第五回のらくろ漫画賞授賞式を覗く2010年01月17日 23:43

第五回のらくろ漫画賞授賞式
田河水泡さんのゆかりの町にある“のらくろ漫画記念館”を覗いてきました。
2005年にそばまで行きましたが、施設に入るのは今回が初めて。

老若男女の参加できる漫画賞の「のらくろ漫画賞」の授賞式が開催。のらくろトリオ作家である永田竹丸さんと山根青鬼さんのお二人、そして江波じょうじさんから賞が授与され、作品を前に講評がありました。

学生さんの応募作品の初々しい漫画や、風刺たっぷりの応募作品と幅広い作品群に感心しながら、あっという間の時間でした。

常設の展示スペースはこじんまりしている印象ですが、その展示内容はなかなかスパイスが効いていて楽しめました。改めてアート的な美しさを感じさせる原画や、長谷川町子さんの描く田河水泡さんの生活環境を伝える直筆イラスト、仕事場の再現や貴重なグッズ展示。(仕事場の再現は、もう少しこまめに掃除してあげて。)

また現在は山根赤鬼さんの作品展示も企画されていて少ないながら原稿も展示されていました。世代的に「かばどんとなおみちゃん」が懐かしかった!

ロビーに飾られる大きな合作イラストが圧巻。これを眺めているだけで時のたつのを忘れてしまう楽しい漫景でした。
25年後の江東区・夢
のらくろが生まれた町 深川 (部分)
のらくろが生まれた町 深川 (部分)
25年後の江東区・夢(部分)

成人の日、ぼくも。2010年01月11日 19:47

今日は成人の日。
今年の新成人は、すべての人が平成生まれという世代。


時の流れるのは早い。TVでは有名人が語る20歳の頃、なんて企画が放送されていました。

自分の20の頃はアシスタント生活者。「成人式なんていっても、つまらないよ」と先生や他アシスタントがささやき、空気的に行ける感じではなくなり、成人式当日はアシスタントとして働いていたことを思い出します。

16くらいにアシスタント初体験。高校デザイン科卒業後の18以降はアシ生活という流れだったので20歳くらいだとデビュー4年目、子供雑誌のイレアスト・カット仕事をこなしながら、アシスタントをしていた日々。

なんか基本的なところでは、あんまり変わっていません。
それどころか、若干退化してるような印象も……。もっと、我が強くないといけないんだろうかなぁ。

ちなみにしらいしろうの藤子不二雄賞受賞は昭和63年(受賞作の掲載は昭和64年のコロコロ新年増刊号)。デビュー作は翌年平成元年『月刊ぴょんぴょん』掲載作品なので仕事的には今年成人式。

なんか、自分の進歩のなさを思うと晴れやかな気持ちになれない成人の日です。

TUTAYA キッズおたのしみブックのまんが2009年12月29日 02:57

TUTAYA キッズおたのしみブック/2009年冬休み
この冬のツタヤのキッズおたのしみブックです。子供向けソフトの紹介記事を中心に工作が楽しめる親子で楽しめる配布アイテム。

この本で、工作の遊び方まんが描いてます。(前夏のブック以来の2回目の掲載) 例によってノンクレジットですが、見かけたら、しらいしろうの仕事だと思い出してやってください。

なぜゴットマーズを口ずさんでいるのか、わかった2009年11月06日 03:19

組み立て図
結局、この図は使わないので、公開。

見ての通り、付録工作の組み立て図です。

ここ数日、なぜか『六神合体ゴット・マーズ』の主題歌を口ずさんでいました。なんで、このタイミングなのか、我ながら謎だったのですが、判明しました。組み立て図の矢印のカーブが、ゴットマーズの本編でくり広げられるロボットの集合アニメートを思わせるのです。地球のそれぞれの場所から飛びたち、一転に集合する。その軌跡のカーブ(透過光)と、工作の矢印のカーブを重ね合わせる自分。

なにそれ。
ばかみたい。(あっ! バカだったッ!!)

HELP、自分もPCも2009年11月03日 16:52

ファイルが壊れているか存在しません
復旧できないまま、次の仕事へ。 と、いうか、まんが現行の仕事を一番最後に回している現状が氏ね。

ロボット自画像解説(言い訳とも言う)2009年10月28日 16:14

しらいしろうロボット自画像
作年の漫画『ウォーリー』の自画像はロボットにアレンジしたものだったのですが、出た当初から「なんで鳥山明風なの?」なんて言われて、まったく意図が伝わってない有様。いいんです、どうせ自画像スペースこそ自己満足でかまわない唯一のエリアなんですから。

あの本で、ロボット自画像を描いたのはいくつか理由があったので、そろそろ1年たつしタネを明かしておいてもいいかなという言い訳的なエントリーです。

ひとつに、ロボットの漫画だから、作者は漫画描きロボット。単純な理由です。体はインク瓶、黒い腕は腕貫 、尻尾は羽箒です。

足回りがアヒルになっているのは、2つの理由です。

ウォーリーとの類似点が指摘されるSF映画『サイレント・ランニング』に登場するロボット・ヒューイ、デューイ、ルーイの存在。彼らのネーミングがドナルド・ダックの甥っ子とを由来としたネーミングであること。ここにディズニーからウォーリーへのループが形成されていることが面白かったのと、自分自身が過去にディズニー・コミックとして『ドナルド・ダック』を描いていたのが偶然にも個人の中でループになっていると気づき、面白い運命を感じたからです。

そして、残る理由は楽屋落ち。
その漫画版『ドナルド・ダック』を描いているときに、自分にレクチャーしてくれたコミックのスタッフたちが言っていた言葉です。「この仕事を続けていると、体型がドナルドダックになるよ。」

座りっぱなしで絵ばっかり描いているから、下半身デブになって、まるで描いているドナルドダックのようになってくる。そういうジョークです。あれから10数年、確かにデブって来てます。別にドナルドを描き続けなくても、体型だけは似てきますね……。

久しぶりに会う友人たちに必ず太ったと指摘されるので、その自嘲も含んだ意味で、あのジョークを再生させた。そんな理由で足がアヒルなのです。