プロファイリングを楽しむ~トムとジェリーのソープディッシュ2005年10月04日 07:16

シール図柄とソープディッシュが妙にシンメトリー
土曜日の買い物840円のトムとジェリー・ソープディッシュ。

古本なんかだと蔵書印やサインの宛名などで前の持ち主を創造して楽しむ部分がありますが古物玩具でも時々そんなことがあります。
これもそんな状態。
トムとジェリーが浸かっているバスタブにはうっすら石鹸の乾いたものが付いていたので実際に使っていたもののようです。
そしてサイドには『ポカホンタス』の転写シールが貼られていました。右側にはポカホンタス、反対側にはポカホンタスの友達のアライグマ”ミーコ”。
日本で流通を見たことのないソープディッシュ、『ポカホンタス』というセレクトから言ってアメリカ本国か米軍基地の中の家庭で使われていた物のように感じます。
このミスマッチな組み合わせは子供なればこそでしょう。
日本では古い作品を与える風景ならば想像つくのですが、ポカホンタスは浸透しているように感じません。
ポカホンタスの転写シールが子供の生活環境にある点で日本の一般家庭とは想像しにくいです。

持ち主は成長して不要になったのでしょう。さて、海を渡ったのは持ち主なのかソープディッシュなのか謎です。
そもそもはメイド・イン・チャイナの商品がどんな旅を経て我が家にたどりついたのか。想像するだけでも楽しいです。

でもロマンとマニア心は別腹。写真撮影が終わったらマジックスポンジで転写シールは落としてしまいました。
おもちゃクリーニングも趣味のひとつ……。

95年『トムとジェリーの大冒険』イベントのヒトコマ2005年10月04日 08:58

向丘遊園~トムとジェリーイベント
95年8月20日今はなき向ヶ丘遊園で開催された「映画公開記念みんなで遊ぼうトムとジェリーの大冒険」というイベント写真です。
真夏の暑い日に毛皮を着なければいけなかった中の人…もとい、トムとジェリーはさぞかし大変だったと思います。

踊りを披露した後、二人はサイン会。なぜかトムが一人で”TOM and JERRY”と二人分のサインを書いてくれました(笑)。
サイン会でも2人は子供たちとお母さんに大人気。

映画のできるまでを展示した特設会場(…と言う名前のプレハブ…そして蒸し風呂…)が設置されていました。
映画の出来はすでに知っていたので期待はなかったのですが意外に満足。カラーコピーではありましたが、アニメーターの手仕事を感じることができるイメージボードを見られたのが貴重でした。
中にはチキチキマシンのような車のデザインや、「ムテキング」のヒロインのようなロビンの没デザインが。

当時、ファンとして「トムとジェリーの大冒険」は不満だった作品だったのに過ぎ去ればよき思い出。好きな作品というか、憎めない作品になりました。

でもDVD未発売でも全然困らない…。
(見返したい欲求が湧かないから。)