダーズ・ベイダーやダース・モールとライトセイバーで対決できるようで、すべての過程を終えると終了証が渡されるという内容です。
気になるのは画像に写り込んでいるアトラクションの看板に「JEDI TRANING ACADEMY」と書かれていることで……。なぜ、わざわざ“トレーニング”を省略してアトラクション名として紹介しているのか。「ジェダイ・トレーニング・アカデミー」じゃ駄目な理由が分からないなぁ。

キャラクター図鑑は『ヘラクレス』のサポート・キャラクター“フィル”。 『ヘラクレス』は神話との差が大きい作品なのでそれを語るだけでも文字数を稼げそう。以前の“ヘラクレス”とかぶっていない内容をピックアップしてもマイディズニーランドらしい誌面が作れると期待したのですが、相変わらずのストーリー反芻で2ページも費やし、「フィルの仲間と迫る強敵たち」と題した1ページではキャラクター羅列なのですが、これが映画内で主だったものだけ。数秒しか登場しない怪物やTVシリーズの怪物をカタログ的に紹介するだけでも、相当いいページにできそうなのに……。期待はずれでした。(せっかっく最近になって日本でもTVシリーズ版が放送されるようになったのに……。)

ディズニー・ワークスは『リトルマーメイドⅢはじまりの物語』。
既に自分は感想を書いていますが、時間がたってみると自分の感想は辛口だったかなと思うようにもなりました。何しろTVシリーズをそれなりに楽しんでいたことを思えば、同列とも思える外伝で、クオリティアップが図られているのに作品を楽しめなくなっているのは自分の問題に思えます。感性が狭くなっているのかも。(もっともTVのような別物としてではなく、正伝としての続編扱いがひっかかっているのだけど。)

ディズニーファン2008年3月号
昨年、講談社『ディズニーファン2008年3月号』では「ルイスと未来泥棒」のプロデューサードロシー・マッキムさんのインタビュー記事(「美女と柳生」コーナー)が掲載され、その中でラセッターがクリテイティブ・オフィサーに就任したことで,、この作品に言及されていたことがありました。
柳生 また、『シンデレラ2』『ピーター・パン2』をはじめ、過去の名作の続編が次々と作られましたが、それについては?
D(ドロシー・マッキム) 今後は、すべて監督しだいです。監督を続編を作る気があるかどうかが鍵になります。つまり、もはや『バンビ3』や『リトルマーメイド3』が生まれることはないといえます。なぜなら、それらの監督たちは、続きを作りたいと考えていないからです。
(前後略)
個人の発言であるし、企業として前言と合わない結果を非難するつもりはないのですが、そうであるならば、この証言の元に、作り手たちに“やる気”があったことを信じたいです。

少なくとも週刊マイディズニーランド83号の記事中に紹介されている作り手のこだわりポイント(音楽作りとダンスシーン)を再見してみたいと思わされました。

本じゃなくて作品の話になってしまった……。話を戻して、と。

“Did You Know”はアリエルの姉妹の見分け方。まるでチップとデールの違いを指摘するように、髪の色と尾ひれの色を書き続ける内容。文字数はいっぱいになるだろうけどさ……。写真を見て分かる内容をわざわざ書き起こされても。
しかも写真が小さい上に、写真上にナンバーも名前も表記されていないので、分かりづらい。照らし合わせて覚えさせたいにしても、どっちつかずな印象。初心者向けなのか逆なのか、どっちなんだろう。

ジオラマアイテムは「インディージョーンズ・アドベンチャー(トンネル、入り口の枠、出口の枠、ライド)」。
表紙で言うと左側手前に見えるトンネル部分です。正直言って、こんなボリュームで箱に収まるなんて想像できていなかったので意外です。

82号/トンネル
この角度は内側から。左がセンター方向(中央のディズニーランドのエントランスになる駅方向)、右がクイーンズ・スクエア駅方向。かなりの厚みを線路の下に用意しているのが分かります。エリアによって出入り口の雰囲気を変えているのも、実物の細やかな設計を改めて感じさせる模型です。
インディ・ジョーンズ・アドベンチャー
そして、トンネルは2つに割れて、内側のアトラクションの建物側に「インディ・ジョーンズ・アドベンチャ-」の内部イメージを作りこんでいます。

