ヒゲ人間はマスクが苦手2005年12月11日 07:34

ネコジャラシをグニグニ
またまた風邪をひいていた。
自分でも思うけど、ひきすぎ。

前回の風邪はセキだけ残したので治ったのかどうだかすっきりしないまま仕事復帰したのですが先週頭にまた熱を出して”いかにも風邪”っぽくなった。前の”ぶりかえし風邪”が更にぶり返したのかと思って、すごく心配して今回は病院へ。
レントゲン撮って「ハイ、チーズ。」、心配していたような別の病気ではなさそうと言うことで結論付けられた。引きずっているようで毎週新しい風を仕入れていたようだ。

そんで貰った風邪薬がまた、いい感じに効かない。
胸がまるで小児喘息のように「ヒューゴ~」と音を立てるといったら、それに効く薬を出してくれたのだけど、副作用が”手が震えます”と言うもの。
絵描きで手が震えちゃ仕事にならない。普通の生活では気づかない程度のものだけど、いざ絵を描くと面白いくらい線が”びよびよびよ”って感じになる。結局仕事が差し迫ってるので途中で飲むのやめちまった。

年末進行で寝てるわけにも行かないので、どーしてもと言うときはマスク着用で外出して仕事していたのですが、いや、ちょっとした発見。
”ヒゲ人間はマスクが苦手”だということです。

最近のマスクは顔のカーブに合わせてフィットするものがいっぱい出ていますが、あれはなかなかいい感じです。鼻の周りのスキマが開かないようにできるので心地よい。
でも、これが数歩歩くと顔の下にズリ下がる。何もしていなくても、いつの間にか顔の下にズレて鼻、クチがノーガードになってしまう。
フト考えてみるとヒゲがネコジャラシのごとく下に向かって生えているから下がる方向にだけスムーズに進んでしまうことに気がついた。なーるほど。

風邪が治ってからもなるべくマスクをして出かけていた週末、やはりヒゲ面の知り合いが同じようなマスクをしていて、やっぱり少し話すたびにズリ上げてながら話しているところを目撃した。あぁ、自分だけではないと安心して学説が立証されたような気分になった。