オジサンになってもガチャガチャで回る同じ感情……2005年12月04日 03:07

出ねぇ、そう感じ始めるのは何回目からだろう
行く道にガチャガチャがあったんだよね。

いい大人になってもガチャガチャを卒業できない大人が増えて久しいけれど、自分は真性のガチャ病患者。

マニアックな商品だとお店がセットを組んで売るような文化がこの10年くらいで普及したけれど、カワイイ系は普及率が低い。いいオッサン風貌になっても範疇に「カワイイ系グッズ」があって損してるなぁと思うことがある。

『ディズニーマスコット でぃこっと3』は携帯やファスナーにつけるような小さなフィギュア・アクセサリー商品。ラインナップにまぎれるマニアックなキャラクターに誘われてしまうことが多い。
今回全8種のうちフィガロ、レディ(子犬姿)、スティッチ、ペドロと欲しいキャラクターが半分以上を占めている状態ならば迷わずやってみようと思った。 4回ほどやったところで商品が出なくなって店員さんを呼んだ。恥ずかしくてもお金を無駄には出来ない。
その時点で欲しかったキャラクターの出た個数ゼロ。

同日、他の店舗で見かけたので雪辱戦。
自分ジンクスとして頭に血が上っているときはダブる気がする。
欲しかった「ペドロ(小さな飛行機)」が出て喜んだのもつかの間、今度はペドロが連続で出る。
両手いっぱいにカプセルを持ち身動きが取れない状態になった。
「今日はこの辺にしといてやらぁ」と言う負け惜しみを胸に辞めた。

1回100円を10回もすれば、「一個100円でよく出来てる」なんてのん気な台詞は吐けない。安価に魅せて数を買わせるガチャガチャは危険だと思いながらあながえないその魔性の魅力。

「出ねぇ」とつぶやきながらコインを投入する気持ち。ギャンブラーだったら身を滅ぼすと見た。いや、既にコレクションで身を滅ぼしているような。

僕のようなダブリを出す人間が経済効果を上げているのだと信じておこう。自己催眠、自己催眠。

ガチャの金銭感覚、300円はダブリが痛い。2005年12月04日 03:42

HOBBY GACHA 1/43 名車列伝 スバル360コレクション /yujin
行く道にガチャガチャがあったんだよね。

たまに出かけると欲しかったものがたまっていて財布の紐を締めるのが大変。それに輪をかけてあるのが衝動買い……(と、言うか衝動まわし)。
行く手をさえぎる『HOBBY GACHA 1/43 名車列伝 スバル360コレクション』。黄色の車体にストライプが入った「1969 K111”Young SS”」がチラリと欲しいと思った。
「出たらいいな」くらいの感覚で挑戦。一回300円のガチャガチャは高いという印象だけど、それだけ取るからにはクオリティもさぞかし高いのだろう、と思いながらガチャリ。
出たのは赤いボディ。メッキ塗装された部品がランナーに付いた状態が見える。ミニカーと言うよりも半完成品のプラモデルのように見える。
こだわった商品のように見えて、他のも見てみたい、そして出来れば望みのものが出ないかと思いながら再度ハンドルを回す。

全6種類の商品で、2連続で同じものが出る確率は1/6だ。
ゴロリ。同じものが出る。
軽く頭に血が上る。
違うものを2個手にしていればまだ「600円も使っちゃった。」と、やめたかもしれないのに、意地になって3回目に挑戦してしまった。
更に同じものが連続して出る可能性は数字上1/36だ。

ゴロリ。同じものが出る。
頭に血の気が上っているが、尻の穴はキリキリするような感じ。さすがに4回目をやる勇気はない。だって戯れに回しただけなんですから。
あんなすっぱいぶどうなんて……

カッコ悪いギャンブラー。2005年12月04日 03:57

限定ガチャガチャ『モダン・ペッツ・フレンド・ディズニー』のダブリ風景
行く道にガチャガチャがあったんだよね。

店舗限定でリリースされているガチャガチャ『modern pets friend disney』。60年代資材不足で綿の代わりにおがくずを入れていた「モダン・ペッツ」と言うぬいぐるみシリーズが最近リバイバルされ、そのシリーズ風にデザインされたディズニーキャラクターのミニフィギュア。

本物そっくりの「リアル志向」が大人のファンを増やしたここ10年のガチャガチャ・シーンだったが、キャラクターグッズがあふれた今、流行は「変形・アレンジ」されたキャラクター・グッズだ。元のデザインからセンスよくアレンジできるほど人気があるように見える。
ちょっと前に紹介した「おきあがりこぼし」も同じ流れにある商品群だと思う。

オリジナルが一番とは思うのだけど、オリジナルばかりだと飽きが来るのも事実。別ものとして楽しめば面白い商品が巷にあふれている。

そんなわけで「モダンペッツ・フレンド・ディズニー」も気になっていた商品のひとつ。
一回300円の「高い」と感じる価格帯だったのでおそるおそるガチャガチャハンドルを回した。

全6種類あるラインナップのうち、特に狙ったのはスティッチとパブロ。ミッキー。ミニー、スティッチ、ミス・バニーの4種まではダブることなくストレートに出てきた。
あまりに調子良かったので5個目でダブリが出た所で初日は辞めて帰った。大人買いが嫌いな自分らしく。
今までのパターンからこういう時はあまりダブらず集められるパターンだと思い込んでいた。

だいぶ時間が経ち、限定店舗に再び行った時、この商品が在庫切れになっているのを見たのがイケナかった。
他の限定店舗で見つけた時、この機を逃してはいけないと焦った。残りの2種を出そうとレジに両替に走った。
願掛けも含め千円札一枚、ガチャ回数三回分。

……全部ダブリ。更に両替に行ったとき店員さんの目が怖くて見ることが出来なかった。
追加の3回に小銭入れにあったお金を足して四回。
……全部ダブリ。
1回300円のガチャガチャはダブリの痛さが値段比率以上に痛い。ガンガンに痛い。2100円の無駄。これならば直前にガマンしていたDVDを買ったほうが良かったのではないかと後悔しながらトボトボとその場を後にする。きっとその姿はギャンブルでお金をスッたオヤジと変わらない。
そう、その日は2100円だけではない。「でぃこっと」で1000円「スバル360」で900円使ったので、総計だと4000円以上をガチャガチャに投入したのでした。

時間節約にいっぺんにしておこう、そんな風にしては絶対いけません。精神衛生上かなりダメです。
お金を出した分、欲しいものが手に入ったならばまだいいのですけど。

このダメ大人、子供より真剣(マジ)にガチャガチャしてるような気がする……。もはや「経済効果は自分が上げている」なんて自己催眠は効かない。

高島屋チャリティ・オーナメント「ファーザー・クリスマス2002」2005年12月04日 19:08

高島屋チャリティ・オーナメント「ファーザー・クリスマス2002」
2002年のサンタクロースは星をかかげるサンタクロース。
デザインの元になっている書き下ろしイラストにちょっとしたストーリーがあったような気がする。(詳しく思い出せないので、思い出せた時に改めて…。)
2001年と同じく収益金の一部はセーブ・ザ・チルドレン。色付けと紐つけは国内で行われたそう。
made in japan。