(東京ディズニー・シーにある日本版では、こんなシーンあったっけ状態ですが、どうでしたっけ?)アナハイムで見せ場となっている吊橋のシーンをモチーフにしています。マイ・ディズニーランド14号74号のアナハイム探訪で扱われていますが14号(表紙の左下と同じ画像)のメインビジュアルで実物を確認することができます。
こりゃまた失くしそうな小さなライドのトラックはスポットライト(マーラ神の目から照射される光)が当たるように塗装された部分へ設置するのが正しいようです。自分は接着する予定です。

トンネルをこんな風に毎回作りこんでくるとは嬉しい誤算です。もっとも、普通に飾ってる状態では見れない部分。100号全館購入特典のケースの開閉方法がどうなるか気になる部分です。
トンネル出口の接合部
また、このトンネルは2つに分割する都合上、出入り口のアーチが別パーツ担っています。ホゾを合わせて挟み込むように設置するのですがゆるゆるで、安定させっるにはどうしたものか。本誌説明文では、
両面テープ背接着すると良いでしょう。
となっていますが、両面テープだと2、3年後には再剥離&接着が出来ず、しかも黄ばみを残す可能性も大きい素材。売っちゃえばそれまでかもしれませんが長く楽しむためには、かなり難しい部分。練り消しでやんわり固定するか、最近100円ショップでも手に入るポスター固定の粘着素材(経年でも黄ばまず、粘着力を保持すると謳われている。)を使用するか……。

悩み消えないまま5月1日発売、翌83号へ。83号はトンネル連続3冊目の「ディズニーランド鉄道(トンネル1、出口の枠)」。


週刊マイ・ディズニーランド75号目2009年03月13日 22:11

週刊マイ・ディズニーランド75号 表紙とジオラマアイテム
正真正銘3/4に到達しました。もう峠は越えていて気分は下り坂。現状来ているパーツで敷地面積のほとんどが埋まり、大きく空いているのは外周の線路やトンネルなどがメイン。アトラクションがにぎやかな部分は何かしらパーツが到着していて、細かな仕上げを待つばかり。

台座中の配線がまだなので完全な設置はできないししても、せめて仮に並べてみたい衝動に駆られつつ、まだまだスペース難。

最近の新習慣はパーツの入ったブリスター裏面とパーツの底面にマジックで号数を書き込むことです。パーツが100号分に分かれいるだけでなく説明書部分も100冊に分冊になってることを思うと、組み立て作業を始めたら混乱することは必至。ブリスターからの出し入れも何度もしそうな予感がしています。

楽しみなような、恐ろしいような。

■ジオラマアイテム  
・グラウンドベース(トリトンズ・ガーデン)
・眠れる森の美女の城(橋)
■本誌記事
・アナハイム探訪「メインストリート駅」  
・キャラクター図鑑「ハデス&メガラ」
・ディズニー・ワークス「美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント」

アナハイム探訪は「メインストリート駅」。見開きいっぱいの駅の写真は開放感たっぷりで気持ちがいいです。毎度の問題である鮮明度が若干足りない印象があるメイン簿住あるですが、景色の開放感だけでおなかいっぱい。この本が出なかったら、自分がこの駅周辺にこんなに喜びを感じる嗜好の持ち主だとは思わなかったなぁ。

キャラクター図鑑は「ハデス&メガラ」。悪役とヒロインという珍しい組み合わせですが、作品のマイナー具合を思い返すだけでエンジョイ。ケン・ダンカンの描く女性が2号連続で登場という“カブり感”はあるものの、個人的には好きな流れ。何を語ってるというページではないですが、眺めているだけで楽しい気分に慣れます。

ディズニーワークスはOVA作品「美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント」。考えてみるとOVA作品群はパンフレットなどの副読本的印刷物(パンフレットやムックなど)がないので、マニア的には地味に楽しくなってきたページ。今まで、このレベルで作品を語る機会がなかっただけに、たとえ駄作群でもありがたく感じるようになりました。
悪評高いOVA作品群の中では比較的完成度の高かった本作が、アニー賞にノミネートされたり、ホームビデオ発売作品賞(範囲狭っ!)を受賞していたなんて意識したことすらありませんでした。

ところでトリビアコラムである“Did You Know?”はフランス語版での“コグスワース”のネーミングが“ビッグ・ベン”になっているという話。イギリスの大時計からとられたようです、というのはいいけど、そもそもの名前コグスワースが“歯車”を由来にしていると言及しないと、読者は置いてきぼりになりそう。(マニア的には当然の話で飛ばしてもいいと思いますが)
もちろんフランス語版ネーミングは知っていましたが、フランス語版でネタにするならまだまだ面白い話はいっぱい。たとえば“ベル”はディズニーアニメの主人公としては2人目のダブった名前。「わんわん物語」のレディのフランス語版は“ベル”なので、フランスには2人(1人と1匹)のディズニーのベルがいます。キャラクターグッズを買うときは注意が必要! とか。
ベルと町の人が歌う「朝の風景」の出だし“ボンジュール!”は本場の発音なので語尾が下がってしまい英語版とは違和感を感じるメロディー、とか。
主題歌のデュエットの仏語版も独特な泥臭さがあってで面白かったなぁ。

……脱線、脱線。単なる個人的感想(チラシ裏)。
本誌はおおむね満足です。ここのところずっと。

75号ジオラマアイテム
今号のジオラマアイテムは中央の城に向かって右側に沿う広場。「トリトンズガーデン」を表題にした地面(グラウンドベース)と城にかかる橋。
眠れる森の美女の城(橋)
橋は見てのとおり、石畳のモールドに表情をあわせ塗りわけされ、左右の“のぼり”まで再現したこだわり。ここにウォルトがたつ写真が印象的なので、フィギュアがほしいぞ。……と、言うか途中からすっかりフィギュアが来なくなってしまいましたが、あれで完結してしまったのでしょうか。
個人的には文句を言いつつもPVCフィギュアコレクターである以上、楽しみにしている要素なのに……。それにラインナップもかなり半端で止まってる印象で……。白雪姫や七人のこびとはスルーなのかなぁ。
トリトンズ・ガーデン

トリトンズ・ガーデンは生のアリエルと触れ合えるグリーティング・スポット。自分はカリフォルニア未訪問なのでWDWの位置関係でインプットされていたので、ここにあったんだと意識できた喜び。
池にある銅像のトリトン王とアリエルは米粒のようなサイズなので再現性はこれでも限界かと。むしろこのサイズなのにブロンズを思わせる二重塗装に感心します。
WDW / MAGIC KINGDOM / Triton's Garden / Ariel / 1999.9.20

この写真はWDWなので場所違いですが、銅像のイメージを比較するには充分。コペンハーゲンの人魚の銅像をイメージした映画劇中シーンをさらに銅像にするパラドックス。
ネットで検索するとカルフォルニアの方が台座になる意岩のエッジが細く切り立ってるようですね。
WDW / MAGIC KINGDOM / Triton's Garden / Triton

トリトン王はホコの先からラストシーンで虹を出すように水を流しているのがスタンダードな姿。ジオラマアイテムでジャングルクルーズの像のように水をモールドするとうるさいサイズなので、今回の処理が最善に思えます。
白雪姫の噴水と願いの井戸

表題には外れますが、トリトンズガーデンをさらに奥へ進むと白雪姫の井戸と泉が現れます。TDLでもおなじみになった風景ですが、城を中心とした場合左右逆なのが新鮮かつ違和感。ああ、自分もTDLに洗脳されているのだなぁ。

来週3月17日発売76号は、またも地面の「グラウンドベース(ダウンタウン・トゥーンタウン)」と「カリブの海賊(内部)」。おお、そうきたかと思うカリブのデザインにちょっとホクホク。